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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

光学的斜位

深視力用のメガネを作って欲しい、と連絡があり、
ほどなくして70歳ほどの男性が来店されました。

これまで、特に苦労することなく深視力検査は通ってこられたのですが
今回の免許更新に限って全然ダメだったそうです。

装用眼鏡は
Rv=(1.0*Sph-2.75D Cyl-0.50D Ax40)
Lv=(1.2*Sph-0.50D Cyl-1.00D Ax90) プリズム無し
でした。

両眼開放屈折検査による完全矯正値は
Rv=(1.0*Sph-2.75D Cyl-0.75D Ax20)
Lv=(1.5*Sph-0.50D Cyl-1.25D Ax80)
眼位のズレは、4.5△の外斜位があり、上下のズレはありませんでした。

装用眼鏡では、ワース4灯にて複視を呈していました。
ただし、外斜位による複視では無く、上下斜位による縦の複視です。
理由は不適切なレンズレイアウト(芯取り)による「光学的上下斜位」です。

このかた、眼の高さが左右で2mm強違っていて、
装用眼鏡では、右目に大きな基底下方のプリズムが入る状態になっていました。
アイポイントを確認せずに、「データムラインの2mm上」に、盲目的に芯取りした結果だと思います。


不同視の場合、とかく網膜上の像の大きさが異なる「不等像視」に気が行きやすいですが、
実際に不等像が発生することはさほど多くはありません。
視線が上下に動いたときの左右のプリズム差、
そしてこのような「光学的斜位」のほうがよほど問題になります。



このお客様の場合、光学的斜位を除去して、
適切な度数、及びレンズレイアウトを施すことにより
問題なく深視力を出すことができました。

金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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