声の感じからして、中高年の男性のかただと思うのですが、
「HPを見た。そちらでは深視力用のメガネが作れるのか?」
という内容の電話を受けることがあります。
「YES」か「NO」の二択の答えを求めるというよりも
「YES」という言質を求めているニュアンスのほうが近いでしょうか。
つまり、
「お宅でメガネを作ったら深視力検査に通るのか?」
というような感じです。
これはもうホームページに書いてある通りで、
多くの方が両眼視機能を考慮した眼鏡や練習により深視力検査に合格できるようになるのは事実ですが、
斜視や矯正視力の低下などにより両眼視機能を改善することができない場合があることもまた事実です。
必ずしもすべての方が深視力検査に合格できることをお約束するものではありません。
ということです。
安易に「YES」とお答えできるものではありません。
割合で言うと数パーセントのかたは、斜視(間歇性斜視も含む)、片眼の視力低下、その他の理由で
深視力検査のボーダーラインである「3回連続の誤差の合計が6センチ以下」にまで達せない現実があります。
数パーセントというのは、5よりは大きいかと思いますが、二桁まではいかない数値になりますでしょうか。
ついでに言うと、年齢が上がればその割合も増えていきます。
深視力の相談を受けるようになってもう20年以上は経っていますし
その相談の数も300、あるいは400件を遥かに超えていると思いますが、
残念ながら上記のように一定数のかたにはご希望に添えない結果となります。
そして重要なことは、
全体の確率で見ると数パーセントという少数派にはなりますが、
その数パーセントに含まれるかたにとっては、この確率論は意味を持ちません。
「NO」なわけです。
これは、職業選択に直結する、この運転免許の持つ意味を考えると非常に重いことです。
ですので、はっきりと「YES」とは申し上げられないわけで、
電話口で歯切れの悪いお返事しかすることができません。
当店のウエブサイトにはブログも含めて膨大な量の深視力に関するコンテンツがありますので、
そのすべてを読んで欲しいとまではいいませんが、
深視力のためのメガネ
こちらのページだけでも(下半分だけでも良いです)目を通していただいて、
それでご納得がいくならば、ご予約の電話をください。
よろしくお願いいたします。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)
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