10月31日(日)は、
金沢マラソンによる交通規制のため
臨時休業いたします。
店先に置いてあるコムラサキが色付きました。
もう少しすれば、ヒヨドリやイソヒヨドリが食べに来るはずです。
昭和の時代(中期)の古いレンズで撮り比べてみました。

Leitz Summicron 1:2/35 (F:2)

NIKKOR-H Auto 1:2 F=50mm(F:2)

NIKONのZマウントのカメラに、電子マウントアダプターを介してLeitzのレンズを取り付けたもの、
さらに、NIKONのFマウントに変換するマウントアダプターを介してオールドNIKKORレンズを取り付けたものです。
合焦は遅いし、時々ズレますが、ちゃんとオートフォーカスで撮れます。
NIKKORレンズのほうの露出が少し高かったようで比較は難しいですが、
同じ絞り開度でもLeitzのほうがよりボケる感じ。
画像サイズを落としたのでこの画像ではわかりませんが、
周辺の収差もLeitzのレンズのほうが優れていました。
まあ、元の設計思想やグレードも全然違いますので、収差補正の精度は違って当たり前なのですが。
発売価格も全然違うのだろうと思ってググってみましたが、当時の発売価格はわかりませんでした。
メガネの累進レンズの価格差も、ざっくりいうと収差補正の精度の違いです。
高度に収差補正をすることでレンズ面の有効面積を増やし、視野の広さや掛け心地の良さに繋がります。
近年では、さらに
余計なものまでいろいろなパラメーターを補正して高性能
を自称するな累進レンズが販売されていますが、
正直、
誰が買うねん!という馬鹿馬鹿しい価格設定にすらなってきています。
私がエンドユーザーなら、店員にしつこく勧められても絶対に買いません。当店では、無駄に高額なレンズをお勧めするようなことはいたしませんので
安心してご来店ください。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
犀川の堤防道路から見える白山。

雪が掛かって輝いていました。

今年の梅雨に、白山市広瀬地区で起きた土砂崩れ。
修復工事が始まっていましたが、どうゆう風に修復するのでしょうか・・・
鳥越地区の一向一揆の里で休憩。

珍しくWilierバイクのユーザーと出会いました。
有名プロサイクルチームも使用しているメーカーですが、
日本での知名度はイマイチで、特に石川県ではほとんど見掛けることはありません。
お話を伺うと、神奈川からお越しのようで、
20年ほど前に、自転車屋のマスターから薦められるがままに買ったそうで、
「ウィリエール」と呼ぶことも、現在まで知らずにいたそうです。(;^ω^)
ひと月前には乱舞していたアサギマダラですが、
フジバカマもすでに枯れて、一匹も居なくなりました。
もう南の方に旅立ったようです。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
今週の月曜日から本日まで(18日~20日)、
国内最大のメガネ展示会であるiOFTが東京で開催されました。

