誰でも、今日からでも開業できます。
「公益社団法人 日本眼鏡技術者協会」が、唯一、
「認定眼鏡士」というそれっぽい資格を制定していますが、
特にこの資格を有する必要は無いです。
むしろ、眼鏡販売に従事しているすべての人のうち、
認定眼鏡士の資格を有している人は少数派でないかと思います。
眼鏡販売に携わる者の国家資格の制定を目指して、
推進機構が活動しておりましたが、
このたび、国家資格として、「眼鏡技能士」の制定を目指し、
その内容は、「名称独占」になるということです。
機構本来のスタートは、資格を有さないと販売業務に従事できないと言う
「業務独占」を目指していたはずですが、結局「名称独占」に落ち着きました。
結局、今とほとんど変わりません。
資格を取得せずとも、販売は自由です。
「眼鏡技能士」の資格を有さない者が、「眼鏡技能士」を名乗りさえしなければ良いだけです。
もっとも、「業務独占」という形になってしまうと、
それこそ、国家資格に値するだけの技能を持った者とそうでない者を線引きして、
資格を与える形にせざるを得ないでしょうから、
少子高齢化の進む過疎地などから、眼鏡店が無くなるとか、
そんな心配もしないといけないので、「業務独占」が好ましいとも思えないのけれどね・・・。
結局、今と何ら変わらないわけですが、国家資格というからには、
「認定眼鏡技術者」の時のように、既得権で自動的に資格が与えられるんじゃなく、
ちゃんと試験をし、基準以上の技能の持った者を選別して、
少しでも資格の格を上げて、所持することに誇りが持てるようにしてください。
それが何より、
消費者が安心して任せられるような資格に繋がります。
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