今でも一定の需要はありますので、ガラスのレンズも入手は可能です。
ただし、累進レンズ、いわゆる境目の無い累進レンズは種類が非常に少なく、
また最近では新製品の投入が行われず、古い設計のまま販売が継続されています。
ガラスで累進レンズを作って欲しい、というお客様がいらっしゃいましたので、
いろいろ調べた結果、比較的新しい設計のHOYAのものを選びました。
価格的にも他社の物に比べて安かったというのも選択理由のひとつです。

さて、日本のメーカーであるHOYAですが、
実はレンズは国産とは限らず、タイランドやハンガリーにある自社工場でも作っています。
現在はガラスのレンズはすべてハンガリー製です。

3日の昼過ぎに注文したレンズが5日目に入荷しました。
昨日、大阪から当店に向け発送されたようですので、6日には日本に到着したものと思われます。
ガラスの累進レンズは、前面だけを成型したセミ品を在庫して、
注文が入ると後面だけ研磨してコーティングするという手順になります。
日本時間で考えると、もう4日には工場を出て、陸上便で空港に向かい5日あたりに出国、
6日に日本に到着というくらいでしょうか。
調べてみたら、ハンガリーと日本の間には直行便が無いので、
どこかで乗り継ぎか、陸上便で他国の空港に運ぶかしないといけないようです。
以前は早くても1週間、遅いと10日ほど掛かっていたので、もの凄い納期短縮ですが、
こうした運送費を使ってでも、国内生産よりもハンガリーで製造したほうが
コストが掛からないという判断なのでしょうね。
世界シェアNo2のワールドワイドな会社ですから、
一度に輸送する枚数も多いので、1組当たりのコストさほど掛からないということですかね。
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