ちょうど新型コロナウイルス感染の第5波が猛威を振るっていたころに招待状が届き、
去年も散々だったのに今年も懲りずにやるんかいな!と半ば呆れていたのですが、
新型コロナウイルス感染も少し落ち着いてきたタイミングで無事開催されたようです。
昨年は出展社も来店客も少なく、閑古鳥が鳴いていたということです。
その前年も、会場が二つに別れていたこともあり、閑散とした印象でした。
斜陽産業なのでね、
どんどん寂れていくのでしょう。
昨年は、新製品の発表も少なく見どころに乏しかったようですが、
今年も招待状の出展者リストを見ると同様の傾向でしたので、
行くか行かないか迷っているうちに、お客様の来店予約が入ったこともあり、
今年も行くのは見合わせました。
どうせ、取引先ならセールスに来るなり、宅急便で送ってくるなりで、商品は見ることは出来ますし、
これ以上、特に取引先を増やす必要も無いので、無理して行くほどでもありません。
行くと、ついつい買わなくても良いものまで買ってしまうことになるので
無駄な在庫が増えてしまうのです・・・(;^ω^)
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
何かと世間を騒がせているブルーライトですが、
こういう対照的なネット記事が立て続けに出ました。
「近視」を放置する危険性…“光”がもたらす恐ろしい害悪とは?日々2~3時間屋外活動する子供たちは近視になりにくいという科学的なエビデンスがある
これはシンガポールや台湾で行われた臨床試験で証明されていることで、
それはいいのですが、
一方で、ブルーライト(以下、BL)には十分な注意が必要です。と、液晶画面やスマートフォンから発せられるわずかばかりのブルーライトの害悪をずらずらと書き並べた挙句、
コロナ禍こそ太陽光の照射をLED機器から放出されるブルーライトよりも、太陽光に含まれるそれは100倍程度も大きなエネルギーを持っています
ブルーライトが眼に悪いなら、太陽光に含まれるブルーライトこそ防がないといけないはずです。
太陽は良くてLEDはダメだなんて、全くもっておかしな話なのは、過去に何度も指摘しました。
ブルーライトが体内時計に関係していて睡眠の質がナントカカントカ・・・・
というのは、また別の次元の話であって、眼球(主に網膜)に対する害悪とは無関係です。
対してこちら
ブルーライトカット眼鏡の実効性に疑問の声 小児の使用にはリスクも「実は、ブルーライトカットが疲れ目を軽減するという学説に、医学的なエビデンスは確立していないのです。
そもそも液晶画面から発せられるブルーライトは窓越しの太陽光よりずっと少なく、網膜に障害を起こすことのないレベル。
それどころか小児の場合、ブルーライトカット眼鏡の装用はブルーライトにさらされること自体よりも有害である可能性が否定できません」まあ、正論ですね。
「ブルーライトカット眼鏡を使うと目が疲れないというのは、民間療法レベルの根拠に乏しい話です。
今後、デジタル端末のさらなる普及が予想されますが、
『ブルーライトカット眼鏡をかけているから』と長時間使い続けるのは目にとって大きな負担となります」
ほんと、これに尽きると思います。
LED機器から出てくる
わずかばかりのブルーライトの、十数パーセントとか二十数パーセントをカットするよりも、
使う時間を少なくする方が、調節・輻輳機能の負担の軽減になると思いますので
よほど目の健康に良いと思います。
尚、American Academy of Ophthalmologyより、
ブルーライトカット眼鏡の装用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害である可能性が否定できないという声明も出ております。
Should You Be Worried About Blue Light? 金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
昨日の定休日、1か月ぶりに自転車に乗りました。
あいの風富山鉄道の石動駅で休憩して、倶利伽羅古戦場のある天田峠を超えて下っている時に、
ウエストバッグの中の電話が鳴りました。
すぐに止まって電話を取ると、母親が苦しそうに、聞き取りにくい言葉をしゃべっていまして、
それでも何とか、胸が苦しいというようなことを聞き出して、
「すぐ救急車呼ぶわ」
といいましたら、
今回は素直に聞き入れてくれました。
そのいきさつはこちら →
大動脈解離という病気3日ほど前に、なんだか背中が痛い、というようなことを言っていたので、
119番通報の際に、
「以前、大動脈解離もやっているので、たぶん、循環器の病気だと思う。」
と伝えました。
そこから市内へ向けて全力で走りました。
貧血が悪化してから、こんなに真剣に走ったことは無かったと思います。
しばらくして救急隊員のかたから、
「胸が苦しいということなので、循環器病院に搬送します。」
と連絡がありまして、
薄暗く、夕方の交通ラッシュが始まる中、全力でペダルを回し、富山県境から40分で病院に到着。
母親は、救急搬送後、すでに心臓カテ―テル検査の最中でした。
さすがに専門の病院だけあって、仕事が早いです。
しばらくして担当医に呼ばれ、HCU室で説明を受けましたら、
徐脈の症状で、心筋梗塞を疑って検査はしたが異常はないということで、
原因は、加齢によるものではないか、
ペースメーカーの移植が唯一の治療法ということでした。
一旦、実家に帰って、入院の準備をして病院に戻ると、
血液検査の結果が出て、カリウムの血中濃度が高いことが判明して、
血中カリウム濃度を下げる治療をして徐々に脈が戻ってきました。
ペースメーカーの埋め込みをするかどうかは数日様子を見て決めましょう、
ということになりました。
自転車で120kmばかり走り回った後に、
病院と実家でバタバタして、長い長い一日が終わりました。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
10月14日(木)は臨時休業いたします
10月15日(金)は定休日です
ここ一月くらいでしょうか、胃の調子が悪くて、何度か吐き戻してしまいました。
ここ数年は、検診にて上部消化管内視鏡検査、いわゆる胃カメラは受けておりまして、
今年も6月頃に受けたばかりです。
逆流性食道炎気味で、少し食道が荒れているようですが、
特に治療が必要というほどでもないと聞きました。
もう一度、しっかり診てもらって必要なら治療をしようと思います。
胃カメラは、これまでに10回は受けていると思いますが、
初めての時は、黒くて太いケーブルで、苦しかった記憶があります。
その記憶があって、二度目は、麻酔で半眠りのうちにやってもらいました。
最近は、経鼻内視鏡で受けられるのでものすごく楽になりました。
鼻の穴を通る時にちょっと抵抗があるだけで、簡単に終わります。
麻酔も必要ないので終わったらすぐに帰って来られます。
追記:内視鏡が入ってから出てくるまで7~8分くらいでしたでしょうか。
鼻と喉を通過するときに少々痛みを感じましたが、何事もなく検査が終わりました。
食道から胃、十二指腸まで、
かいよう、ポリープ、がんなど、心配な症状は無いということでしたが、
軽度の逆流性食道炎の所見が診られるので、薬を処方されました。
薬を飲み始めて、心なしか、胃部の不快感が減ったように感じます。
それと、空腹を感じるようになりました
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
先のブログ記事の「キズ1年保証」ですが、
当店の取引先では、SAビジョン取り扱いのKODAKブランドの硝種のうち、
PP(パワープロテクト)コート、PHP(パワーヒートプロテクト)コートのみ該当になります。
ですので、当店で販売のすべてのレンズが適応になるのではありませんのでご注意ください
KODAKブランドのレンズは、屈折率1.60と1.67のメーカー常備品と、
カラー染色の単焦点レンズのみ使用しております。
特注研磨品になりますと、特注加算料金の関係で、キズ保証のメリット以上の価格的なデメリットがあり、
また、特注納期や、製作範囲、レンズの薄型化の制約などもあるので、他メーカーを使うことが多いです。
キズ1年保証自体、適応になる事例も少ないので、
お客様の利益等も踏まえて、総合的に考えてこうしています。
さて、
レンズの「キズ1年保証」以外にも
メーカーによっては遠近両用レンズが合わなかった場合の交換保証などがあったりします。

