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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

セル枠修理

カメラのレンズを付け替えるのを億劫がって最短撮影距離の遠いレンズで撮りましたので、ピントが合っておりません。
見え難くて申し訳ありません。


さて、
最近は、お子様用メガネにもお洒落なプラスチックフレームが多くなりました。
プラスチックフレームの鼻当ては、従来は、こういう固定式のものが多かったのですが、

200729_1.jpg

最近では、金属足を埋め込んだものも増えてきました。この金属足を「クリングス」と言います。

200729_2.jpg

どちらにも一長一短があり、どちらが優れているかは難しいところです。

固定式のパッドですと、自由な調整は難しいですが、曲がったり折れたりすることはほとんど無く丈夫です。
(鼻盛りという技術で、盛ったり削ったりで調整はできます)
クリングスは、調整は自由になりますが、逆に、曲がりやすく、限界を超えると折れてしまいます。


もし、折れてきた時のために、店頭で修理ができるようにしておかないといけません。
お客様から処分を依頼された壊れたフレームで練習してみます。
まずは、フレームからクリングスを抜きます。

200729_3.jpg

クリングスの埋め込み部には大きな穴が開いてます。
穴を塞ぐように、固定式のパッドを溶着させるのも一つの手です。
そして、これが一番丈夫です。

200729_4.jpg

しかし、クリングスが高い位置から降りてきている形状の場合、この方法は使えません。

200729_6.jpg

最近はこういうブリッジから降りてくるクリングスが多いです。



再びクリングス仕様にする場合は、穴を塞いでからクリングスを埋め直します。
穴の塞ぎ方にもいろいろな方法が考えられます。

200729_5.jpg

左は、アセテートの端材を、有機溶剤で溶かしたもので塞いでみました。
右は、瞬間接着剤を使っています。

他には、エポキシ接着剤や、紫外線硬化剤なども候補になりますが、
それはおいおいと実験していきます。


完全に乾いてから埋め込み作業に入りたいと思いますので結果は後日。
もしかしたら、メシノタネになるかもしれないので公表しないかも・・・ 

もっとも、ここまで書いたらほとんどメシノタネにもなりませんが。


【追記】

200729_7.jpg

結論として、どちらの方法でも修理は可能でしたが
瞬間接着剤で埋めたほうは強度が低く、引っ張ると抜けてしまいました。
そこで、瞬間接着剤をはがすようにドリルで穴を空け、
再びアセテート材で埋めて、少し土台の大きなクリングスを埋め込んでみたところ
しっかりと接着できています。

TRやウルテムなど、アセテートで溶着できない材質は
瞬間接着剤やエポキシなどで接着しないといけないでしょうが、
接着剤の効きにくい素材なのでどうでしょうか。
当店では前枠がTRやウルテムのフレームは扱っていないので調べようがありませんが・・・



金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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