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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

ガラスの超高屈折レンズ

レンズの材質は、細かく分類するとたくさんあるのですが、
ざっくり分けると、プラスチックとガラスに大別されます。

今はプラスチックレンズが主流になりまして、
多くの眼鏡店の店頭からはガラスレンズが消えてしまいましたが
当店では今でも少ないですがガラスレンズを使います。
一番の理由は、屈折率の高さから、強度近視のメガネが薄く作れることです。
ケースとしては少ないですが、傷や熱に対する耐性を求められる事もあります。


プラスチックの優位な点は、軽い、UV400の紫外線カット、コーティングによる付加価値があります。
付加価値とは、帯電防止、曇りにくいレンズやブルーライトカットなどです。
ただし、メリットもデメリットもあるので、その付加価値が必要かどうかは状況に依ります。

そして、価格の面でもプラスチックが優位です。
色んなメーカーが作っていますので、競争の原理が働いて、
また流通量も多いため量産効果もあって価格がこなれています。

対してガラスレンズ。
プラスチックが登場する前の40年前に比べて需要は激減しています。
たぶん90%を大きく超えるほどの減少だと思いますが、
逆に、製造しているメーカーが無くなってきました。
昔、大阪の岸和田市や大阪市生野区の田島にたくさんあったレンズ工場の多くが廃業しました。
結果、競争が働かないし、物量も限られているので量産効果が無く、価格は高止まりしています。
「レンズメーカー」と呼ばれる会社はたくさんありますが、
現在は自社生産せずに、他社から買ったりOEM供給を受けて自社ブランドで販売している業態のところもあります。
ガラスレンズに関しては、仕様にも価格にも違いが見えないので、
ほとんどそうだと思います。

当店の場合、ガラスレンズを扱っているとはいえ、全体の6~7%程度です。
販売量としては非常に少ないので、メーカーに対して
「たくさん売るから安くしてーや!」
などと強気に価格交渉するのもままなりません。


強度近視のかたのために、ガラスレンズもなるべくお安く提供したいとは思っていますが、
こういう事情がありまして、なかなか難しい部分があります。
可能な限り利益を削っての現在の価格になりました。ご察しください。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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オクルーダー(遮蔽板)

過日の事ですが、

オクルア(オクルーダー?)の取り扱いはありますか?

と女性から電話がありました。
オクルーダー、いわゆる遮蔽板ですが、在庫は持っています。

その日の夕方にご来店されました。


複視があり、最近、MRIで脳を調べて貰ったが異常無し。
眼科でプリズムの提案は受けたが、空間の違和感で装用は無理と感じ、
そこでオクルーダーの存在を当ブログで知った。
という流れだそうです。


プリズム矯正が可能ならば、遮蔽板で隠すよりは良いと思いますので、
ひととおり検査してみると、12△B.outで複視が消えました。
内斜位のほぼ全量です。


プリズムレンズを掛けると、空間の違和感を感じる場合があるのは理解できます。
ただし、プリズムの違和感より、複視の不快感が消えるというベネフィットのほうが圧倒的に大きいので、
特に内斜位に対するプリズムは慣れていただけ易いです。

また、片眼遮蔽をすると、遠近感が著しく落ちますので、自動車の運転は不安です。
プリズムで両眼視に持ち込めれば、自動車の運転はもちろん、普段の生活でも
立体感を感じられますので都合が良いはずです。


このことをご説明の上、オクルーダーの現物をお見せすると、やはりプリズム矯正を選ばれました。


お見苦しい画像で申し訳ありませんが、これが遮蔽板です。


190224_1.jpg

向かって左、レンズ外径が大きいほうが、東海光学の「オクルア」という遮蔽板、
向かって右、レンズ外径の小さいほうは、廃業したメーカーに作って貰ったガラスの遮蔽板です。

東海光学のオクルアについて書かれた記事とは逆で
透明度は、古い遮蔽板のほうが良さげでした。 ^_^;