こうした「メーカー保証」だけでなく、小売店独自の「保証」というのもあるわけですが、
では、その「保証」の原資はどこにあるのか?
当然、メーカー保証の場合は卸価格に、
小売店独自の保証の場合は小売価格に転嫁されると考えるのが普通です。
第三者の損保保険会社が絡んでくるとしても、その保険料は、卸価格や小売価格に転嫁されているのです。
ですので、私自身は、メーカーによる「保証制度」については手放しで歓迎はしていません。
世の中には、この保証制度を頻回に使う小売店や、悪用する小売店もあると聞きます。
当店では、特に累進レンズの販売時には、お客様に合うか合わないか、しっかり検討してから販売しますので
全くゼロではないですが、極めて少ない頻度しか発生しません。
頻回に使う店のために、一律に卸価格が押し上げられているとしたら、
当店にとっては損失です。
時々、
「もし合わなかったら再処方するので保証期間中に持ってきてください」
などとメガネ屋に保証を強要するような眼科処方があったりします。
というか、合わないかもしれないようなテキトーな処方箋なら端から発行しないでほしいです。
「当院での完全矯正値はこうこうこうなので、後は患者さんと相談して勝手に決めてください」
と処方箋ではなく、情報提供書をお渡しいただき責任丸投げしていただいたほうがよほどお互いのためです。
それを基にして、お客様とメガネ店がどういうメガネにするかを相談して納得して決められれば、
眼科にも、お客様(患者さん)、メガネ屋にとっても、WinWinWinの関係が成り立ちます。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
今年7月に販売したメガネですが、
工具が当たってレンズに傷が付いてしまった、とお持ち込みがありました。

