メガネを新調する場合は、お使いのメガネをお持ちください。
壊れていても、レンズが割れたり片方が無くなったりしていても、
参考になりますのでお持ちいただけると助かります。
つい先日、お若い女性が、ウスカルフレームに興味を持たれて来店されました。
その時は、コンタクトレンズ装用で、お使いのメガネはお持ちではありませんでした。
コンタクトレンズも、使い捨てのトーリック(乱視入り)レンズという事しかわかりません。
お話では、かなり分厚くて、「人前で掛けられる状態ではない」ということでした。
幸い、お近くのかたで、いつでも再来店できるということでしたので、
一通り、フレームのご説明をしたあと、再来店をお願いしました。
すると、後日、メガネ2本とコンタクトレンズの外箱をご持参のうえご来店いただけました。
コンタクトの度数
R=Sph-9.50 Cyl-1.75
L=Sph-7.50 Cyl-2.25
古いメガネ
R=Sph-9.50 Cyl-2.00 Ax180
L=Sph-7.50 Cyl-2.00 Ax180
新しいメガネ
R=Sph-11.50 Cyl-2.00 Ax180
L=Sph-8.25 Cyl-3.00 Ax180
オートレフの代表値は
R=-12.50 Cyl-3.75 Ax177
L=Sph-8.75 Cyl-5.00 Ax174
でした。
やはりご持参いただいて大正解でした。
眼鏡の履歴もわからずに、このオートレフ値を見たとしたら、
左右差と乱視の強さで、どういう度数まで踏み込めるか、さすがにちょっと戸惑います。
尚、両眼開放屈折検査による完全矯正値は
R=sph-11.50 Cyl-3.00 Ax180
L=Sph-8.50 Cyl-3.75 Ax175 1.0△B.in でした。
幸い、割と最近作ったというメガネは、
人前で掛けるのは恥ずかしいけれど、掛けていても頭痛や見え方の違和感は余り感じ無いということで、
見え方とレンズの厚みを考慮して処方度数を決めました。
特に、強度近視や、眼精疲労などの自覚症状を感じているかた、深視力に困っているかた、
メガネが合っていないと思うかた、あるいは、「自分の眼はちょっと難しいかも?」と思っていらっしゃるかたは、
眼鏡履歴も大切な情報になりますので、是非ともご持参ください。
「合っていないメガネ」も、どういう度数だと具合が悪いのかという参考にもなります。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)
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