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個人を特定できる種類のものではないのでご安心ください

眼鏡の乱視軸5度単位?
いえ、1度単位です。
小数点以下まで測定できるレンズメーターはあるかもしれませんが、
乱視測定の精度からして小数点以下が必要とは思えません。
ただ、一部のメーカーの発注システムでは、乱視軸の指定が5度単位でしかできない
プリズムや、方向指定がない無い単焦点レンズでは、加工時に回転させれば良いだけですが、
偏光レンズ、プリズム、度数・プリズム補正されたレンズ、多焦点レンズなどなど、
レンズの回転が許されないレンズではこの方法は使えません。
よって、このメーカーのレンズは使いものになりません。
と思ったら、改良されて直接入力ができるようになってました。
失礼なこと言って申し訳ございませんでした。
レンズの乱視軸の単位が5度だとすると、最大で2.5度の誤差が出ます。
例えば、
Sph0.00 Cyl-1.00 Ax2.5の眼を、Sph0.00 Cyl-1.00 Ax5で矯正すると
Sph+0.04 Cyl-0.09 Ax133.8の残余乱視が発生します。
約9%の矯正効果の低減です。
業界最大手のレンズ発注システム「MEGANET Pro」でも、
デフォルトのプルダウンメニューでは乱視軸は5度単位なのですが、

直接入力すれば1度単位で発注はできます。

このシステムだと、業界の将来を担う新人が、「乱視の単位は5度」などと
安直に捉えてしまう恐れがあるので早急に改善すべきだと思います。
それに、マウスでプルダウンを選択するより、キーボード叩いたほうが早いです!
乱視軸は可能な限り細かく正確に測定すべき、
だと私は思います。
生活に支障がないのに子供のメガネは必要ですか?
子供さんにメガネを掛けさせたくない親の気持ちはよくわかりますが、
範囲が広すぎて、YESであったりNOであったりする質問です。
例えば・・・
お子様が6歳未満で、遠視(遠視性乱視含む)であったり、近視でも不同視(左右の屈折差が大きい)だったら、
正しい両眼視機能の獲得のために絶対に掛けるべきだと思います。
正しい両眼視機能を得たそれ以降の年齢のお子様でも、遠視系の眼なら掛けていた方が良いと思います。
左右差のほとんどない弱い近視(近視性乱視を含む)で、両眼視機能や眼位に異常がなく、
「本当に」生活に支障がないならば、無理に掛けることもないだろうと思います。
お子様の場合、自分の視え方に関して比較するものがなく、
自分の現在の視え方が基準となり、自覚症状を感じていないことも多いです。
本人は生活に支障を感じていなくても、客観的に見ると正常な視力に足りていなくて、
実は日常生活や学習にハンディーが生じている可能性もあります。
親御さんとご本人、そして視力測定と屈折検査を熟知した第三者と
よく相談してお決めになられるのが良いと思います。
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