旧暦6月1日は、藩政時代に、加賀藩から徳川幕府へ氷を献上する日でした。
氷室とは冬に雪を入れて、氷としてためておく室です。
夏のこの暑い時期に、氷を筵と笹の葉に厳重にくるみ、金沢から江戸の藩邸まで運ばれたそうです。
その道中の無事を祈り、神社に饅頭を供えて祈願されました。

明治になっても、7月1日は氷室の日とされて、
無病息災を願って饅頭を食べる習慣が残りました。
こし餡の入った丸型の酒饅頭で、皮の色は白、赤(桃色)、緑の三色ありますが、
今年は桃色にしました。
普段は、お饅頭を始め、甘いものはそんなに食べないのですが、
毎年、この日だけは、スーパーやドラッグストアなど、食品を扱っている店に行くと
必ず目に付くところに氷室饅頭が置いてありますので
つい買ってしまいます。^_^;
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)
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