修理工場に出したものが帰ってきました。
足の折れ方によって修理方法が変わり、
折れた足をそのまま使ってスポット溶接する場合と
足をそっくり交換する場合があります。
前者ですと、元の足を使いますので、色はそのまま、溶接部分が銀色になるだけですが、
後者ですと、新しい足を使いますので、足全体が銀色になります。
どちらになるかが微妙な折れ方でしたが、
この色なら自分で塗れると判断して部分塗装は依頼せずに、溶接(ロー付け)修理のみにしました。
塗装をすると費用も倍くらい掛かりますし、納期も数日加算されてしまいます。
で、帰って来たフレームは、クリングスを交換されており、片方の足だけ銀色に輝いていました。
で、当店で部分塗装を行います。

部分塗装用のタッチペンです。
眼鏡工具メーカーのタッチペンもありますし、自動車用のものもあります。
成分表を見る限り、ほぼ同じものに関わらず、眼鏡工具メーカー販売のものは倍以上の価格がします。
修理の度に、新しい色を追加するなどして、かなり増えてきました。
混ぜて色を作ることもできます。
水色とかピンクのような明るい色は難しいですが、暗めの色なら大体このくらいあれば作れます。
皮膚に直接接触する部分には使えませんが、そうでない部分のカラー補修には充分な耐久性があります。
まあ、仮に剥がれてきても、また塗れば良いだけです。

今回は、トヨタのレッドマイカという色と、艶消しブラックを混ぜてエンジを作りました。
向かって左が元の足、右が今ほど塗ったものです。
正直なところ、絵を描いたり色を塗ったりという美術的な分野は得意では無いのですが、
今回は、自分で言うのも何ですが、見分けが出来ないほどバッチリ塗れていました。
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