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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

検影法 レチノスコープ 使い方 やり方

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レチノスコープの使い方を調べていらっしゃるかたがおられるようです。
今はオートレフが全盛の時代ですが、
オートレフでエラーが出ることもありますし、
場合によっては、当てにならない変な数値が出てくることもありますので、
まだレチノスコープにも出番があるのでしょう。

レチノスコープには、スポット(円形光束)とストリーク(線条光束)式があって、
当店にあるのはストリーク式ですが、両者は使い方は同じで、
被検者の眼前から光束を眼底に送り、その反射光の方向を観察するものです。

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原理は、被検者眼の遠点に光源を置くと眼底で反射した光が再び遠点に集まることを利用しています。
光源(検者)の位置が、被検者の遠点よりも被検者に近い場合は、送り込む光と反射光の方向が一致します。(同行
つまり、光束を右から左に動かすと、反射光も同じ方向に動くということです。
そして、光源の位置が被検者の遠点よりも遠いときは反射光は逆向きになり、これを逆行と言います。
動かないものは中和という状態です。

現実としては、被検者の遠点が眼前に無い(遠視)場合もあり、
また検者が位置を移動する(移動式検影方法)のは不便ですので、
通常は検者と被検者眼の距離を50cmとして、被検者の眼前に置いたレンズの度を変えて、
遠点が50cmとなる度数を求める方法が使われます。(固定式検影法)

具体的には、50cmの距離で光束が中和するなら、被検者眼の屈折度数は-2.0Dです。
同行、逆行する場合は、眼前に置くレンズの度数を、それぞれ凸より凹よりに増減しますが、
中和した時のレンズの度から2.0Dを減じた値が遠用矯正度数になります。

ストリーク式の利点のひとつは、乱視眼の主経線の方向がわかりやすいことです。
光束の移動と反射光の移動が平行になる方向が主経の方向ですので、
ふたつの主経ごとに測定を行えば、乱視の度数が調べられます。

レチノスコープは、暗室というあまり日常ではない空間での検査であり、
しかもかなり強い光束を使いますので被検者の眼に負担を掛けます。
ですので、いたずらに時間を掛けて、Sph-2.75D Cyl-1.25D Ax100°
などといった細かい測定値を得ることよりも、
「約3Dの近視、90°方向に乱視あり」という程度の、
自覚的屈折検査のスタート値を求めるくらいの検査で十分じゃないかと(私は)思います。

金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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