
10月1日から来年3月末まで、
福井県鯖江産の対象商品をご購入の方に、
総額1億5千万円のキャッシュバックをするというキャンペーンが行われます。
・鯖江市役所のLINE公式アカウントを友達に追加
・チャットメッセージに従い購入証明
・審査完了後にLINE Payによるキャッシュバック
という手順になります。
当然のことながら、LINEとLINE Payの利用が必須となります。
当店でも、つい最近、LINE Payの取り扱いが可能になったという連絡が来たのですが
今のところQRコードなどの決済アイテムがまだ届いておりません。
各種クレジットカードや、PayPay、d払い、auPayなどは利用可能です。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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26日(土)は、午後1時半頃より営業いたします。の予定でしたが、
後期高齢者の病院への付き添いに思いのほか時間が掛かりまして
1時間ほど開店が遅れました。
ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。私は次男坊で、家のことに関してはお気楽な立場だと思っていたのですが、
6年前の春、生まれ故郷の金沢に戻ってきたら、
突然、3人の後期高齢者の面倒を一人で見ないといけない立場になりました。
病院に連れて行ったり、検査や治療の結果説明などを聞きに行ったりと、
しばらくの間、急な臨時休業や、遅い開店、早い閉店などがあるかもしれません。
ご来店前に、HP、お電話にてご確認いただけますと幸いです。
ご迷惑をお掛けいたしますが
諸般の事情をお汲み取り頂き、宜しくお願いいたします。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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JAMA Ophthalmologyという医学誌に以下のような論文が掲載されました。
Association of Daily Wear of Eyeglasses With Susceptibility to Coronavirus Disease 2019 Infectionその概要は、
・中国・湖北省随州市の Zengdu Hospitalという病院に
2020年1月27日から3月13日までの間に新型コロナウイルス感染症と診断され入院となった276人に関する考察
・このうち、近視のために日常的に1日8時間以上メガネをかけていたのは5.8%だった
・湖北省のメガネ装用者の割合は31.5%であり、新型コロナの入院患者のメガネ装用者の割合よりもはるかに高かったというものです。
そして、研究の余地はまだあるとしたうえで、最後にこう結んでいます。
私たちの研究では、毎日眼鏡をかけるCOVID-19入院患者の割合が一般人口よりも低く、
眼鏡の毎日の着用は、COVID-19感染に対する感受性が低いことと関連している。
これらの調査結果は、目はCOVID-19の重要な感染経路かもしれません。
そして、頻繁な手洗いや目に触れないようにするなど予防策にもっと注意を払うべきです。金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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昨夕、帰宅前にメールチェックをしましたら、
こんなメールが届いていました。

件名:丸メガネについて
差出人:メガネの〇〇 △△店
本文は
iPadから送信
という文字があるだけです。
これはiPadでメールを作成すると自動的に末尾に付いてくるやつなので
本文は何もないということです。
この「メガネの〇〇」さんとは、全く面識がないわけではないのですが、
これまで、特に何かを話したとか、仕事上の付き合いがあるとか、そういう関係ではありません。
お互いに名前を知っている程度だと私は認識してますが。
どういう意図でこんなメールを送ってこられたのか存じません。
何かをメール送信しようとしたが、書いたつもりが消えていた、ということなのかと思いますが、
こちらから「何ですか?」と問い合わせするのもおかしな話で、
かといって、先方からは、「大事な要件を頼んだのに無視するなんて無粋な奴だな」
と思われる可能性もあり、どうしたものでしょうか?
このブログ記事を見て、気付いていただければ良いのですが」。
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暑いやら、体調が思わしくないやら、後期高齢者の世話で忙しいやらでバタバタしてましたが、
ひと月ぶりに時間が取れたのでサイクリングに行きました。
といっても時間制限があるので行けるところは限られていましたが。
タイヤを交換して初ライドです。
向かい風の中、いつもの白山麓を目指します。

