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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

第2回・眼鏡作製技能検定


昨日(17日)、2023年度眼鏡作製技能検定学科試験が行われたようです。
最近、拙ブログの閲覧数が増えていたのはこのためでしょうか。

本日の15時に問題文が公表されるようですので、
ダウンロードして、暇があるときに解説してみたいと思います。


さて、昨年の第1回の試験では、1級の合格率が
学科合格率14%
実技合格率34.2%
トータルで4.8%の狭き門だったようです。

今年はどうなるでしょうね。


【追記】

公開された問題を一通り確認しました。
昨年に比べて、比較的オーソドックスな問題が出題されたようです。
プルキンエ・サンソン像も、時代錯誤の偏心の設問もありませんでした。
合格率はかなり上がるのではないでしょうか?



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眼鏡作製技能検定

過日行われた国家検定資格「眼鏡作製技能士」の試験結果が届きました。

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100点満点です。
が、まったく自慢できるものでは無くて、
受験者数5,759名、合格者数5,708名、合格率99.1%という極めて緩い試験です。
これが国家検定とは恐れ入る。


近いうちに厚労省発行の「合格証」が送られてくると思うのですが
これまで何度も批判してきた「眼鏡作製技能士」という国家検定資格。
批判するなら外部からより内部のほうが良いと思うので一応は取りましたが、
機会を見て返上する予定でいます。


斜位による不定愁訴に困っているお客さんに、「斜位」と言えない。説明も出来ない。
そんな馬鹿な話があるわけないので、それなら眼鏡作製技能士なんて資格、必要ないです。

当店はお客様本位のメガネ作りを目指します。


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眼科への紹介


昔からのお客様なのですが、
昨日、事務仕事が見えなくなってきたという主訴でご来店いただきました。


オートレフで、右眼は、以前に比べて遠視化しているような数値が出てきました。
左眼は、数回続けても「No Target」というエラーしかでません。
要するに、網膜反射を検知できないということです。

別にオートレフのデータが無くても自覚的屈折検査は出来ますが、
矯正視力も0.4~5くらい、それも、かなり曖昧な答えが返ってきましたので、
明らかに前回の測定時とは違います。

レチノスコープを取り出しまして、左眼の瞳孔を見ると、
オレンジ色の網膜反射の中央付近に、影と滲みが確認できました。
中間透光体に何かしら光の透過を妨げるものがあるということです。


国家検定資格・眼鏡作製技能士の規定で、「疑い病名」であっても挙げてはならないとのことなので、
おそらくは白内障であろうと思われますが、それは言えません。
「掛りつけの眼科はありますか? なければご紹介しますよ。」
とお伝えして、
「事情があって、具体的な病名みたいなものは言えないのですが、
光の通り道に、なにか邪魔をするものがあるみたいなので、先に眼科で診てもらってください。」

と、事実だけをお伝えしました。(これでもイカンのか?)

幸い、以前掛っていた眼科があるそうなので、(比較的有名な眼科でした)
まずはそちらで診ていただくのが先です。


心配させてはいけないので、深刻な表情とかはせずに、軽い感じで伝えることを心掛けましたが、
むしろ、「たぶん、白内障だろうからたいしたことないよ。」と言ってあげられた方が、
お互い気が楽なのですが・・・。




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半医半商って・・・

いつの時代に、
どこのどなた様が言い始めたのかは存じませんが、

「眼鏡屋は半医半商」だとか・・・

文字通り、半分医業で半分商業(半分医者で半分商人かも)という意味らしいです。

誰だったか記憶が定かではありませんが、
眼鏡学校の授業でも、この言葉を先生(素性は大阪の眼鏡屋のおっちゃん)から聞いたことがあります。
眼鏡屋の仕事は半医半商だから、しっかり勉強せい!」って趣旨でしたかね。


馬鹿なことを言っちゃいかん!

そんなおこがましいことを言ってはなりません。
自惚れるんじゃねぇ!
そんなこと言ってっと医師法違反でしょっ引かれっぞ!