(黄色の矢印の先と、黄色の円の中)
このレンズは、たまたまKODAKブランドのものを使っておりましたので
1年間のキズ保証が付いており、無償交換が出来ます

ただ、この手の保証書には、必ずと言っていいほど
「
通常のご使用に於いて」という文言が付いてきます。
で、どこまでが通常で、どこからが通常じゃないんや!?という風に、基準が曖昧な場合こういう疑問が起こるわけです。
工具が当たるなんて通常の使用ではなく過失だとする意見もあるでしょうし
工具は仕事で日常的に使用するものだから通常だとする意見も成り立つわけです。
基本的には、メーカーと私との信頼関係の上で私が判断すべきと考えるのですが、
さらに、私とお客様との間の関係性も絡んできますので、
ここは利益が相反する事態になってしまいます。
私はお客様の味方なので、お客様側寄りの判断はしますが、
それが元で、
お前のところは信用できんから取引停止するわ、とメーカーから言われてしまうリスクもあるわけです。
幸い、このメーカーのレンズは、キズが付く頻度が少ないので、
今のところメーカーから訝しく思われていることはないはずです。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報
高校生の時に、急に斜視になったというかたの相談を受けましたが・・・・
近くの眼科から大学病院を紹介され、MRIなどの諸検査を受けたものの特に脳に異常はなく、
不正確な伝聞ですが、筋肉系の異常との診断を受けたようです。
その時は、フレネル膜プリズムの処方を受けるだけで、他には特に治療などは受けていないようです。
その後、主治医が退職したということもあって、大学病院には行かずに数年が経過しています。
フレネル膜プリズムとは?明らかに右目が内転していました。
複視の訴えはありませんでしたので、フレネル膜プリズムで矯正出来ているのかと思いましたが、
かなり大きな量のプリズムで、しかも劣化して解像度が相当に落ちていました。
劣化もあってレンズメーターではフレネル膜のプリズム量は測定できなかったのですが、
中和法で25△か30△であることは想像が付きます。
が、なにぶん、劣化していますので、確定には至れませんでした。
片眼を遮蔽した状態で両眼の完全矯正値を得て、
バゴリーニ(Bagolini Striated glass test)を行うと、抑制はしていませんでした。
光束は二本とも見えています。
私の顔が二つ見えるのか確認すると、やはり二つ見えると・・・・
フレネル膜を貼ったご自分のメガネを掛けていただくと、複視は起こしていません。
もしや・・・その状態でバゴリーニを行うと、案の定、右眼抑制です。
つまり、フレネル膜は眼位を矯正していたのではなく、
遮蔽板として機能していたということです。
実際の眼位は、30△を超えるような内斜視です。
レンズへの組み込みプリズムでは実現不可能な量ですし、
フレネル膜を貼ったところで、このプリズム量では、膜の劣化が無くとも解像度の低下は免れませんので
遮蔽板としてしか機能しないでしょう。
斜視が発生する前までは、両眼視出来ていたと思われますので、
もしかしたら、斜視手術をすれば、ズレがゼロにはならずとも小さくなれば、
プリズム矯正やビジョントレーニングを行うことで、
正しい両眼視に持ち込めるかもしれません。
当ブログに既出の眼科に連絡をして、診ていただくことになりました。
ただ、大学に行っても、斜視手術の適応になるかはわかりません。
前回も書いておりますが、
斜視手術(斜位)の適応は、私が期待しているよりも圧倒的に少ないようです。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
OptPal(オプトパル)
テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報