特に両眼視機能に問題は見当たらないのですが、
三桿計による深視力がさっぱりのかたがいらっしゃいました。
桿が一番奥、あるいは一番手前で測ったように押されるので、
わざとやっているのか、と勘繰りたくもなるほどですが、
本当に桿の動く感覚がわからないようです。
ところが、深視力計のボタンを持たずに
漫然と桿の動きをみている際に、
「いま手前に来て・・・」
「ここで揃って・・・」
「いま奥までいった」
「ここで揃った」
と独り言を口に出されていたのですが、
それがほぼ正解しています。
それで、もう一度ボタンを持っていただくと、
やはりさっぱりわからなくなります。
うーん、これは精神的なものでしょうねぇ。
コツを掴んで自信が持てれば大丈夫だと思うのですが・・・
深視力というものは、ほとんどの日本人はその存在すら知りません。
大型車や二種免許、航空免許の取得を目指すごく一部のかただけが、
ろくに説明も受けずに、いきなり訳のわからない検査をされてしまうのが現状です。
戸惑っているうちに検査が終わり、「不合格」のレッテルを貼られてしまい、
その結果、苦手意識が芽生えてしまうことが多いように思います。
深視力が苦手と言うかたには、
装用中のメガネに不具合があったり、両眼視機能に問題があったりすることも多いですが、
このメンタルの不安という要素も大きいように思います。
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