
付ける前と後で、ビフォーアフターをすれば良かったのですが、
気付いたときにはすでに片側を付けた後でした。
外すときに割れては元も子もないので、同じメーカー製の同じ色のサイズ違いのフレームと並べてみました。

金属のリムに、セル(アセテート)で出来た薄いカバー状のものを巻き付けたフレームを「セル巻き」と言います。
カルーセル麻紀さんと似ていますが、もちろん違います。
この場合、市販のフレームに取り付けていますので、「巻きセル」と呼んだ方が正しいかもしれません。
このパーツは、基本的には市販されていません。(たぶん)
このパーツは丸メガネ研究会で、特別に用意しました。
今回は、アンティーク系のフレームに同系色のセルを巻いたので
さほど大きく印象は変わりませんが、
ゴールドやシルバーに巻くとまた違った印象になります。
昔はこのような仕様のフレームも多かったのですが、
最近では、以前ご紹介いたしました
「転写カラー」
のほうが圧倒的に多いです。
理由は・・・・
たぶん、耐久性の問題で取って代わられたのかと。
セル巻きのセルは、ブリッジの部分が薄くなっていてこの個所で割れます。
割れてもさほど問題は無いですが、やはり経年劣化で割れたり欠けたりして、
いつの間にか外れて無くなっていたりします。
もっとも、そんなに高い部品でもないので
割れたら付け換えれば良いのですけども。
転写カラーも劣化すると剥がれますし、剥がれたときのカラー修理はけっこう高いです。

丸メガネですと、こうやってまるっとした形状で持っていれば簡単に巻けますが、
ボストンやウェリントン、オーバルといった形になると、
綺麗にフレームに添わせるのが難しくなります。
汎用部品として市販されないのは、このあたりの問題でしょうか。
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