サングラスでもお馴染みの「偏光」を使ったフィルターがあります。
効果は

床面の反射が消えたり


窓に映る像が消えたり

適当な場所が近くに無いので割愛しますが、水面の反射が消えたり、
と、メガネレンズ・サングラスの偏光と同じような働きをします。
違いは、メガネレンズに使われる偏光は「直線偏光」というもので、
カメラに使われる偏光は「直線偏光」と「円偏光」の2種類があります。
オートフォーカスカメラに対応するのは「円偏光」のほうなので、
当店のカメラに付いているフィルターは「円偏光」のほうです。
直線偏光と円偏光の違いは何だ?と聞かれますと、
理数系が苦手の文系脳なので、正直良くわかりません。^_^;
直線偏光に関しては理解はしておりますが、
円偏光やら楕円偏光やら、Wikipediaの解説を読んでも意味不明なほど物理系は苦手としております。
それはさておき、
メガネレンズと同じような働きとしたのは、
メガネとカメラでは偏光の使いかたが違うからです。
メガネの場合、偏光子が電場の水平方向成分を吸収して、
垂直方向成分のみを持った直線偏光を得ています。
カメラの場合はフィルターを回転させて、任意の方向の成分のみを透過させて偏光を得ることができます。
例えば、上のショーウインドに映ったPOPカードの反射を消すには
メガネの場合、90度に傾けた時がもっともよく吸収します。


回転可能な偏光フィルターをメガネで実現するとしたら・・・
真円の丸メガネのネジを緩めておいて回転させる方法では、乱視があったり累進レンズだとその手は使えません。
複式跳ね上げの真円の丸メガネで、跳ね上げるほうに回転させられるように加工した度無しの偏光レンズを入れるしかないですが
現実的では無いです。
まあ、そういう機能が必要かどうかは別物ですけれど。
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