現在、「中型自動車8トン限定免許」に変わっていて、
・車両総重量が8,000kg未満のもの
・最大積載量が5,000kg未満のもの
・乗車定員が10人以下のもの
の運転が可能です。これは(旧々)普通免許で運転できる自動車の範囲と同じです。
限定解除を受けるには中型免許(限定なし)の受験資格を満たす必要があるほか、視力要件の上昇、深視力検査ありとなります。
あるいは、さらに上位の大型免許、あるいは二種免許を取得する場合も、視力要件の上昇、深視力検査ありとなります。
で、これはお客様が自動車学校のかたから聞いて、そのお客様を通じて私も初めて知ったのですが、
「中型自動車8トン限定免許」を持っているかたが、中型限定解除や大型免許を受験して、
万が一、視力要件(深視力含む)を満たせなかった場合、
「中型自動車8トン限定免許」の現状維持ではなく、普通免許に格下げになってしまうそうです。 (*追記あり)
運転可能な車種は
・車両総重量が3,500kg未満のもの
・最大積載量が2,000kg未満のもの
・乗車定員が10人以下のもの
となります。
このお客様は、仕事で4トン車に乗っているので、
それが取り上げられたら仕事ができなくなるため、
大型免許を取得することを躊躇されているそうな。
万が一の時は、受験そのものを無かったことに出来ないものなのですかね?
まあ、深視力は不安定ながら、ボーダーラインまでは来ているので大丈夫だとは思うのですけれども。
で、このお客様ですが、
テレビを見ていると、時々人の顔が二重に見えることを自覚されていまして、
しかし、それが普通なんだと思い込まれておりました。
ワース4灯は完全に複視、コの字検査や時計テストの固視点まで二つ見えるくらいの複視を呈していました。
少なくない程度の外斜位と上下斜位がその原因で、プリズム矯正で正しく両眼融像が可能になりました。
43年ほど生きられてきて、斜位というものを初めて知ったそうです。
所持しているメガネを4本すべて持ってこられまして、
そのうち2本は割と最近作られていて、有名スポーツメガネブランドの相当にお高いメガネと思われますが、
すべて、眼位の矯正はされていませんでした。
そんなことは普通に調べてはくれんの?
と聞かれましたが、他所様のことはまったく存じませんので、
ウチでは漏れなく確認しますが、他所様のことはわかりません
とお答えするしかないです。
時間あるから今から文句言ってくる
とのことですが、
私には、けしかけることも止めさせることもできません。
店には店のポリシーとか都合とかがあって、
・プリズム矯正は一切しない
・眼科の処方箋の場合のみプリズム処方を受ける
・積極的に眼位の検査をする
いろいろなスタンスはあると思いますので、私が口を出すことでないことはわきまえています。
【*追記】
「中型自動車8トン限定免許」を持っているかたが、中型限定解除や大型免許を受験して、
万が一、視力要件(深視力含む)を満たせなかった場合、
受験そのものを無かったことには出来ますが、
一旦合格した後、免許更新時に視力要件を満たせなかった場合に、普通免許に格下げになってしまうとのことです。
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