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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

レンズを新調しました

加齢性遠視(老人性遠視)については過去に何度か書いておりますが、
現在、この普通に起こるイベントが自分に起きている真っ最中でして、近視の度数が大幅に減ってきました。

裸眼での遠見視力が少し良くなる、レンズの厚みが減る、などのメリットは有りますが
逆に、手元が見えにくい、レンズの度数が変わる、などのデメリットもあるわけで、
自分のメガネのレンズ交換も必要になってきました。

210727_1.jpg

今回は、同時に3本のレンズ交換です。
度数は全く同じで、上からすべてHOYAの累進レンズで、
・ウェルナ・フィールド
・シンクロ・フィールド
・スペクティHG・フィールド
となっております。
違いは、主に累進構造で、上から
・両面複合累進
・内面累進(両面シンクロ)
・内面累進
です。

累進構造の違いは、過去に書いております。
https://optpal.blog.fc2.com/blog-entry-1025.html
https://optpal.blog.fc2.com/blog-entry-1038.html


見え方の違いは、掛け比べて見ると、実に良くわかります。

値段の違いほど違わねぇー(笑


もちろん、違いはあります。
中間部の視野の広さ、遠用周辺部の像のシャープさ、足元の浮き上がり感や、顔を振ったときの足元の揺れなど、
値段の高いレンズのほうが確実に性能は上です。
ただ、スペクティーの1.5倍の価格のシンクロ、同じく1.75倍のウェルナ、
この価格差に見合うほどの違いかというとそうでもない気がします。

少なくとも、ウェルナなら掛けられるけれどもスペクティーだと無理、
というような極端な例は、おそらく起こらないと思います。

まあ、ご予算が許すならば、ウェルナを選んでおけば間違いない、とは思います。
フィールド(通常の遠近)とシティー(中近重視の遠近)は生活習慣に合わせてお選びいただけます。


尚、今月、HOYAより最高峰のメガネレンズ「HOYALUX 極」というレンズが出ました。
両面複合累進のindividual設計のレンズです。
前傾角、頂点間距離、そり角等のパラメータを考慮してレンズの補正を行うものです。
それについては思うところもありますので後日書こうとは思うのですが、
ちなみに価格は、スペクティーの4倍超です。
高屈折やらその他オプションを付けると10万円を大きく超えていくような価格設定です。

誰が買うねん!

もちろん、性能が良いのは間違いのないところですが、
果たしてその性能の違いを、わかる人が居るのだろうか・・・

良いレンズを使っている、ということで、安心感とか所有欲を満たせる需要というのはあると思います。
ただ、私だったら、HOYALUX紬とか極というハイエンドなレンズを買うなら、
ウェルナのフィールドとシティー、フィールドとルームといった、目的の違う累進レンズを
2つ購入するほうが、日常生活に便利でお得、じゃないかと思っております。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)


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