手取川第三ダム
好天続きで放水はありません。


ダムサイトには、発電に使われたフランシス水車と水圧鉄管が展示されています。

道の駅・瀬女で、「とちもち」を買って引き返します。


にわか工房さんで、蕎麦ランチ。
炭水化物を炭水化物でいただきます。

手取川支流の大日川を遡って大日川ダム。
石川県では手取川ダム(ロックフィルダム)に次ぐ規模、重力式コンクリートダムでは最大のダムです。
帰りはまたも向かい風。午前と午後で風向きが変わる、ここ特有の風です。
お尻の痛みが限界に近付いてきたのでサイクルトレイン。

久しぶりに乗ったら運賃が値上がりしていました。(460円→500円)

定番になった日焼け対策。
月光仮面のおじさんのようですが、
正義の味方じゃないし、良い人でもない。
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毎年秋に、東京ビッグサイトで行われる国内最大規模のメガネの国際展示会
IOFT(アイオーエフティー)の主催者よりVIP招待券が届きました。
え!やんの? ( ゚Д゚)今年は新型コロナウィルスのパンデミックで
青山眼鏡やシャルマンといった大手メーカーが早々と不参加を決定し、
当店の取引先の中にも出展見合わせの判断をしたところもありましたし、
さらに別の福井のメーカーなどからも、中止にして欲しい旨の声も聞いておりましたので、
てっきり開催できないだろうと思っておりましたが、
最終的にGO!の判断を下したようです。
例年この展示会には行っておりましたが、今年は行かないことにしました。
コロナ禍で先が見えないということで、メーカーが新商品の製造を止めたとか、
工場の操業が滞り、新作が間に合わないとかといった話も聞こえておりますし、
行ったところで得るものがないばかりか、余計なものを貰ってくるリスクがあるわけで・・・
自分が感染して苦しむだけならまだしも、
自分を媒介にして誰かに感染させてしまうなどということがあったら目も当てられません。
それと、例年、IOFTと同じ日程で、東京の別会場でSITE(サイト)という展示会が行われていたのですが、
IOFTの主催者からの法的手段も辞さずという横槍で、中止に追い込まれてしまいました。
私など地方のものにしてみると、同日程で開催してくれれば、
初日はSITE、翌日はIOFT
午前はSITE、午後からIOFT
というように、1度の上京で2つの展示会を回ることができて効率が良いわけですが、
別日程で開催されると、魅力が下がってしまい行こうという気が起きません。
展示会に行かないと仕入れができないわけでもないので
今年は不要不急な外出は控えることといたします。
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最近、ちょっとはメガネ屋っぽいブログ記事を書いていることに気付きました。(笑
まあ、私も、いつも自転車のことばかり考えているのではなく、
自分の仕事のことも少しは考えているわけです。
時々、一般のかたには理解しずらかったり、
知っていても特に何の役にも立たないテクニカルなことを書くこともありますが、
これは自分の備忘録や復習も兼ねているからです。
後で読み返すと、なるほど!と勉強になることもあったりします。(笑
同名半盲の視野拡大など、めったにない相談の場合、
ついつい失念してしまいそうだったりしますので、時々読み返すことでその予防になります。
今日は、恥を忍んで、備忘録に付け加えておかないといけないことが起こりました。(>_<)

メガネレンズは、硝種や度数によってレンズの外径が決まっています。
その外径は製作範囲表などに記載されていますし、外径を変える場合はその要件も記載されています。

今回はフレームサイズが64mmと、最大級のメガネフレームにレンズを加工するという案件でしたが、
事前の計測では、外径73mmあれば、問題なく加工できるという状況でした。
そこで製作外径が75mmであることを確認してレンズを注文したのですが・・・・
度数は
R=Sph-1.25D Cyl-0.75D Ax175 1.00△Base.Inです。
レンズメーターで光学中心に印点しますと、ちょっと嫌な予感。
幾何学中心より、少し耳側にズレている感じ。
プリズムが無ければ、レンズを反転させれば簡単に解決しますが、
それをやると基底が外を向きます(Base.Out)のでダメです。
乱視がなければ、プリズム量に留意しつつ、レンズを少し回転させれば
解決できる方向も見つかるでしょうが、
今回は乱視とプリズムでにっちもさっちもいかない状況でした。

