近視の進行予防について(硫酸アトロピンの点眼)
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低濃度の硫酸アトロピン点眼薬に近視の抑制効果があることは
外国の臨床試験の結果、2012年には知られていましたが、
国内での臨床試験も行われています。
0.01%アトロピン1回/日点眼群(84人)の2年後の屈折度変化は-1.26D、
プラセボ1回/日点眼コントロール群(84人)の2年後の屈折値変化は-1.48Dで、
両群間には有意差(P<0.001)を認めたということです。
2年間で0.22Dの近視抑制効果ということになりますが、
事前に期待されていた効果よりはかなり少ないという落胆の声も聞かれます。
これからサブ解析を含めた詳しい結果が報告されるでしょう。
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