過日、「DVDなんて見なくても合格できるレベルの回答は出せる」などと申しましたが、
これは撤回せざるを得ません。
2016年の【眼科診断機器の進歩】という講義の試験問題に
「非接触型眼圧測定装置は(セ:1972年 ソ:2000年)に
(タ:ランドルト氏 チ:バーナード・グローマン氏)によって開発された。」
正しいものを選べという問題がありました。
非接触型眼圧測定装置というのは、ノンコンタクト・トノメーターと呼ばれていて
眼科の検診にいくと、必ずと言っていいほど行われる検査です。
アゴを台の上に乗せたら、空気がポン!と出てくるアレです。
この機械は、少なくとも眼鏡店での業務には使いませんし、
(たぶん医療行為に当たるので法律違反になります)
その機械を誰がいつ開発したかなんて眼鏡店の業務に関係ありますか?
もうちょっと実務に使える問題が欲しかった。
また、2017年の【眼科学 点眼薬】という講義の試験問題に
「H29年3月現在、ロート製薬で作られている第2類医薬品点眼薬は30製品である。」
これは○か×か問うものがありました。
そんなの知らないし、少なくとも眼鏡店の業務において必要ある知識とは思えないです。
お客様との会話で
「実はロートの目薬は第2類医薬品点眼薬は30製品あるんですよー。」
とかって雑談に使えと??
極めつけは、同じく2016年の【眼科診断機器の進歩】より、
「角膜形状/収差計では様々な分岐(分析の誤植)ができるが、
ビデオ画面で分析例として示した例は(テ:右目 ト:左眼)であった。」
「光干渉断層計の開設で実際に測定例として示した眼は左右眼どちらであったか、
ビデオ解説画面を翌確認しながら()内から選び記号で答えなさい
(ナ:右眼 ニ:左眼) 」
とまあ、変な問題が多いです。
まあ、DVD見て欲しいという必死さは伝わります。(苦笑
こんな問題って、例えば
1858年、日米修好通商条約を結んだ米国人はタウンゼント・ハリスであるが、
その署名は(a:右手 b:左手)でなされた。
みたいなものですね。
センター試験に出たら、会場がザワつくことになりそうです。 ^_^;
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