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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

乱視軸

「Google Search Console」という機能がありまして、
ウェブサイトに訪れたかたがどういう検索キーワードを使ったか、
あるいは、閲覧回数が上位のページだったり、
デバイスの種類(パソコン・タブレット・スマートフォン)を教えてくれます。


当店の場合、深視力絡みの検索ワードが相対的に多いのですが、
コンスタントに見られる検索ワードに「乱視軸5度」というものがあります。
10度や15度は見られず、決まって5度なのが興味深いところ。

その意図ですが、想像するしかないのですが、
「乱視軸が180度ではなくて5度の場合に何か不都合があるのか?」
ということではなく、
「乱視軸が5度ズレることで起こる光学的な影響」
を調べているのかなと勝手に考えております。


で、乱視軸って何ぞや?というもっと基礎的なことですが、
乱視眼には「乱視軸」あるいは「乱視角」というものがあって、主経線の角度を言います。
主経線とは角膜のカーブが最も強い方向と弱い方向のことで、
屈折力の最大の方向と最小の方向と言い換えることも出来ます。
汚い字で申し訳ございませんが、下図のようになります。
主経線は2本ありまして、弱い方を弱主経線、強い方を強主経線と言います。

220308_1.jpg



前置きはここまで。

例えば、
Sph-1.00D Cyl-1.00D Ax5 の眼を
Sph-1.00D Cyl-1.00D Ax180 のレンズで矯正した場合、
乱視が合成されて
Sph+0.09D Cyl-0.17D Ax47.5
という残余度数が発生します。
残余度数のぶんだけ、矯正効果が落ちているということになります。

上図のように
Sph-1.00D Cyl-1.00D Ax30 の眼を
Sph-1.00D Cyl-1.00D Ax180 のレンズで矯正した場合、
Sph+0.50D Cyl-1.00D Ax60 もの残余度数が発生します。
つまり、乱視軸が変わるだけで、乱視は全く矯正されていないことになります。
だったら、端から矯正する必要は無いわけでして、
等価球面値Sph-1.50Dで矯正するのと何ら変わりはありません。


乱視軸は、日によって(時間によっても)若干の変動が起こることがあります。
今日は3度でも、明日は5度、その翌日は1度と測定されるかもしれません。
だからといって、この乱視を180度で矯正しておけばいいやん!という理由には全くなりません。
可能な限り正確に乱視軸を調べて、可能な限りその通りに矯正すべきです。
可能な限りと条件を付けたのは、たまに傾斜した乱視軸の影響で空間の違和感を覚えるかたがあるからです。





金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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