度付きは必要ないとのことです。
adidasのサングラスが、大人の事情(ライセンス関係)でsilhouette社を離れて以来、
正直なところ、余りスポーツサングラスには力を入れておりません。
ホームページのコンテンツもスポーツサングラス関係は削除しました。
adidasブランドとして人気のあったモデルの多くは、
現在、Silhouette社が「evil eye」という名前のオリジナルブランドで継続しています。
プロサイクリングチームなどのスポンサードも始めていて、徐々にヨーロッパでは認知されてきているのですが、
まだ日本での販売はされておりません。
これが日本で発売になったら扱いをするつもりなのですが、まだそういう話も上がっておりません。
スポーツサングラスとしては、OACLEYやRudy Projectなどが人気があるようですが、
当店の販売力ではとても扱える品物でもありません。
年間のノルマが決まっていて、最低100本などといった、まとまった本数を仕入れないといけない縛りがあり、
当店の販売力ではとてもじゃないですがそんなに売れるものではないので、
その在庫に追われてしまうことになるでしょう。。
デッドストックが積み上がってしまい、その他の売れ筋商品を仕入れる余裕が無くなり、
なおさら売上が落ち込んで、さらにノルマに圧迫される悪循環が目に見えています。
実際に、このノルマで潰れたり、
デッドストックを抱えたまま取引中止を余儀なくされたという小売店を複数知っています。
そんなリスクを負ってまでスポーツサングラスに注力したいとは思ってません。
当店の場合、スポーツサングラスでも度付きを要求されることが多いのですが、
どんなに適切な度数を選んで作ったとしても、スポーツサングラス特有の装用の違和感があります。
視線と光軸のズレで起こる度数の変化、プリズムの発生、収差の発生などです。
度数やプリズムなどの計算をしてある程度補正は出来ますが、それでも違和感が完全に消えるわけでもないので、
なかには慣れずに掛けられないというかたも出てきます。
数万円、場合によって10万円を超えるような金額を払ってそんな状態ではお客さんも納得しないでしょう。
顧客満足度MAXを目指している私にとっては、積極的に扱いたい商品ではないのです。

私物の度付きサングラスです。主にサイクリングに使います。
安全確認のために後ろを振り返ったり、スマートフォンを見たり、
コンビニで飲み物のボトルに手を伸ばした時の距離感の狂いなど、
ある程度慣れはしましたが、今でも多少の違和感は残っています。
違和感を完全に消す方法は・・・・・・・・・・
残念ながらありません。
この手のサングラスはこんなもの、と割り切るしかないのです
ということで、スポーツサングラスは「evil eye」待ちです。
ただし、Silhouetteが何か勘違いしてノルマ制になったら、また別の方法を考えます。
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