http://optpal.blog.fc2.com/blog-entry-877.html
今度は少し違う形のレンチキュラーを取り扱いましたので、またご紹介いたします。

前回は、レンズ内部にはっきりとした段差を持って有効径が存在したタイプでしたが、
今回は「シームレス」と言って、段差をなだらかに埋めたものになります。

こちらのほうが段差が目立ちません。
「じゃあ、ぜんぶシームレスにしたら良いじゃない?」
ということになるのですが、実はシームレスは少し厚く重くなります。
前回のレンズは屈折率1.67で有効径は34mm、
今回は屈折率は同じで有効径が40mmです。
有効径が大きい分厚くなり、段差を埋めるために重くなります。
高屈折素材のレンチキュラーは、日本中を探してもこの2種類だけしかなく、
他の選択肢はありません。。
(元々、TEIJIN LENSが作っていたものを某メーカーが継承し、各メーカーにOEM供給しています。)

今回は、小型のフレームで、光学中心間距離とフレームの面心間距離が近くなりましたので、
段差はほとんどわからなくなりました。
外径指定、できれば薄型加工対応で、屈折率が1.74の非球面レンズを
フルビジョンで製作してくれるメーカーが現れないでしょうか?
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報