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眼鏡作製技能士になるための検定試験の唯一のハンドブックとなる「眼鏡学教本」の
第7部・企業倫理とコンプライアンスの第2章・眼科専門医との連携という馬鹿馬鹿しい章にも
医行為はイカン!と明記があります。
よって「半医半商」というスタンスは医師法に抵触する恐れがあります。


私は、
・屈折異常(近視・遠視・乱視)
・老化現象に起因する調節不全(老眼)
・生理的な視線のズレ(斜位)
は、病気という器質的な変化ではなく、
医学的原理ではなく光学的原理に基づいて矯正し得るものであり、
それを矯正するメガネは光学機器であって、工業製品だと思っております。

例外的に、
小児の斜視・弱視治療用の矯正眼鏡や、網膜色素変性症の遮光眼鏡など、
医師の処方箋に基づいて調製(作製)が必要であるメガネは医療用具ではありますが、
この医療用具を調製する際にも、
光学機器として組み立て人間工学に基づきフィッテイングしてユーザーにお渡しする私たちの業務の過程には、
医行為の介入する余地はありません。


よく人の目をカメラに例えたりしますが、
それに当てはめると、メガネというものは、
一眼レフやミラーレスのレンズ交換式カメラの交換レンズということになります。
さらに言うと、カメラのレンズが水晶体に相当すると考えますと、
スマートフォンのカメラに取り付けたりする外部補助レンズみたいなものですかね。

レンズを交換しても光学的に矯正できない、あるいは、矯正しても像の解像度が悪い、ということならば、
カメラ本体の異常ということになるので、当然ながら本体の修理が必要です。
それは私たちの日常業務では、専門医の受診を勧めることであり、それは医行為には当たりません。



ですから、「半医半商」ではなく「半工半商」が正しいと思うのです。

でも世の中、光学機器とも言えない消耗雑貨品のようなメガネが溢れていますがね。
言うなれば、必ずしも半半とは限らず、「一工九商」や「九工一商」のような店も存在するわけでして、
「工」が圧倒的に低くなってきているのが現状です。




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斜位検査の依頼

このタイミングで、こんな電話を受けると、
もしかして私を何かに引っ掛けようかとするトラップかと勘繰りたくもなりますが・・・・


先ほど、声の感じからしてお若い男性のかたですが、
「斜位の検査はしてもらえるのですか?」
と電話がありました。

「どういう目的の検査になりましょうか?」
とお伺いすると
「何プリズムディオプトリーの斜位があるのか知りたい」
ということでした。



もちろん、斜位の有無、その量の測定といったことは技術的には可能です。
しかし、その測定されたデータを基に、斜位の定性や定量を「診断」することは医行為にあたり、
医師法17条に抵触してしまいますので、検査のみの依頼はお引き受けできないことになっています。

メガネを作製するために検査をして、
被検者(お客様)がメガネの度数を、自身で決定するためのお手伝いをすることはもちろんできますが、
そのデータを「診断」用途に使うことは許されていません。


という趣旨のことをご説明しましたら、
どうやらご理解いただけましたようです。

つまり、
検査をして、斜位の有無、その定性、定量を測定したとします。
しかし、その得られた斜位の有無、その定性、定量という結果をお伝えすることはできません。
じゃ、何のために検査すんねん! ということですね。


しかし、当店のような場末のメガネ屋にこんな相談が来るのは、
斜位に対応して「診断」してくれる眼科が見当たらないからではないのでしょうかね?



話は変わりますが・・・
メガネ屋が、よく「無料視力検査」などと喧伝したりしますが、
要は、運転免許更新前などが特に好機ですが、
無料で視力を測定して、ちょっとでも視力が悪いと、
それにつけこんで、新たに売りつけようとする算段なわけです。

後述の通り、自らの検挙・逮捕の危険を顧みずに奉仕する、とても素晴らしいサービスです。


これも、「近視が進んでいますね」とか、「乱視がありますね」とか言ってしまうと
「診断」行為となり医師法違反になります。

・裸眼視力は0.6ですね。近視のようです。 → 診断しているのでアウト
・現在のメガネでは0.6しか見えてませんね。 → 端的なデータを示しているだけなのでセーフ?
・現在のメガネでは免許更新は出来ませんね → ?

どこまでがセーフで、どこからがアウトなのかしらん?


でも、こんなことで逮捕されてしまうような事態になると、
全国の警察署は、メガネ屋で溢れかえってしまうでしょう。


アホくさくてやってらんねーよ!



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