案の定、ダメ元で加工しましたら、光学中心からもっとも遠い耳側上部に、
コーティングの載っていない部分が残ってしまいました。
すぐさま、外径を80mmに指定して再注文を入れ、
お客様に納期遅延のお詫びの連絡を入れることとなりました。
教訓:
凹レンズの外径には余裕を持て!金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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「視力検査」を行う目的は、視力がどのくらい出るかを調べるものです。
メガネの度数を決定する時に行う検査は、「視力検査」ではなく「
屈折検査」と呼ばれるもので、
眼の屈折状態を調べるものになります。
この眼の屈折度数を調べる際に、もっとも注意しないといけないのが余計な
調節の介入です。
調節とは、「accommodation」と言いまして、ピント合わせの機能のことです。
私たちの眼は、水晶体を膨らませて調節力を増し、近いところにピントを合わせることができます。
屈折検査とは、無調節状態の眼に於いて、眼の屈折力を求めるものであり、
調節の介入は、近視の場合は過矯正に、正視の場合は近視が検出され、遠視の場合は低矯正や遠視の見逃しに繋がりますので
避けるべきものです。
調節は、近くを見るときにだけ起こるものではありません。
近見反応と言いまして、「
調節」「
輻輳」「
縮瞳」は互いに連動して起こります。
すなわち、「輻輳」すると「調節」も誘発され、「縮瞳」しても「調節」を誘発する刺激になります。
また「精神的な緊張」も調節を誘発する可能性もあります。
屈折検査を行う際には、この調節の介入を防ぐことが重要になってきます。
一般的に、調節を誘発するものとして、「
片眼遮閉」「
器械近視」などが知られていますが、
「輻輳」による調節刺激も起こります。
斜位近視に代表される「
融像性輻輳」や、近くを見ているという感覚による「
近接性輻輳」がこれに当たります。
片眼遮閉
(検眼枠と遮蔽板)
一般的な視力検査は片眼を遮蔽して行います。
屈折検査に於いても片眼遮閉で行われることが多いです。
正確な屈折検査のためには両眼開放下でおこなうべきですが、両眼視の評価をせずに両眼開放屈折検査は成り立ちません。
「融像性輻輳」が調節の介入を招く可能性があるからです。
片眼遮閉で各眼の視力と屈折状態を大まかに調べ、両眼視機能の評価をしてから、両眼開放屈折検査を行うことで
より正確な屈折検査が可能です。
器械近視「覗き込む」という行為が調節を誘発することは良く知られており、これを器械近視と呼びます。
運転免許センターなどに置かれている接眼式視力表を覗き込んだ時、
フォロプターやターレット式検眼器、レフラクターヘッドなどと呼ばれる検眼器を覗き込んだ時にも起こることがあります。

(当店設置の電動レフラクターヘッド)
調節の介入があるので、フォロプターはダメだ、という声もあります。
ただ、フォン・グレーフェ、調節ラグ、融像幅の測定など、
これでないと調べられない項目もありまして、当店にも、フォロプターは設置しております。
機械内部に何層かにレンズが収納されており、
ダイヤル一つで回転させたり反転させたりして度数を変えられる便利な機械ではありますが、
覗き込むことによる器械近視、眼前でレンズが回転する際に否応なしに調節刺激が喚起されるので
メガネ処方の際に使うというよりは、眼の機能評価に使うものだと考えます。
融像性輻輳右眼と左眼、それぞれの網膜に映る像を、脳で一つにまとめて見てことを融像と言いますが、
網膜像のズレによって刺激される寄せ運動は運動性融像と呼ばれます。
外斜位により左右の網膜像にズレを感知すると、内寄せが行われて調節が働くことがあり、斜位近視と呼ばれます。
内寄せ(輻輳)と調節の両者には、多少の自由度がありますが連動しています。
この指標として、単位調節量(A)に対する単位調節性内寄せ(AC)の率であるAC/A ratioというものがあります。
Accommodative convergence per Accommodation ratioアコモデイティブ コンバージェンス パー アコモデイション レシオ
という何やら呪文のような言葉ですが、これけっこう重要です。
正常値は4±2△とされていますが、4△の外斜位があると斜位近視が1D起こるわけではありません。
実際は、それよりはずっと小さい割合で起こることがほとんどです。
眼位を検査して必要ならばプリズム矯正をする、という当たり前のことが
なぜかこの国ではほとんど行われていません。
眼位の検査もせずに屈折検査を行うなど、乱暴だとしか思えないのですけれど。。。。
近接性輻輳近接性内寄せはproximal convergence(PC)と呼びます。
近いところを見る場合は、調節が働きますが、
近いところを見ているという感覚があると眼は内寄せしようという刺激になります。
内寄せが行われると調節が働くのは上記の通りです。
BOX型の近接型視力表(省スペース検眼器、スペースセービングチャートなどとも)と言われる検査機を使うと、
スクリーンの中はレンズの力で5mに相当するとしても、
スクリーンのフチや、壁などが視界に入るために、近いところを見ている感覚が働き
調節の介入が見られる場合があります。
騙されて買った私が言うので間違いありません。
(T社製近接BOX型視力表)

