FC2ブログ

こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

福島県から

福島県在住のお客様から、修理依頼のメガネが送られてきました。
事前にメールで壊れた様子を送っていただいたので、修理は可能と判断いたしました。

こんな状態。一見、かなりひどい状態です。

201012_3.jpg
201012_4.jpg
201012_5.jpg
201012_6.jpg

フレームは、SilhouetteのTITAN ELEMENTSというものです。
このフレームを修理するのは2,3回目になるかと記憶してますが、
全体に細くて繊細に見える割には丈夫です。


おそらく原因はこんな感じ。

201012_7.jpg

外したメガネをこんな形で床に置いた状態で押しつぶしたものと思われます。
画像は手ですが、おそらく足です。
この踏み方をすると、フルリムのメタルフレームでは、レンズ固定の部品に致命的な変形を起こしやすいですし、
セルフレームですと、蝶番のコマ折れになることが多いです。
一般的なフチなしフレームですと、レンズ破損や、やはり「智(ち)」という重要部品の破損に繋がります

201012_8.jpg
201012_9.jpg

直しました。
レンズを固定するためのプラスチックのスリーブを4本交換して、
智(ち)の捻じれを修正するだけでした。

ご同封いただいたレターパックプラスに入れて、郵便局に差し出してきました。
夜通し福島から運ばれてきて、滞在時間は30分ほどで再び福島へと旅立ちます。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)


追記:
当該のお客様よりメールをいただきました。、
ソファに置いたメガネをお尻で踏んだ、
とのことでした。

テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報

マスクでメガネがズリ下がる

新型コロナウィルスの流行以来、マスクを着用することが増えてきました。

マスクの構造や、耳に掛かる紐の部分の強さなど様々で、
マスクの紐の影響で、耳介の後ろの部分の形状が変化してしまい、
メガネがズリ下がりやすくなっているかたがいらっしゃるようです。

そういう私も、マスク不足の折、北陸大学発のベンチャー企業「サムライ金沢株式会社」企画の
マスク1億枚共同購入プロジェクトにて購入の不織布マスクがどうにも合わずに
付ける直前に、紐を引っ張って伸ばして使っていますが
どうしてもメガネがズレてきてしまいます。

→ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため
200611_2.jpg

2,500枚もあります。どうしましょう・・・・


フィッティングの際に、お客様の耳の後ろを必ず見ます。
耳介の頂点とテンプルの屈曲点を合わせ、耳介の後ろのどこに添わせるかは目視の必要がありますので。
明らかに使用中のメガネが原因ではなく、マスク由来の傷や圧迫痕が見られる場合もあります。

これからのコロナウィルスと共存していかないといけない時代、
マスクにもちょっと工夫が必要かもしれません。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報

モダン修理

200731_1.jpg

私物ですが、
ちょっと掛かり具合を調整しようと力をくわえたら、モダンに亀裂がはいってしまいました。
ある程度使いこんだフレームの場合、良くある話です。
掛けられないことは無いのですが、髪が挟まって痛いことがあります。

耳に掛かる部分のプラスチック部品を「モダン」と言います。
一般的には交換修理用に、CP(セルロースプロピオネート)という材質の汎用モダンが用意されてはいますが
色、太さ、質感など、汎用のCPモダンではしっくりこない場合も多いです。

アセテートのシートモダンならば高級感があるのですが、太さや色のバリエーションが少なくなります。
ひととおり、探してみましたが気に入ったものが見当たらないので
当面の間、シリコンチューブを付けて誤魔化すことにしました。

200731_2.jpg

太さは何種類か用意されていて、おおよそのフレームには付けられます、
(よほど太いものや細いものは除く)
太くなる分、接触面積が増えて接地抵抗が増えますし、シリコン自体に滑り止め効果もありますので、
スポーツ等の際には良いのですが、肌触りの好き嫌いなどもあるので誰にでもお勧めする、
ということはしません。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報

セル枠修理

カメラのレンズを付け替えるのを億劫がって最短撮影距離の遠いレンズで撮りましたので、ピントが合っておりません。
見え難くて申し訳ありません。


さて、
最近は、お子様用メガネにもお洒落なプラスチックフレームが多くなりました。
プラスチックフレームの鼻当ては、従来は、こういう固定式のものが多かったのですが、

200729_1.jpg

最近では、金属足を埋め込んだものも増えてきました。この金属足を「クリングス」と言います。

200729_2.jpg

どちらにも一長一短があり、どちらが優れているかは難しいところです。

固定式のパッドですと、自由な調整は難しいですが、曲がったり折れたりすることはほとんど無く丈夫です。
(鼻盛りという技術で、盛ったり削ったりで調整はできます)
クリングスは、調整は自由になりますが、逆に、曲がりやすく、限界を超えると折れてしまいます。


もし、折れてきた時のために、店頭で修理ができるようにしておかないといけません。
お客様から処分を依頼された壊れたフレームで練習してみます。
まずは、フレームからクリングスを抜きます。

200729_3.jpg

クリングスの埋め込み部には大きな穴が開いてます。
穴を塞ぐように、固定式のパッドを溶着させるのも一つの手です。
そして、これが一番丈夫です。

200729_4.jpg

しかし、クリングスが高い位置から降りてきている形状の場合、この方法は使えません。

200729_6.jpg

最近はこういうブリッジから降りてくるクリングスが多いです。



再びクリングス仕様にする場合は、穴を塞いでからクリングスを埋め直します。
穴の塞ぎ方にもいろいろな方法が考えられます。

200729_5.jpg

左は、アセテートの端材を、有機溶剤で溶かしたもので塞いでみました。
右は、瞬間接着剤を使っています。

他には、エポキシ接着剤や、紫外線硬化剤なども候補になりますが、
それはおいおいと実験していきます。


完全に乾いてから埋め込み作業に入りたいと思いますので結果は後日。
もしかしたら、メシノタネになるかもしれないので公表しないかも・・・ 

もっとも、ここまで書いたらほとんどメシノタネにもなりませんが。


【追記】

200729_7.jpg

結論として、どちらの方法でも修理は可能でしたが
瞬間接着剤で埋めたほうは強度が低く、引っ張ると抜けてしまいました。
そこで、瞬間接着剤をはがすようにドリルで穴を空け、
再びアセテート材で埋めて、少し土台の大きなクリングスを埋め込んでみたところ
しっかりと接着できています。

TRやウルテムなど、アセテートで溶着できない材質は
瞬間接着剤やエポキシなどで接着しないといけないでしょうが、
接着剤の効きにくい素材なのでどうでしょうか。
当店では前枠がTRやウルテムのフレームは扱っていないので調べようがありませんが・・・



金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報

新型コロナウイルスに負けないように

フレームをオープン陳列していると、どうしても埃が付いてしまいます。
空気清浄機を回して埃を集めていても、それに追いつかず埃が落ちてきます。

それで、在庫しているフレームは、定期的に掃除するのですが、
今は、埃だけではなく新型コロナウイルスにも配慮しないといけません。


当店では、お客様が安心してフレームの試着を出来るように、
エタノール消毒液や、
エタノールを使えないような素材の場合には、コロナウイルスを不活性化する効果のある界面活性剤を使用して、
随時消毒するように努めております。

200512_3.jpg

また、お客様におかれましても、
次のお客様が気持ちよく試着できますように、
試着したフレームは、そのまま陳列台に戻さず、
別テーブルに置くか、私のほうにお預けいただくと助かります。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

テーマ:☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆ - ジャンル:地域情報

前のページ 次のページ