HP Reverb G2 VR Headsetに取り付ける度付きアダプターのご注文を受けました。

前述の通り、 →
https://optpal.blog.fc2.com/blog-entry-1688.html爪などでしっかり固定することが出来ない構造のために、
所持されているヘッドセットをご持参いただき、容易に外れないことを事前確認しています。

すでに、水平軸を正確に採った加工データを保存してあるので、加工自体は簡単です。
レンズに印点して、吸着板を取り付けてスタートボタンを押せば削り上がります。

左に装着しました。
45度と225度方向にある二つの突起をつまんで脱着します。
当店では、HP Reverb G2 VR Headset及びMETA quest 2(oculus quest 2)のアダプターは在庫があり、
その加工データも持っています。
最近、Picoというメーカーのヘッドセットが最安値で売られ始めているので、
今後はこの機種の需要も出てくるかもしれませんし、
プレイステイションなど他メーカーのヘッドセットへの度付きの要望もあるかもしれません。
その場合は、キズ防止でもブルーライトカットが目的でも構いませんが、
何らかのレンズが入ったものをご入手していただければ、加工は可能です。
理由はこちら →
https://optpal.blog.fc2.com/blog-entry-1698.html尚、当店には、VRヘッドセットを快適に見るための度数を決定するノウハウがありますので、
眼科による眼鏡処方箋は不要です。
金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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VRヘッドセット用度付きアダプターにレンズを入れる場合について、
当店にはMETA Quest 2用の度付きアダプターは在庫がございます。
VALVE 、HTC VIVEなど、Oculus Quest 2(META Quest 2)以外のヘッドセットの度付きアダプターが必要な場合、
また、アダプターをお持ち込みになりたい場合もあるかと思います。
どちらもお引き受け可能ではありますが、条件がございます。
それは、アンチ・スクラッチ目的でもブルーライトカットでも何でも良いのですが、
アダプターにレンズが入ったものをご用意ください。
そして、正確に水平を出さないといけませんので、ヘッドセット本体もご持参ください。
度付きアダプターには、以下のように、
レンズの入っていないもの

レンズが入っているもの

があります。
このレンズは、アダプターにしっかりと挿入されているものなら何でも構いません。
というのは、この度付きアダプターは、一般的な眼鏡加工機の型取り器(トレーサー)では読み込めません。
レンズが入っていれば、レンズに水平線を描いて、トレーサーで取り込めば型が取れます。
もしレンズが無い場合は、こういう作業が必要になります。

新しい型板にサインペンで型を写し取り、ハサミで切って、やすり掛けして型を整える必要があります。
手作業ですのでかなりの時間が掛かります。
どの程度の精度で妥協するかに関わって来ますが、拘れば拘るほど時間が掛かってしまいます。
そして、水平が取れているか、芯が出ているか、試し摺りをして確認するなどの作業も必要なので、
基本作業料と時間工賃を考えると、これだけで数千円は頂きたいところです。
つまり、型取り作業だけで、アダプター本体の数倍のコストが掛かってしまうことになりますので、
レンズ付きのアダプターをご用意いただくほうが合理的です。
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お客様よりoculus quest 2(現・META quest 2)をお預かりしました。
度付きアダプターを御所望です。
当店でも本体を手配しているのですが、入荷予定が月末でしたので
本体ごとお持ち込み頂きました。
アダプターはすでに用意があります。
某所から個人輸入しておきました。
(AMAZONではありません)
HP Reverb G2 VR Headset用は、アダプターを単に挿し込むだけで固定は甘く、
ややもすると外れてしまいそうなほど心許ないですが、
こちらは、本体の溝に爪を嵌め込む形でしっかりと固定できます。
ので、商品として販売することに問題は無くなりました。

アダプターは2重構造です。
ベースを本体に固定したら、度付きのフレームをマグネットで装着します。
レンズの脱着が用意ですので、汚れを拭いたりするのに便利ですし、
度付きフレームを別途用意すれば、複数人でゲーム本体を共有できます。

何枚か試し摺りをして、水平出しした型を取りました。
加工機械に記憶しましたので、これで簡単にレンズは製作可能です。
価格については検討中です。
Meta Questのホームページから、アメリカのメガネ店へのリンクがあって
本体$79.99、送料37.5$の計$117.49で売られていました。
しかも度数は自分で入力しないといけません。
当店では、VRヘッドセットを見るのに
好適な度数を提供できる用意があります。
(自分の眼で実験しました)
また、VRヘッドセットは光源が近いことから、
380nmから420nmあたりの短波長の光が眼に与えるかもしれない影響を鑑みて
紫外線はもちろん、380nmから420nmの光を94%カットするという付加価値の高いレンズを使用して
出来上がり価格15,000円(税込)程度を見込んでおります。
また、個人的にはブルーライト悪玉説には懐疑的な立場ではありますが、
ブルーライトカットのコーティングの有無は、価格差無しで選んでいただけるようにいたします。
遠視、2Dを超える強度の乱視、10Dを超える強度近視の場合は、
レンズが特注となりますので別途ご相談となります。
尚、通販はお断りしています。
(一度ご来店いただければ、出来上がり品を宅配便でお届けすることは可能です)
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VRヘッドセットに、度付きアダプターを取り付けてみました。
HP Reverb G2 VR Headset用です。

