先のエントリーで紹介の「当店の初めてのお客様」に、
ブログをすべて読んでいただいて「おもしろかった」と感想をいただきました。
ありがとうございます。
(社交辞令を真に受けるほど初心でもないのですが・・・笑)
「メガネ以外の話が特に」
(メガネの話を面白おかしく書くのも無理があります・・・^_^; )
というところで、ちょっとメガネから離れた話。
今年の北陸地方、特に加賀地区では空梅雨で、
今月も25回も自転車通勤ができました。
自動車通勤に比べて、二酸化炭素の排出量は50kgも抑えることができたばかりか、
そういえば、5月の末にガソリンを入れたのが最後で、もう2ヶ月もガソリン補給していません。
私のお財布にもECOです。(*^^)v
走行距離は321km、今日の帰りのぶんも入れると336kmくらいになりそうです。
(これ以外にも別の自転車で90kmばかり走っていますが。)
先月よりも少ないのは、やはり気温の所為です。
出勤時は汗を書きたくないので寄り道せずに最短コースを走り、
帰宅時に寄り道するパターンにしましたが、
夕食前の時間、お腹がすいていると力が入らないので、寄り道コースも控えめになっています。
7月25日に臨時休業したのは、墓参りのためです。
涼しいうちにと思って早めに出掛けましたが、午前8時の段階でもう蒸し暑い日でした。
墓掃除とお経をあげているうちに10時を過ぎ、
汗かきついでにサイクリングに行ってきました。
金沢市街を抜ける道は、信号と混雑で煩わしいので、
野町から鶴来まではサイクルトレイン。

旧・鳥越村の道の駅「一向一揆の里」で休憩し、自転車に戻ると、
なんと自転車の近くにツバメの雛が落ちています。
羽ばたきの練習もするし、産毛が生え換わっているので、巣立ちまでもうすぐの時期です。

ツバメは、穴水の店でひとつ屋根の下に暮らす子供みたいなものでしたので、
放ってはおけません。
道の駅のお姉さんに伝えると、午前中にも1羽落ちていたとのこと。
「違う巣に戻して落とされたのかも?」というように、
巣がたくさんあってどこから落ちたヒナかわかりません。
30分ほど観察していると、落ちたヒナを気にする親らしいツバメが2羽いることに気付きました。
交代で、落ちたヒナの監視と、巣にいる他のヒナに餌を与えているよう。
しっかり見極めないと、また落とされてしまいます。
確信が持てたところで、 道の駅のお姉さんに脚立を借りて、
おそらく間違いないマイホームの入り口に戻してやると、
何事もなかったかのように、他のヒナ達に紛れるように奥に入って行きました。
一度落ちたツバメは、巣に戻しても育たないことが多いようですが、
落ちたダメージもなさそうですし、高い気温が幸いして体温を落とさずに済んだので
たぶん大丈夫。いや、大丈夫に違いない。元気に巣立って、来春、私の自宅に来てくれないかな?
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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もう二月あまりも前のことになりますが、この店を開店した5月24日の午後、
「最初のお客さんって、いつになったら来てもらえるのかなぁ?」と不安に苛まれていたとき、
ひとりのお若い女性(私より年齢が下ならば、もれなくお若いかたですw)がいらっしゃいました。
本日、ふたたびご来店いただきまして、
既存のメガネを、ウスカルフレームに交換のご依頼を賜りました。

かなり古い枠で、右のリムが切れて、ガラスレンズが落ちてます。
左右共にSph-9.00Dのレンズが入っており、重さは30gちょうど、厚みは最大で3.6mmでした。

フレームサイズは43□21、ウスカル会会員ではないお店にしては、かなり上手に作られています。
お選びいただいたフレームは、女性用ウスカルフレームのベストセラー、ベリーザです。

厚みは3.2mm、総重量18gに仕上がりました。
厚みで11%減、重さで40%減です。
単に、「薄くなりました」、「軽くなりました」、のご報告では、
今さら面白みも何も無いので、
「
アンダースッキリ加工」の効果についてご覧ください。
アンダースッキリ加工は、私の専売特許ではなく、ウスカル会会長の岡本隆博氏による知見です。
Before
Afterカメラを向ける角度が、こちらの方が上から視る形になって不利なはずですが

