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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

検索キーワード・34 調節の介入など

私の割と得意とする分野の検索キーワードが大漁です。

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視力検査 二重に見える

モノが二重に見えるという症状を「複視」といいます。
詳しくは拙ウェブサイト
http://www.optpal.jp/eyeball/diplopia.htm
拙ブログの検索「複視」
http://optpal.blog.fc2.com/?q=%E8%A4%87%E8%A6%96
をご参照ください。

普段は複視を自覚することがなく、視力検査でのみ自覚されるというのは、
コントラストが関係してくるのではないかと思います。
視力表のような白地に黒のコントラストがハッキリとしたものは、
複視を起こしていることがわかりやすいものです。


メガネ 検査 調節力介入

自覚的屈折検査に於いて、調節力の介入はもっとも注意すべきことです。
調節力の介入を防ぐことがすべて、と言っても過言ではないと思います。

そのために、当店では、5メートルの空間を確保して視力検査装置を設置し、
フォロプターは使わず試験枠を用い、
眼位の検査をした後、両眼開放屈折検査を行います。

これは当店の検査スペースです。

150519_1.jpg

実は、1mで検査出来るとメーカーが謳う「近接BOX式視力表」もあります。
以前使っていたコントローラー一体型検査テーブルが火を噴いて壊れ、
急遽、新しいシステムテーブルを導入したのですが、
稼働できる視力表がコレしかない、と言うのです。
しばらく使ってみましたが、やはり調節や輻輳の介入が無視できず、
使い辛いということもあって、別メーカーの5m式視力表を導入して、
この近接BOX式検査表は、無用の長物と化しました。
今でも所持しているのは、コレに繋いでおかないと
システムのコントローラーが正常に動かないからです。(-_-;)


フォロプター(電動レフタクターヘッド)も持っています。
誤解があると困りますので、ご説明いたしますが、
私はフォロプターの使用を否定するものではありません。
眼鏡矯正に直接影響しない場合の単眼遮蔽屈折検査、
あるいは、調節の介入が起こっても関係のない単眼矯正視力のみを測定するには
システマチックで使いやすいですし、
米国式21項目検査における眼機能の評価は、フォロプター抜きでは行えません。
ただ、フォロプターを除きこむ行為が、器械近視を誘発(調節力が介入)しやすいのは確実ですので、
直接に眼鏡装用度数を決める検査には試験枠を使う、ということです。


眼位の検査は、両眼開放屈折検査の前に行います。
眼位のズレがあると、眼は輻輳・開散をして視線を揃えようとする運動が起こります。
それが調節力の介入に繋がりますので、必要ならばプリズムの矯正をすることになります。


両眼開放屈折検査は、その名の通り片目を遮蔽することなく、
両眼を開いたまま左右別に検査をするものです。
方法は、ハンフリス、偏光板を使う方法、岡本式オクルージョン法があります。
なぜ、一般的な片眼遮蔽ではなく、手法が複雑になる両眼開放屈折検査に拘るのかと言うと、
調節力の介入を強力に回避することができるからです。
『眼科臨床医報』に掲載の東大眼科の原田先生と内田先生の両眼開放屈折検査法に関する論文には、
「遠視の場合、その方法による調節緩解はアトロピンによる場合に匹敵する」と書かれています。
アトロピンというのは、調節力の旺盛な小児の屈折検査では必須の、
強力な調節麻痺作用を持った点眼薬です。
それに匹敵する調節緩解作用を持つ手法を使わない手はありません。


このように、すべてが、調節力の介入を防ぐことを目的に組み立てられております。


雲霧法 後焦線を網膜上

乱視眼には焦点がなく、二つの焦線があります。
雲霧法に於いては、後焦線を網膜上に置いたときに、もっとも放射線の濃淡の差が出ます。
前焦線を網膜に置いてしまっては、調節力が介入してきますので、
絶対にやってはいけません。
もっとも、それでは「雲霧」にならないのですけれどね。^_^;


不等象視 網膜

何を調べたいのかわかりませんが、
不等像視というのは、網膜上の像の大きさが左右で違う状態を言います。

http://www.optpal.jp/eyeball/anisometropia.htm

理論上、不等像を矯正するサイズレンズなどもありますが、
厚みの問題など余り実用的ではありません。

金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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