小学校の中学年の女の子の初めてのメガネの相談を受けました。
ご本人に授業中に黒板が見えにくい、という自覚があり、
自宅近くの眼科開業医に行くと、
「今のところ掛けなくて良い」と言われたそうです。
ご本人が見えにくいと言っているのに、
他人が掛けなくて良い、というのもどうかと思うのですが、
それで当店に相談に来られたわけです。
一応確認してみると
R=Sph-0.75D
L=Sph-2.00Dくらいの近視でやや不同視気味でした。
それはともかく、カバーアンカバーテスト、オルタネイトカバーテストで
間歇性外斜視の動きが見えました。
プリズムカバーテストで量を見ると、18△B.inで中和を得ました。
この状態を放っておいて良いはずが無いので、
別の、視能訓練士の在籍する眼科で診て貰うようにお話しして、
今日、その受診の結果をご報告に来て下さりましたが、
急いで手術などの必要もないので
これからじっくりと検査をして治療方針を決めましょう、
ということになったようです。
放っておくと、恒常性の外斜視に移行するリスクもあるので、
放置されずに済んで一安心といったところです。
メガネ屋で指摘されたことを眼科に伝えたところびっくりされたというお話を伺いましたが、
いやいや、メガネ屋の眼はそんなに節穴じゃないです。 ^_^;
少なくとも認定眼鏡士だったらそのくらいは気付くはずです。
いや、気付くと思います。
うーん、気付いて欲しいです。^_^;
少なくとも、この間歇性外斜視を見逃した最初の眼科の対応の方が、
私としては、よほどびっくりします。 (-_-;)
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