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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

被写界深度と焦点深度

最近、メガネ屋のブログというよりは、
ただの自転車趣味のオッサンのブログになってしまっていますので、
ちょっと真面目なお話しを。

さて、以下の2枚の画像ですが、同じプラモデル(ダイキャストモデル)が写っていますが
見え方がなんだか違います。
それはなぜでしょう?

181119_1.jpg

181119_3.jpg



これは、カメラを少し触られたことのあるかたならすぐにわかるでしょうけれど、
実は「絞り(F値)」が違います。

上の画像は、絞りを開いて(F値は小さく)手前の被写体にピントを合わせることで背景がボヤけ、
下の画像は、絞りを閉じて(F値は大きく)手眼の被写体だけではなく、奥にもピントを合わせています。

これを「被写界深度」といいます。
正確には「ピントが合っているとみなせる範囲」のことですね。



私たちの眼でも、同じような現象が起きます。

181119_4.jpg

これはピンホールと呼ばれるもので、遮蔽板に小さな穴が空いています。
近視や遠視のあるかたが、この穴を通してみると、裸眼で見るよりもクッキリと見えます。
少し目を細めるとちょっとだけ良く見えるようになることを経験的に知っているかたも多いはずです。
これを「ピンホール効果」と呼びますが、「焦点深度が深い」とも言います。

小さな穴をいくつか開けたアイマスクやカッペを付けて視力回復という宣伝文句のものがありますが、
これはこの原理を利用しただけのもので、これをつければ視力が良くなる(近視が治る)というわけでは
全くありませんのでご注意ください。


【追記】
画像の紹介に、戦闘機のプラモデルを使っているのは、
機体の細かい模様が、被写体深度の比較に向いていると判断したためで、
他意はございませんので、ご了承ください。

金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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色の後退と進出

メガネが曲がって修理に来られたお客様が
「パソコンを見てたら、赤い文字が緑の文字より近く見えたのは、メガネの歪みのせいなのか?」
というご質問を受けました。

いいえ、違います。
メガネの歪みが原因ではありません


赤やオレンジは「進出色」で青や緑は「後退色」
といわれたりしますが、これは正しいようで決して正しいわけではないです。
なぜ、赤やオレンジが進出して、青や緑が後退するかの説明が足りないからです。

赤やオレンジなどの長波長の光は屈折が少なく、
青や緑の短波長の光は屈折が強いために、
網膜で結像する位置が違ってくるのがその理由です。

夜間、自動車の運転をしていると、赤信号は近く、青信号は遠くに感じることありませんか?

181112_1.jpg

試しに作図してみました。
赤が浮き上がっているように見えませんか?


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眼底検査を受けました

2年前の8月、右目に網膜裂孔が起こり、レーザー光凝固手術を受けました。

飛蚊症

それ以来、右目にもの凄い飛蚊症が見えるようになりました。
なるべく気にしないようには務めていますが、気にならないはずもなく、
ただ気にしてもどうにもならないので無視するようにしています。


その飛蚊症が何となく増えて来たような気がしたので
サボリがちの定期検診として眼科で検査を受けてきました。
(眼底検査をする場合は、散瞳(さんどう・黒目を広げる)の処置をしますので、自動車の運転は避けた方が良いです。)

結果は、網膜には新たな破れなどは無い、ということで大丈夫でした。
ただ、硝子体内の不純物が、集中している部分があり、
その個所が飛蚊症の増加に感じているのではないか、ということでした。


現状としては、硝子体手術を受けるほどでもないので、
将来的に、白内障などの手術を受けるまではこのまま我慢せざるを得ません。


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白内障

最近、見えにくくなってきたので、度が変わってきたのでは?

とご来店いただいても、測定してみると、明らかに正常ではない矯正視力しか得られないことがあります。
原因は眼の中の何かしらの異常なわけですが、白内障だけは容易に想像が付きます。

・オートレフラクトメーターにエラーが多い
・オートレフラクトメーターと自覚的屈折検査で得られる度数が大きく乖離している
・レチノスコープで網膜反射を見ると影が見える

という所見が伴うからです。

すべての機種に当てはまるかは不明ですが、
少なくとも当店で使ってきた3台のTOPCON製オートレフラクトメーターでは、
白内障があると、他覚的屈折値が遠視性の倒乱視側に大きくズレることが多いです。



さて、矯正視力ですが、度数を強くしていけば良くなるものではありません。
完全矯正値で視力はピークとなり、低矯正(弱い)でも過矯正(強い)でも視力は下がります

白内障があり、矯正視力が不十分なかたから、
「メガネで何とかならんの?」
「もっと強く出来んの?」

と言われることも多いですが、残念ながら、完全矯正値を超える強い度数を入れても(過矯正)
矯正視力は落ちるだけです。

この完全矯正の状態で、
あるいは、手元用のメガネの場合は、完全矯正値に適切な近用加入度数を加えた状態で、
その見え方が、そのかたの要求に対して十分であるなら、
メガネの度数を変えればとりあえずは問題ないのですが、
不十分なら、メガネではどうすることも出来ず、選択肢は手術ということになります。


「手術をすれば、必ず見えるようになるの?」
と聞かれるかたもありますが、
それは私がお答えするのは憚られる質問でして、医師にご相談ください。

白内障手術に関して、
「しなければよかった」とか「もっと早くすれば良かった」などと
正反対の意見を聞いたりもしますが、
それは手術後の満足度のレベルが人によって違うという部分もありますし、
事前のインフォームド・コンセントが不十分で、
患者さん側が手術に関して過度な期待を持たれてしまった、というパターンも見受けられます。
モノビジョンのトラブルなどがその典型ですね。



メガネではどうすることも出来無い部分は、私がどうこうすることも出来ませんので、
事前にドクターと話し合って、十分な説明を受けてご決断ください。
場合によっては、セカンド・オピニオンなども活用して、
十分、納得されてから治療をお受けになるのがよろしいかと存じます。


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片眼のみ白内障手術を受けた場合

片目だけ白内障の手術を受け、左右の明るさの違いに不快感を抱いている、
というかたからの電話相談を受けました。


白内障手術を受けると、羞明(しゅうめい・眩しさを感じること)を感じる場合がありますが、
片眼の場合は、手術を受けていない方の眼が、多少なりとも白内障を起こしていることも多いため
明るさに関して、左右のギャップが大きくなりがちです。


ただ、残念ながら、レンズの透過率を下げるには色を付けるしか方法がありませんので、
左右で色を変えたり、濃度を変えるというのは現実的ではありません。
見た目という点はもちろん、正確に左右眼の感覚の差を埋めるのは難しいです。


「光の干渉」という現象を使って、
無色レンズでありながら透過率を下げる、という謳い文句のレンズもありますが、
視感透過率という数値では、ノーマルなレンズに対して1%程度下がるくらいで、
その効果はプラシーボの域を出ない程度だと考えております。
手術を受けた側をこのレンズ、非手術眼をノーマルにしたところで
ほとんど効果は得られません。


片眼のみ白内障手術を受ける場合は、不同視(左右眼の屈折度数の差)の問題が多いのですが、
明るさ・色味の違いも問題になってきますね。


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