遠視とは何ぞや?
といいますと、
静的屈折状態{無調節状態}において、無限遠からの光が{平行光線が}、網膜の後方に結像するもの
と答えれば、認定眼鏡士試験では減点はゼロです。
ただ、これだと「何のこっちゃ?」と理解しにくいと思われますので、
拙HPの「遠視」のページをご覧ください。
もう20年近く前に3日ほど徹夜に近い作業をして作り上げたもので、誰にでもわかりやすいと自負しております。
遠視は、「調節力」が旺盛で、網膜後方に結像するべき像を網膜上に持ってこられる範囲ならば、
遠くの視力は良好です。
持って来られなくなると視力は低下します。
ただし、「調節」は、近方視をするときに使うものであって、遠方視の際にも使うのは余計な作業で、
眼精疲労の大きな原因になります。「調節性眼精疲労」と言います。
そして、「調節」をしますと「輻輳(ふくそう」と言う「寄り目」の力が働きます。
小児によく見られる「調節性内斜視」がこの代表例です。
3歳児検診、就学前検診で、斜視・弱視や遠視などは発見されることが多いのですが、
それ以外でも、小さなお子様の眼が不自然に寄っていることに気付いたら
早めに専門医にご相談ください。
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