レンズの下方のウズがスッキリしています。
玉型が細くなり、光学中心からの距離が短くなったのも大きな要因ですが、
アンダースッキリ加工により、正面やや上から見たときに白い全反射が少なくなります。
強度近視ではなくとも効果があるこのアンダースッキリ加工、
当店では標準的に行っています。
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眼鏡店向けの工具や備品、部品などの用品の載ったカタログを見ていると
見慣れないものがありました。
「
NEW」の文字があるように新製品です。
木ネジ?私の30年のメガネ屋人生、木ネジというのは使ったことがありません。
DIYが好きなので、一般的なタッピングビスとインパクトドライバーはもちろん使いますが、
メガネに木ネジというのは初めて知りました。
過日、加熱実験したTR-90という材質の東アジアの国の樹脂フレームを改めて見ると
確かに木ネジが入ってました。

まあ、相手が樹脂だと、ネジ山切ってもすぐに舐めるだろうし、
何よりネジ山を切る作業が省けてコストも掛からないんでしょうなぁ。(;一_一)
日本のメーカーだと、裏からナットを挿入してちゃんとネジを受ける構造にするのでしょうが、
メガネは使い捨てが文化の国なので、しょうがないのでしょうねぇ。
当店は
木ネジを使ったフレームは在庫しておりませんので、
木ネジも置いていません。
(ピッチや太さ、長さの種類もあるでしょうから、置くのも面倒です)
この手のフレームの、こうした修理はお受けできないと思います。
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キーボードを叩けば簡単に情報が手に入る。
そんな時代になりました。
しかし、インターネットで得られる情報は玉石混淆、
嘘と本当のことが入り混じって、何を信じたら良いかわからないことも多くあります。
当店のHPやブログでは、嘘や間違った情報は発信していないつもりですが、
もしかしたら間違いがあるかもしれません。
書いた時点では正しいと思われていたことも、時間が経てばその評価の変わることもあります。
決して鵜呑みにはしないでください。
ただ、意図したことではないのですが、
当ブログから間違った情報にリンクがなされてしまっているようです。
zenbackという機能で、似たような内容のブログ記事に自動でリンクが掛かる仕組みのようですが、
西日本のとあるメガネ店の公式ブログ記事にリンクされてしまっています。
何でも、斜視を得意としているメガネ屋さんらしくて、
遠近両用レンズに少しプリズムを入れて、斜視の方に喜んでいただいているそうです。
えっと・・・・それは・・・「斜位」ですよ・・・
私自身、「斜視」に対するメガネは、小児の「調節性内斜視」や、
斜視手術の前後、視能訓練に必要なフレネル膜プリズムを「眼科処方」にて調製する程度です。
遠近両用レンズに素で入れられる程度のプリズムで、
斜視の方の両眼視を何とかする奇跡は起こせません。
(間歇性斜視と呼ばれている種類の斜視でも、
プリズム処方で両眼視が得られるなら、それは私は「斜位」だと考えます)
一般のかたでしたら、斜位と斜視の認識が間違っていたりしても
いちいち目くじらをたてるほどのことでもないですが、
少なくとも眼鏡販売従事者にはその区別くらい付いて欲しいですし、
プロとして間違った情報を発信するのは恥ずかしいことだと思います。
ましてや、区別も付かないようなかたが、プリズム処方などおこがましいとさえ思うのです。
よって、このzenbackというシステム、退会しようと思います。
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夏といえば、汗。
そして水遊びや、水撒き、水を使うことも多くなります。
そうするとこういうトラブルも増えます。


レンズ面に点々と白く反射している部分が、
水ヤケ、
水シミです。
レンズに汗や水滴が付いた場合、放置しておくと水分は蒸発していきますが、
水に含まれたカルシウムやミネラル分は蒸発せず、
レンズの表面の顕微鏡レベルの小さな穴(ピンホール)に食いつくように残ります。
これは付いてしまうと取れません。
現行のプラスチックレンズには防止のためのコーティングが施されていますが、
少しずつ摩耗していって徐々に効かなくなっていきます。
レンズに水滴が付いた場合、乾く前にサッと拭き取ってください。
ご家庭では、ティッシュで軽く押さえるようにして水分を除くようにすれば良いと思います。
タオルやハンカチの類はレンズを痛めますので避けてください。
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炎天下に路上駐車した車の中は、相当に温度が上がります。
メガネにとっても過酷な環境です。