(見え方はこんな感じ。視界に視力表の枠、背面、レンズ面の反射が見えます)
当店にも近接型の視力表があり、一応電源も入ってます。
というのは、これを繋いでおかないと、フォロプターが動作しないのです。
フォロプターと検眼テーブルを買う時に、その時に連動して使える視力表が、
この省スペース式の視力表と、投影式のものしかありませんでした。
投影式では光量が弱く、暗室でしか使えない結果、省スペース検眼器にしましたが、
全く使い物になりませんで、すぐに5mの視力表を導入しました。
連動はしませんので、リモコンで別々に動かします。

(当店の5m視力表です。
上段がメインで使っているN社のものですが、生産終了からすでに10年以上経過しており、
壊れても修理が出来ません。
幸い、同社から液晶画面の5m視力表は出ているので壊れた場合には代替は可能ですが、
この機種のにほうが優れた機能を持っている部分があるので使い続けています。)
以上、2回に分けてグダグダと書いてきましたが、
屈折検査は、調べる項目数が重要なのではなく、
調節の介入を防ぐことに配慮して
・5m以上の検査スペースで(2.5mミラー反転式でも良い)
・両眼視機能の評価をして必要なら眼位の矯正をした上で
・検眼枠を使い両眼開放屈折検査をするということが大切だと思います。
少なくとも私はそう信じて実践しています。
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眼鏡機器メーカーの営業マンが時々御用伺いに来まして、
他店の検査の動向などの話を報告してきます。(別に聞きたくもないのですが)
なんでも、20いくつだとか50いくつ項目だとか、
時間をたっぷりかけて丁寧にやるとか、
検査に力を入れていることをアピールするメガネ店が増えているそうな。
項目数というのは全くテキトーです。
例えば、「カバーテスト」をやるとします。
一言だと「カバーテスト」ですが、
まずは、「カバー・アンカバーテスト」「オルタネイト・カバーテスト」で斜位か斜視か、内斜か外斜かの定性をみます、
「プリズム・カバーテスト」や「プリズム・オルタネイト・カバーテスト」と定量を見るわけですが
この一連の流れを1項目とするか4項目とするかで項目数は変わります。
眼位の検査も、フォン・グレーフェですと、プリズム分離させて水平・上下の眼位を2項目測定しますが
偏光式で検査すると、偏光十字・固視点付き偏光十字、コの字、時計、第一立体視、第二立体視、立体視反転などと、
項目が増えてきます。
まあ、全然何もしないというところよりは遥かにマシだとは思いますが、
それでも、やみくもに項目数だけ増やして、いたずらに時間を掛けても、
それで正確に検査ができているとは限らないと思うのですけれど。。。
いや、むしろ、やればやるほど、被検者の肉体的(主に眼)な疲れ、精神的な負担、集中力の欠如などが起こってきますし、
眼に調節が介入してくるリスクが増えます。
「
調節の介入」は絶対に
避けるべき最重要課題です。
(「調節の介入」については、話が長くなりそうですので、また別の機会に解説したいと思います。)
個人的には、検査は、極力手数を掛けずに短時間でやることも重要だと思っています。
手数を掛けないことと、手間を省くこと、あるいは手を抜くこととは別です。
必要な検査を最小限の手数で効率的に行うこと。
当店では、「調節の介入」を防ぎ、「
正確」に「
素早く」行うように心掛けています。
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