ヘッドセットに収まるサイズのメガネを使っておりまして、それで特に問題は無かったのですが、
もしかしたらこういう仕事を依頼される可能性も無きにしもあらず、ということで、
その時に慌てないように準備しておこうと考えた次第です。
型を取り、正確に水平を出すのに何枚か試し摺りをして加工機械のメモリーに登録しました。

で、これを商品にして売り出すかと言うと、うーん、ちょっと考えるところです。
アダプターの形状がイマイチ精密さを欠いていて、しっかりと固定できないのです。
普通に使う分には外れるほどでは無いですが、
例えば、仰向けに寝っ転がって映画でも見ようとした場合、
もしかしたら何かの拍子で外れ、アダプターが眼の上に落ちてくるかもしれません。
そんな危険性のあるシロモノを商品として売るわけにもいきません。
それと、HP Reverb G2 VR Headsetは、そんなに売れているとも思えないので
そもそも需要は無いのではないかと。
これからのメインストリームは、やはりOculus Quest 2(META Quest 2)になりそうですね。
Oculus Quest 2用の度付きアダプターで良いものがあれば扱ってもいいのですが、
そのためには、アダプターの、正確に水平出しした型を取らないといけないので、
本体を買わないといけません。
業務に供するものですので、経費として認められるとは思いますが、
いや、ヘッドセット二つも要らんて。 (;^ω^)
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「VRで視力が良くなった」というツイッターがきっかけで、
VRをやると視力が回復するという噂があります。
そこに週刊誌などのマスコミがいろいろと「取材」を織り交ぜて記事にしていたりはするのですが・・・・
いくつかの記事を見ますに、
アメリカの「ビビッド・ビジョン」という企業が登場します。
この会社は、弱視・斜視のビジョントレーニングをバーチャルリアリティーの環境下で行うという機材を開発しておりまして、
主に、乳幼児の遠視で起こる弱視や両眼視機能の不具合の治療に用いられるものです。
遠視のお子様の「視力回復」と、近視が治るという意味合いの「視力回復」とは全く違います。
ちょうど、神奈川県のメガネの一心堂さんのブログにも登場しております。
ご参考にどうぞ。
↓
Vivid Visionそして、もうひとつの「根拠」として、
中国の研究機関アドバンスド・イノベーションセンターでの実験結果があります。
それによると、一部のケースで子どもの視力値が実際に向上したことが確認できたそうです。
http://n3.sinaimg.cn/sina_vr/647a35e2/20170612/YingWenBaoGao.pdfでもね、こういう実験は、近視、正視、遠視というバックグランドごとに、
且つ、視力の数値だけでなく、屈折度数の変化も含めて精査しないと、
臨床試験としての体を成さないわけで・・・
視力の数値なんて、一日の中でも変化しますし、日によっても変化します。
ちょっとした明るさの変化でも変われば、何度も同じ視力表を使っているうちに覚えてしまいます。
覚えてしまうと、見えなくても何となく見えた気になるものです。
VRのグループと、Tablet端末のグループ、
ビフォーアフターの円グラフの「上 升 Improved」 「持 平 Unchanged」 「下 降 Decreased」ですが、
私には有意差があるとは思えないのですが・・・
(そもそもサンプル数が少なく、サンプルの情報も不足)
ただし、自分でVRヘッドセットを使って数日経過しましたが、
少なくとも調節に負担が掛かる感じはありません。
外した直後に、視線が若干定まらないことがあるので、輻輳・開散にやや負荷が掛かっている感じです。
成長期の子供以降の年齢でしたら、適切な屈折矯正が行われた状態であれば、
VR自体で近視が悪化するというのは考えにくいかと思います。
そして、今後、VRが普及していくにあたり、
視力が良くなった、というかたは、少なからず出ると思います。
40歳くらい以降の弱度~中等度の近視のかたがVRを始めたとして、
ちょうど加齢性遠視が出現し、近視が減り、裸眼視力が向上する、というパターンです。
この加齢性遠視は、VRをやろうがやらまいが、自然に発生するイベントです。
こうした背景を考慮せずに、「VRで視力が回復」という話をするのは
ちょっと違うのではないかと思います。
あくまでも現状での
個人的な意見ではありますが、
VRは特に近視を悪化させるものではないが、
能動的に回復させるものでもない。といったところでしょうか。
将来、新たに信頼できる知見が現れた場合、この評価は変わるかもしれません。
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