fc2ブログ

こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

ブルーライトのネット記事

何かと世間を騒がせているブルーライトですが、
こういう対照的なネット記事が立て続けに出ました。


「近視」を放置する危険性…“光”がもたらす恐ろしい害悪とは?


日々2~3時間屋外活動する子供たちは近視になりにくいという科学的なエビデンスがある

これはシンガポールや台湾で行われた臨床試験で証明されていることで、
それはいいのですが、

一方で、ブルーライト(以下、BL)には十分な注意が必要です。

と、液晶画面やスマートフォンから発せられるわずかばかりのブルーライトの害悪をずらずらと書き並べた挙句、

コロナ禍こそ太陽光の照射を

LED機器から放出されるブルーライトよりも、太陽光に含まれるそれは100倍程度も大きなエネルギーを持っています
ブルーライトが眼に悪いなら、太陽光に含まれるブルーライトこそ防がないといけないはずです。
太陽は良くてLEDはダメだなんて、全くもっておかしな話なのは、過去に何度も指摘しました。

ブルーライトが体内時計に関係していて睡眠の質がナントカカントカ・・・・
というのは、また別の次元の話であって、眼球(主に網膜)に対する害悪とは無関係です。




対してこちら

ブルーライトカット眼鏡の実効性に疑問の声 小児の使用にはリスクも


「実は、ブルーライトカットが疲れ目を軽減するという学説に、医学的なエビデンスは確立していないのです。
そもそも液晶画面から発せられるブルーライトは窓越しの太陽光よりずっと少なく、網膜に障害を起こすことのないレベル。
それどころか小児の場合、ブルーライトカット眼鏡の装用はブルーライトにさらされること自体よりも有害である可能性が否定できません」


まあ、正論ですね。

「ブルーライトカット眼鏡を使うと目が疲れないというのは、民間療法レベルの根拠に乏しい話です。
今後、デジタル端末のさらなる普及が予想されますが、
『ブルーライトカット眼鏡をかけているから』と長時間使い続けるのは目にとって大きな負担となります」

ほんと、これに尽きると思います。


LED機器から出てくるわずかばかりのブルーライトの、十数パーセントとか二十数パーセントをカットするよりも、
使う時間を少なくする方が、調節・輻輳機能の負担の軽減になると思いますので
よほど目の健康に良いと思います。


尚、American Academy of Ophthalmologyより、
ブルーライトカット眼鏡の装用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害である可能性が否定できないという声明も出ております。

Should You Be Worried About Blue Light?


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)


テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
https://optpal.blog.fc2.com/tb.php/1678-ea4f7891
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)