度付きのスポーツサングラスの注意点
過去にも書いておりますが、
私は自分の目で見て耳で聞いたものしか信用できない性質です。
すると、あるメーカーが、ハイカーブのスポーツサングラス用のレンズを
モニターとして提供してくれました。
いくら無償で提供していただいたとしても、私はそれを色眼鏡で見ることはしません。
たとえサングラスレンズだとしても。

レンズは、Kodakのユニーク・ハイカーブという累進レンズです。
注文度数は
R=Sph-4.00 Cyl-0.50 Ax90 ADD2.50
L=Sph-4.25 Cyl-0.75 Ax70 ADD2.50
だったのですが、ソリ角26度で補正されて
R=Sph-3.50 Cyl-0.25 Ax90 ADD2.25
L=Sph-3.75 Cyl-0.50 Ax75 ADD2.25
となりました。
カーブの強いレンズは厚みが増します。
さらにこういうハイカーブレンズではレンズの必要径も増しますので
さらに厚みは増します。
私の場合、常用の累進レンズだと4mm程度ですが、このサングラスは約6mmあります。

アダプター方式の度付きですので、この程度で納まりましたが、
直入れするとおそらく8mmを超えます。(>_<)
掛けた瞬間は、少しクラッとしますが、しばらく掛けていると治まります。
たぶん、プリズム補正がされていないことから起る視線のズレだと思うのですが、
累進レンズの場合、通常ではプリズム補正されないそうです。
(計算して補正をすることは可能だと思われます)
また耳側に比して鼻側の像に歪みを感じます。
コンビニ等に入って、棚の商品を取ろうとするときに距離感や空間の違和感を感じます。
時間が経てば徐々に違和感は軽減はしていくのですが、
外して裸眼で見たり、普段のメガネに掛け替えると
またしばらく違和感が出ます。
以前使っていたプリズム補正入りの単焦点の球面レンズでは感じ無かったことです。
(同じKodakの偏光単焦点球面レンズでした)
そして、ハイカーブではない同じKodakのユニークという銘柄の累進レンズで感じなかったことです。
ちなみに、通常カーブのユニークは、私自身は高評価しています。
私が特別に神経質だということもあるのですが、
ハイカーブレンズ、特にハイカーブ累進レンズを使用する際には、
クレームに繋がりますので違和感に気を付けないといけません。
(メーカーの営業マンも累進よりは単焦点を薦めています)
ソリを付けた試験枠で装用テストは可能ですが、
試験枠だとサイズが小さいので違和感を完全に把握するのは難しいかもしれません。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報