「スキアスコープ(Skiascope)」と呼んだり、日本では「検影器」「検影鏡」と訳されています。

ストリーク(線条)式とスポット(点状)式があって、これはストリーク式レチノスコープです。
隣にあるのは「板付きレンズ」と呼ばれるもので、
レチノスコープの代表的な使い方である静的検影法の固定式検影法では重要なパートナーです。
固定式検影法では、検者は被検者まで50cmの位置から瞳孔に光束を送り、
網膜で反射してくる光が同行するか中和するか逆行するかを観察します。
中和が得られたときの眼前のレンズの度数から、他覚的屈折度数が求められます。
30年くらい前までは、どこの眼科やメガネ店にもあったのですが、
オートレフラクトメーターの発達により、急速に姿を消していきました。
でも、オートレフラクトメーターでエラーが出る場合、
オートレフラクトメーターの数字にバラツキが有る場合など、
中間透光体の混濁や傷の瘢痕などが疑われますが、
その確認などにも重宝しますし、
網膜反射の有無もわかりますので、当店では未だに置いています。
もちろん、異常を発見した際には、眼科への受診をおすすめしています。
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