他店の経営者のかたから、
「累進レンズの度数が処方度数と違っている」という眼科からのクレームを受けたという話を聞きました。
これは、もう20年ほども前から危惧されていたことです。
レンズの度数を測るレンズメーターという装置は、面屈折力を測定しています。
しかし、現代の累進レンズは、処方度数を透過度数で得られるように各種の補正を受けているため
面屈折力と乖離があることも多いです。
レンズの袋には、「処方度数」と「確認度数」の両方が記載されていたりしますが、
特に乱視度数や乱視角は両者で違っていることが多いです。
レンズメーターの度数を0.25Dステップにしていたりしますと、
例えば、0.11Dが0.00Dと切り捨てられたり、
0.13Dが0.25Dへと切り上げられることもあります。

これはHOYAさんが配布している資料の一部なのですが、
これは眼鏡店に向けて配布されるべきものではなく、
全国の眼科さんに向けて広く広報するものではないでしょうか。
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