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フィルムケースのような箱

直径35mm、長さ50mmの円筒形の筒の胴部分に、うっすらと「KODAK」の文字。

180420_4.jpg

銀塩カメラのフィルムを思わせますが
中はレンズ拭きの布です。

180420_5.jpg

KODAKブランドのレンズを「特注」した場合に付属してきます。

当店ではKODAKブランドのレンズは、高屈折プラスチックレンズで良く使います。
ただし、メーカー在庫レンズを取り寄せることがほとんどなので特注は余りしません。
納期遅いし、特注加算料金高いし。
納期とか特注加算料金などを考慮しますと、他社の方が都合が良かったりしますので。
今回は、「KODAK」ブランドでしか作れなかった調光レンズの注文でしたので
特注しました。

メーカー在庫レンズにも付けてくれたら良いのにな。
せめて、3174AS-PPくらいのハイスペックなレンズだけでも良いので。

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カラーレンズの注意点

180418_1.jpg

レンズにカラーを入れたとき、、お渡しの際、鏡を覗きこんだお客様から
「思ったより濃い」
と言われることがあります。


実は、カラーレンズの入ったメガネを掛けて、ガラスに映った自分を見るとき、
レンズの部分は、2度光が通ります。
カラーレンズを通して、カラーレンズを掛けた自分を見る、
と書くと、わかりやすいでしょうか。

例えば、カラー濃度が15%だとして、正確に15%減光していると仮定しますと、
カラーレンズを通して視る視界は85%に減光されています。
その状態で15%のカラーレンズを掛けた部分を見るので
さらに15%減光されて、その部分は72.25%になっています。


カラーレンズを選ばれる際には、
サンプルを目の前にかざして視界の減光率を確認、
お肌に合わせる場合は、
右目で鏡を見るならば、左目の前にレンズを置き左目は瞑る、
という風に、ちょっとお気を付け下さい。


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玉型加工

レンズメーカーによる玉型加工というものがありまして、
型取り器(フレームトレーサー)で玉型データを計測し、インターネット経由でメーカーに送信すると、
フレームの形に削られて送られてくるというものです。

ただ、仕上がりサイズが正確では無いことが多いので、
当店ではほとんどすることはありません。

凸レンズの場合、玉型データを送信することでレンズを薄く作ることができますので、
もちろんこのシステムを利用はしますが、削らずに送って貰います。(アンカット注文)
薄く作られた丸い生地(乱視の方向によっては楕円)のまま届きますので
それを自店の玉摺機で削ります。


例外として、玉型加工をしないといけないのが、
HOYAというメーカーの混合乱視の度数を注文するときと、
近用部がプラス度数になる弱い近視の遠近両用の場合です。
効果はやや少ないとはいえ、これらの度数でも薄型加工は有効です。
それなのに、なぜか、HOYAでは、この度数のアンカット薄型加工の注文が出来ません。
カット指定をすると受け付けてくれるので「やむを得ず」玉型注文をすることになります。

171220_1.jpg

HELPというのは、「HOYA EDGE なんちゃらかんちゃら」の略だったと思いますが
薄型加工のことです。



結果はこの通り。
171220_2.jpg


171220_3.jpg



合い口に隙間が空いています。
つまりレンズの周長が長いという事です。
このくらいの誤差は当たり前で、酷い時は2mmほど空く事があります。

幸い、この手の度数だとレンズの厚みが薄いので、手摺りが可能ですが、
これが有る程度のマイナス度数のレンズだと、小ヤゲンの段差を削ってしまわないといけなくなるので
見た目の問題が起こります。
よって、マイナス度数では絶対に玉型加工はしません。



HOYAの担当者が、ときどき、このブログを見ているようなので
この場を借りて業務連絡させていただきます。


MIXや弱度近視の累進のアンカットMETS受けるようにしろよな!



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