鼻側の上の方と、耳側の下の方にかすんだ部分があるのがおわかりいただけますでしょうか?
アップで見るとレンズの表面はこうなっています。

熱により、プラスチックレンズは膨張します。
ところが、レンズ表面に施されている反射防止コートは膨張率が小さいので、
その差からコートのほうがひび割れてしまいました。
修理は出来ませんので交換となります。
ヒートプロテクトコート、オーガニックコートなど、メーカーによって呼び名は様々ですが
熱に強いコートも発売されてはおります。
しかし、金属フレームに締め付けられたレンズが熱膨張で割れたり、
フレームのプラスチック部品なども痛みますので
車の中への放置や、サウナへの持ち込みは避けた方が良いです。
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北陸地方も梅雨が明けました。夏本番です。(=_=)
メガネフレームに使われる金属類は、
チタンであったり、ハイニッケル合金、サンプラチナ、サンコバルトであったりしますが、
一般的にサビに強いです。
加工性やコストの問題、あるいは部位によって適した金属を使い分けることもあるでしょうが、
異種の金属が接していれば「
電蝕」が起こります。
メガネの場合はネジが腐食することが多いです。
本日、お客様のメガネから外したネジです。

この程度でしたら、たいしたことはないのですが、
もうちょっと腐食が進めば、フレームの中で折れ込みます。(>_<)
折れたネジは、「ネジ抜き」という方法で抜くことはできます。
しかし、フレーム本体に、大きなダメージと、リスクが伴いますので、
できれば避けたい作業です。
これを防ぐには「
夏のメガネのお手入れ」にて紹介いたしましたように、
こまめに水洗いしてください。
残念ながらネジが折れたとき、

この程度、ネジの先っぽがはみ出していてくれていたら、
フレーム本体にダメージなく、また失敗のリスクもほとんどなく抜けますのでラッキーですが、
見た目が悪いのでここまではみ出しているのは稀です。
大概はツライチで、こうなります。

この場合、抜く方法は何通りかあるのですが、
1)フレームの智という部分ごとヤスリで切り込んで、ドライバーの刃が当たる溝を作る
2)ネジ抜き器を使い、トコロテンを押し出すようにネジを押し出す。
3)細いドリルをネジに貫通させる
のが代表的です。
1と2の手法は、確実にフレームにダメージを与えます。
1)はフレームに細い溝が彫られてしまいます。

正面から見る分には傷は見えません。
2)はネジ穴が広がるので、タップで新たに太いネジ穴を切るか、
その余裕が無ければ、元の太さのネジのままナットで固定します。(かなり出っ張ります)
3)は完ぺきに実行できればノーダメージですが、
1.4mmのネジの中央に1.0mmのドリルを垂直に当て貫通させないといけないので、
難易度は高いです。

少しボヤけていますが、成功しました。
1.4mmのタップでさらえば、残ったネジの残骸は取れます。フレームにはダメージはありません。
これが高確率で出来るようになったのは近年のことです。
ドリルの性能と、私の経験値の向上です。
自店販売商品の場合、万が一の事態へのお客様の理解と、実行できる条件がそろえば3)でやることが多いです。
3)が無理なら1)を次善の策とすることになると思います。
他店購入品のお持ち込みの場合は、専門の修理工場に依頼することになります。
工場では、おそらく、もっとも簡単な2)の方法を取られるだろうと思います。
外注するのは、多少、時間も費用も掛かりますが、当店にはノーリスクだからです。
こういうリスキーな作業は、まずは購入店にご相談ください。
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アクセス解析は
個人を特定できる種類のものではないのでご安心ください当店のブログ、あるいはホームページもそうですが、
検索キーワードから、おそらくは同業者であろうと思われるかたが都度都度来訪されます。
それは全然構いません。
勉強熱心なことは良いことですし、
-2.50D程度の弱~中等度近視の人に、寄ってたかって「レンズが厚くなりますよ~」などと脅し
東海光学が誇る世界最高峰の屈折率を持つお高いレンズを売り付ける術を勉強するよりも、
世の中のためになります。(笑
ともあれ、私自身の復習にもなるし、
そもそも、自分が身に付けた知識や知見は、私の専売特許などではなく、
ほとんどすべて先人から学んだことですので、
(しかもほぼ無償で教えていただきました!)
ケチケチするつもりもありません。
一部、私の「メシのタネ」に抵触する部分や、
個別の、必ずしもすべてに当てはまらない事例などは、誤解をさけるためにボヤけさせています。
これなどその最たるものだと思いますが

おそらくはコレのことだと思われます。

使うチャートはコレ。
グリルターゲット、クロスヘアなどと呼ばれる視標です。

米国式21項目検査では調節ラグを測定するときに使う手法ですが、
加入度測定にも使えないことはないです。
ただし、そもそもフォロプターで装用度数を決めるのは無茶ですし、
フォロプターは水平方向のみ、
チルトできる機種でも、自然な下方回旋をした状態での測定とは言えません。

