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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

片目だけ白内障の手術

今年の1月に右目の白内障の手術を行い、とりあえず遠近両用のメガネを作ったが、
どうもしっくりこないので相談したい

とメールで連絡を受けました。

ああ、またモノビジョンの失敗か・・・・
とも思いましたが、ご来店されてお話を伺うとそうではなく、
42歳で右眼のみ白内障の手術を受けたということでした。

現在眼鏡は手術を受けた眼科で処方された
R=Sph-2.50D Cyl-1.25D Ax5 ADD+2.50D
L=Sph-3.50D ADD+1.00D
という累進レンズでした。

どうしてこういう処方になったのか、その意図は理解できます。
右目は調節力がゼロなので近用加入度は+2.50D
左目は調節力が残っているので近用加入度は+1.00D
という根拠でしょう。



その結果として、お客さんの主訴は、
・パソコンや手元が見えにくい
・右目と左目のピントが同時に合わない

というものです。
絶えず首を上下にカクカクとさせて見える位置を探っていらっしゃる様子ですが、
どの角度にしてもしっくりこないようです。


調節力のある年代で、片眼のみ白内障を受けるという事例は
かなりレアなケースであるのは間違いないです。
私も、30余年の眼鏡屋人生でも経験はそう多くないですし、
こういうケースではこう対処すべし、という経験則と言えるほどのものは未だにありません。
が、この処方だけはオカシイやろ!と直感しました。



不具合を眼科に伝えても、
眼科は
「そんなもん」
「慣れなさい」


作ったメガネ屋に言うと
「半年以内なら交換するので、眼科で再処方してもらってきてください」
だそうです。

もう八方塞ですね。(>_<)



両眼開放屈折検査による完全矯正値は
R=Sph-2.50D Cyl-1.00D Ax180
L=Sph-3.25D Cyl-0.25D Ax10 2△B.in
です。
眼科の処方度数は、やや強いながらもまあまあ妥当な遠用度数でしたが、
左右の加入度数がこれでは、中間から近くに関しては見えにくいことは容易に想像できます。

このかたの場合、仕事でデスクトップパソコンを使う、
30cm程度の距離で小さな部品を目視する、
ということでしたので、
仕事で必要な中間から近方の見え方を重視して、
考えられる色々なパターンで実際に見て頂いて処方値を決めました。

使用環境の聞き取りといったカウンセリング、
デモレンズでの試行錯誤、そして説明など、かれこれ3時間半くらい掛かりました。
眼科では、一人の患者さんにこれだけの時間を掛けての眼鏡処方はできませんでしょうから、
処方箋は発行せず、メガネ店に丸投げしたほうが良いかと思うんですが・・・。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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