当店の取引先では、SAビジョン取り扱いのKODAKブランドの硝種のうち、
PP(パワープロテクト)コート、PHP(パワーヒートプロテクト)コートのみ該当になります。
ですので、当店で販売のすべてのレンズが適応になるのではありませんのでご注意ください
KODAKブランドのレンズは、屈折率1.60と1.67のメーカー常備品と、
カラー染色の単焦点レンズのみ使用しております。
特注研磨品になりますと、特注加算料金の関係で、キズ保証のメリット以上の価格的なデメリットがあり、
また、特注納期や、製作範囲、レンズの薄型化の制約などもあるので、他メーカーを使うことが多いです。
キズ1年保証自体、適応になる事例も少ないので、
お客様の利益等も踏まえて、総合的に考えてこうしています。
さて、
レンズの「キズ1年保証」以外にも
メーカーによっては遠近両用レンズが合わなかった場合の交換保証などがあったりします。

こうした「メーカー保証」だけでなく、小売店独自の「保証」というのもあるわけですが、
では、その「保証」の原資はどこにあるのか?
当然、メーカー保証の場合は卸価格に、
小売店独自の保証の場合は小売価格に転嫁されると考えるのが普通です。
第三者の損保保険会社が絡んでくるとしても、その保険料は、卸価格や小売価格に転嫁されているのです。
ですので、私自身は、メーカーによる「保証制度」については手放しで歓迎はしていません。
世の中には、この保証制度を頻回に使う小売店や、悪用する小売店もあると聞きます。
当店では、特に累進レンズの販売時には、お客様に合うか合わないか、しっかり検討してから販売しますので
全くゼロではないですが、極めて少ない頻度しか発生しません。
頻回に使う店のために、一律に卸価格が押し上げられているとしたら、
当店にとっては損失です。
時々、
「もし合わなかったら再処方するので保証期間中に持ってきてください」
などとメガネ屋に保証を強要するような眼科処方があったりします。
というか、合わないかもしれないようなテキトーな処方箋なら端から発行しないでほしいです。
「当院での完全矯正値はこうこうこうなので、後は患者さんと相談して勝手に決めてください」
と処方箋ではなく、情報提供書をお渡しいただき責任丸投げしていただいたほうがよほどお互いのためです。
それを基にして、お客様とメガネ店がどういうメガネにするかを相談して納得して決められれば、
眼科にも、お客様(患者さん)、メガネ屋にとっても、WinWinWinの関係が成り立ちます。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)
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