当店でも、メニスカスの混合乱視のテストレンズを作って、
加入度測定をやったこともありますが、
この近用視力表にあるようなレッドグリーン視標のほうが、
余計な乱視レンズを加えることなくより自然な測定ができますし、
偏光フィルターを使えば両眼開放下で左右眼それぞれ検査ができますので、
そちらのほうがおすすめです。。
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昨年あたりから傾向は感じていましたが、
今年以降は確実にボストン型・ウエリントン型といったクラシカルなデザインが流行りそうです。
各社からクラシカルなデザインの新型フレームが上がってきました。

画像・下は完全なボストン型なのですが、
上2本は、天地の深目のウエリントン型といいますか、ボストンも少し混じったような玉型です。

ボリュームのあるデザインですが、
テンプルにチタンの薄板を使い、レーザーでカッティングして軽量化を図ってます。
単にクラシカルなだけではない、最新鋭技術が投入されています。
当店は、丸メガネだけではなく、
こうしたトラディショナルなデザインのフレームも多く扱っています
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遠視の話になったところで、次は老眼について。
よく、遠視と老眼を混同されているかたがいらっしゃいます。
遠視が、
静的屈折状態{無調節状態}において、無限遠からの光が{平行光線が}、網膜の後方に結像するものとするなら、
老眼は、対比的表現をすると、
動的屈折状態において、近業距離からの光が、網膜の後方に結像するものとなります。
すなわち、
近いところを見るときに必要な調節ができなくなった状態です。
近視・遠視・乱視は「屈折異常」、
老眼は「調節異常」と区別されるべきものです。
これも、詳しくは拙ホームページ「
老眼・老視」をご覧ください。
老眼は、医学用語で「presbyopia」と言います。
日本語に訳されるときに、もっと気の利いた呼び名にすればよかったのですが、
医学用語には「老人性○○」とか「加齢性○○」とか、失礼なものが多いですね。(苦笑
尚、イギリスでは近視を「short-sighted(sightedness)」
遠視を「long-sighted(sightedness)」と呼ぶように、
老眼を「 age-related long-sightedness」と呼ぶようです。
shortだとかlongだとか呼ぶあたり、
日本と同じように遠視のことを誤解していたり、
遠視と老眼を混同している人も多いのだろうと想像します。
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前回の「よくある誤解」に続き、「遠視は遠くが見える良い目」について。
遠視とは何ぞや?
といいますと、
静的屈折状態{無調節状態}において、無限遠からの光が{平行光線が}、網膜の後方に結像するものと答えれば、認定眼鏡士試験では減点はゼロです。
ただ、これだと「何のこっちゃ?」と理解しにくいと思われますので、
拙HPの「
遠視」のページをご覧ください。
もう20年近く前に3日ほど徹夜に近い作業をして作り上げたもので、誰にでもわかりやすいと自負しております。
遠視は、「調節力」が旺盛で、網膜後方に結像するべき像を網膜上に持ってこられる範囲ならば、
遠くの視力は良好です。
持って来られなくなると視力は低下します。
ただし、「調節」は、近方視をするときに使うものであって、遠方視の際にも使うのは余計な作業で、
眼精疲労の大きな原因になります。「調節性眼精疲労」と言います。
そして、「調節」をしますと「輻輳(ふくそう」と言う「寄り目」の力が働きます。
小児によく見られる「調節性内斜視」がこの代表例です。
3歳児検診、就学前検診で、斜視・弱視や遠視などは発見されることが多いのですが、
それ以外でも、小さなお子様の眼が不自然に寄っていることに気付いたら
早めに専門医にご相談ください。
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「近視は老眼にならない」と信じて疑わないかたがいます。
ある範囲の近視のかたの場合、老眼鏡を必要としないのは確かなのですが、
「老眼にならない」ことと「老眼鏡が必要無い」こととでは意味が違います。
私は、現在50歳になりました。いわゆる、「老眼鏡」は持っていません。
しかし、どっぷりと「老眼」です。
近視の眼でも、遠くがちゃんと見えるように矯正したメガネを掛ければ
(コンタクトレンズ、レーシック等の近視矯正手術も同じ)
その屈折状態は正視のかたと変わりません。
残存調節力が3ディオプトリーを切るくらいまで減ってくる年齢になると
メガネを掛けたままでは、近くにピントを合わせるのが辛くなってきます。
メガネを外せば、近視の度合いに応じた眼前の距離にピントが合うので、
その距離が都合のよいところにあれば、老眼鏡は必要無いだけです。
「老眼鏡は必要無い」とは言っても、
メガネを掛け外しするのは面倒くさいですし、何より
「
しぐさのアンチエイジング」で紹介したように見栄えの良い物ではありません。
遠近両用レンズで、快適に、そしてスマートな日常生活を送りましょう。
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