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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

オクルーダー(遮蔽板)

過日の事ですが、

オクルア(オクルーダー?)の取り扱いはありますか?

と女性から電話がありました。
オクルーダー、いわゆる遮蔽板ですが、在庫は持っています。

その日の夕方にご来店されました。


複視があり、最近、MRIで脳を調べて貰ったが異常無し。
眼科でプリズムの提案は受けたが、空間の違和感で装用は無理と感じ、
そこでオクルーダーの存在を当ブログで知った。
という流れだそうです。


プリズム矯正が可能ならば、遮蔽板で隠すよりは良いと思いますので、
ひととおり検査してみると、12△B.outで複視が消えました。
内斜位のほぼ全量です。


プリズムレンズを掛けると、空間の違和感を感じる場合があるのは理解できます。
ただし、プリズムの違和感より、複視の不快感が消えるというベネフィットのほうが圧倒的に大きいので、
特に内斜位に対するプリズムは慣れていただけ易いです。

また、片眼遮蔽をすると、遠近感が著しく落ちますので、自動車の運転は不安です。
プリズムで両眼視に持ち込めれば、自動車の運転はもちろん、普段の生活でも
立体感を感じられますので都合が良いはずです。


このことをご説明の上、オクルーダーの現物をお見せすると、やはりプリズム矯正を選ばれました。


お見苦しい画像で申し訳ありませんが、これが遮蔽板です。


190224_1.jpg

向かって左、レンズ外径が大きいほうが、東海光学の「オクルア」という遮蔽板、
向かって右、レンズ外径の小さいほうは、廃業したメーカーに作って貰ったガラスの遮蔽板です。

東海光学のオクルアについて書かれた記事とは逆で
透明度は、古い遮蔽板のほうが良さげでした。 ^_^;


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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フィルムケースのような箱

直径35mm、長さ50mmの円筒形の筒の胴部分に、うっすらと「KODAK」の文字。

180420_4.jpg

銀塩カメラのフィルムを思わせますが
中はレンズ拭きの布です。

180420_5.jpg

KODAKブランドのレンズを「特注」した場合に付属してきます。

当店ではKODAKブランドのレンズは、高屈折プラスチックレンズで良く使います。
ただし、メーカー在庫レンズを取り寄せることがほとんどなので特注は余りしません。
納期遅いし、特注加算料金高いし。
納期とか特注加算料金などを考慮しますと、他社の方が都合が良かったりしますので。
今回は、「KODAK」ブランドでしか作れなかった調光レンズの注文でしたので
特注しました。

メーカー在庫レンズにも付けてくれたら良いのにな。
せめて、3174AS-PPくらいのハイスペックなレンズだけでも良いので。

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カラーレンズの注意点

180418_1.jpg

レンズにカラーを入れたとき、、お渡しの際、鏡を覗きこんだお客様から
「思ったより濃い」
と言われることがあります。


実は、カラーレンズの入ったメガネを掛けて、ガラスに映った自分を見るとき、
レンズの部分は、2度光が通ります。
カラーレンズを通して、カラーレンズを掛けた自分を見る、
と書くと、わかりやすいでしょうか。

例えば、カラー濃度が15%だとして、正確に15%減光していると仮定しますと、
カラーレンズを通して視る視界は85%に減光されています。
その状態で15%のカラーレンズを掛けた部分を見るので
さらに15%減光されて、その部分は72.25%になっています。


カラーレンズを選ばれる際には、
サンプルを目の前にかざして視界の減光率を確認、
お肌に合わせる場合は、
右目で鏡を見るならば、左目の前にレンズを置き左目は瞑る、
という風に、ちょっとお気を付け下さい。


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玉型加工

レンズメーカーによる玉型加工というものがありまして、
型取り器(フレームトレーサー)で玉型データを計測し、インターネット経由でメーカーに送信すると、
フレームの形に削られて送られてくるというものです。

ただ、仕上がりサイズが正確では無いことが多いので、
当店ではほとんどすることはありません。

凸レンズの場合、玉型データを送信することでレンズを薄く作ることができますので、
もちろんこのシステムを利用はしますが、削らずに送って貰います。(アンカット注文)
薄く作られた丸い生地(乱視の方向によっては楕円)のまま届きますので
それを自店の玉摺機で削ります。


例外として、玉型加工をしないといけないのが、
HOYAというメーカーの混合乱視の度数を注文するときと、
近用部がプラス度数になる弱い近視の遠近両用の場合です。
効果はやや少ないとはいえ、これらの度数でも薄型加工は有効です。
それなのに、なぜか、HOYAでは、この度数のアンカット薄型加工の注文が出来ません。
カット指定をすると受け付けてくれるので「やむを得ず」玉型注文をすることになります。

171220_1.jpg

HELPというのは、「HOYA EDGE なんちゃらかんちゃら」の略だったと思いますが
薄型加工のことです。



結果はこの通り。
171220_2.jpg


171220_3.jpg



合い口に隙間が空いています。
つまりレンズの周長が長いという事です。
このくらいの誤差は当たり前で、酷い時は2mmほど空く事があります。

幸い、この手の度数だとレンズの厚みが薄いので、手摺りが可能ですが、
これが有る程度のマイナス度数のレンズだと、小ヤゲンの段差を削ってしまわないといけなくなるので
見た目の問題が起こります。
よって、マイナス度数では絶対に玉型加工はしません。



HOYAの担当者が、ときどき、このブログを見ているようなので
この場を借りて業務連絡させていただきます。


MIXや弱度近視の累進のアンカットMETS受けるようにしろよな!



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ガラスの累進レンズ事情

最近はガラスレンズよりもプラスチックレンズのほうが圧倒的に多いわけですが、
今でも一定の需要はありますので、ガラスのレンズも入手は可能です。
ただし、累進レンズ、いわゆる境目の無い累進レンズは種類が非常に少なく、
また最近では新製品の投入が行われず、古い設計のまま販売が継続されています。

ガラスで累進レンズを作って欲しい、というお客様がいらっしゃいましたので、
いろいろ調べた結果、比較的新しい設計のHOYAのものを選びました。
価格的にも他社の物に比べて安かったというのも選択理由のひとつです。

171208_1.jpg

さて、日本のメーカーであるHOYAですが、
実はレンズは国産とは限らず、タイランドやハンガリーにある自社工場でも作っています。
現在はガラスのレンズはすべてハンガリー製です。

171208_2.jpg

3日の昼過ぎに注文したレンズが5日目に入荷しました。
昨日、大阪から当店に向け発送されたようですので、6日には日本に到着したものと思われます。

ガラスの累進レンズは、前面だけを成型したセミ品を在庫して、
注文が入ると後面だけ研磨してコーティングするという手順になります。
日本時間で考えると、もう4日には工場を出て、陸上便で空港に向かい5日あたりに出国、
6日に日本に到着というくらいでしょうか。

調べてみたら、ハンガリーと日本の間には直行便が無いので、
どこかで乗り継ぎか、陸上便で他国の空港に運ぶかしないといけないようです。

以前は早くても1週間、遅いと10日ほど掛かっていたので、もの凄い納期短縮ですが、
こうした運送費を使ってでも、国内生産よりもハンガリーで製造したほうが
コストが掛からないという判断なのでしょうね。

世界シェアNo2のワールドワイドな会社ですから、
一度に輸送する枚数も多いので、1組当たりのコストさほど掛からないということですかね。


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