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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

間歇性外斜視の手術を受けたかた

間歇性外斜視の手術を受けたお客様が、
術後の経過を見せに来てくれました。

眼精疲労の自覚があり、プリズム眼鏡の相談に行った眼科では、
手術の適応になるかもしれないと、大学病院への紹介状を書いて貰ったのですが、
予約がはるか先で、いつ手術を受けられるかもわからないので、
それまではプリズム眼鏡で何とかならないか?

と当店に相談に来られたというのがいきさつです。

その時は、偏光視標では12~3△くらいの斜位量で、
オルタネイトプリズムカバーテストでは、もうちょっと多く16△くらいありました。

斜位を測定するには2種類の方法があります。
・融像を完全に除去した状態で測定する方法(融像除去眼位)
・融像の一部を残したままで測定する方法(一部融像除去眼位)

フォン・グレーフェ、オルタネイトカバーテストは前者、
偏光を用いた検査方法では後者となり、
検査方法により、測定される量が違うことは良くあります。

また、開散過剰型、輻輳不全型、基礎眼位ズレという外斜位のタイプの違いでも
検査方法と検査結果に差異がでるようです。




ちょうど手術から一月が過ぎ、
病院からは、もう眼鏡を調製しても良い、というお許しが出ました。
(処方箋を発行しなかったのは賢明でした)

オルタネイトカバーテストでは少し外斜位が見られますが、
偏光視標では、完全な正位です。
フォン・グレーフェで測定してみようとしましたが、
6△の上下プリズムでは分離出来ませんでした。
それだけ融像が良好な眼です。

術後、数時間は複視を感じましたがすぐに消えたそうです。
良好な両眼視機能を獲得しておいたほうが術後のリハビリに有効ですので、
事前にしっかり融像のトレーニングをしていただいたのも功を奏したかもしれません。

将来的に少しだけ外斜位の量が戻るかもしれませんが、
手術としては完全な成功ですね。
私も安堵いたしました。

金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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