
オクラだったかピーマンだったか・・・
モロヘイヤとかブロッコリーのように長くはなかったかな?
名前は失念してしまいましたが、(笑
確か緑黄色野菜の名を冠した
ナントカグラッシーズという子供フレームのテンプル丁番のコマが折れてきました。
割とよくある破損です。
幸い、当店に同じものの在庫があったので、そのテンプルの片方を外して取り付けました。
余り販売することのないフレームですが、一応、10数本程度の在庫は持っています。
このフレームの良いところは、
えーと、
えーと、良いところは・・・・・
えーっと、良いところねぇ・・・
えーーっと、なんかあったっけ????
あー、ねぇな。正直、良いところは思い付きません。
強いて言うと、「部品が細分化されていて、ひとつひとつは安い」というところです。
今回も、テンプルが折れましたが、モダン(テンプルチップ)は流用していますので、
最低単位の交換で済みました。

逆に、どこが良くないのか?と聞かれると、それこそ山のようにあります。
・テンプルの開き調整ができない
・左右の耳の高さが違う場合の調整ができない
・前傾角、そり角調整ができない
・テンプルの長さが3mm単位でしか調整できない
(鼻パッドを交換することで1mm単位でできますが、そのためには頂間距離を変えないといけない)
・モダン(テンプルチップ)の形状が変えられない
・丁番が折れる
・鼻パッドが壊れやすい
・鼻パッドの角度調整ができない
・鼻パッドにシリコン以外の選択肢が無いざっと挙げるとこんなところ。
細かいところを論うと、素材のグリルアミドのレンズ保持に起因することとか他にもいろいろあるのですが。
良いところが無いのに何で置いとんねん?と訝しがられる方もいらっしゃるでしょう。
それは、これにしかないサイズがあるからです。
37mmとか40mmとか、0歳児から3~4歳児に使えるサイズのものが他にないのです。
他に選択肢がないので、背に腹は代えられず、断腸の思いで、しょうがなく置いているわけです。
もし、国産品で良いものがあれば、ぜひ、そちらを扱いたいです。
(国産品だったらきっとこれより良いものができるはずです)
関係者の皆様、よろしくお願いいたします。
そういえば、最近、めんどくさくて自炊はほとんでしてなくて、
緑黄色野菜不足の食生活が続いていました。
今晩は、トマトでも食うかな・・・
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3歳の斜視・弱視治療用のメガネを調製したお子様の親御さんから
「保育園の園長さんから、動き回ってメガネが飛んで行くと危ないので、
メガネを固定するバンドを付けるように言われた」
という電話がありました。
以下のような部品です。
向かって右が、後頭部を伝って左右を結ぶゴムバンド、
向かって左が、テンプルの先に取り付けて耳介に固定するシリコン製の部品です。

普段使うことはないのですが、在庫としては一応置いてありますので、
ご要望があれば、もちろん付けることは可能です。
ただ小さなお子様の場合、万が一の時には、メガネが顔から外れてくれたほうが、
お顔に対して安全性が高いです。
動き回っている時につまづいて転んだり、誰かとぶつかったりした時に、
むしろメガネは飛んで行ってくれたほうが安全です。
メガネが曲がったら私が幾らでも直しますが、
鼻の骨が折れたりしても私は治せません。
顔をケガするくらいなら、メガネが壊れたほうがまだマシだと思います。
ちゃんとフィッティングして、こまめにメンテナンスをすれば、
この手のパーツは必要ないと思うのですけどね。
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たまにですが、
「エグゼクティブ型」という指定のある処方箋が持ち込まれます。

調節不全のある内斜視や、内よせ過剰の内斜視の矯正に使われる
「すり分け直線分離型」の二重焦点レンズのことです。
遠用と近用の2枚のレンズをフレームに嵌め込んだフランクリン型遠近両用の発展形になります。
レンズが厚くなり、重くもなる欠点はありますが、
小児の場合、近用部を広く取らないと学習に困難が生じるためと、
遠用部と近用部の光学中心が干渉しないので、余計なプリズムが発生しないというメリットがあるため
これを選択するしかないのです。

A型の二重焦点も上部は直線ですが、
台玉に近用加入度数が付いた形になるので、光学中心が合成されてしまい、
近用部の光学中心が所定の場所には無く、近見時の視線に意図しないプリズムが発生してしまいますのでよろしくありません。
遠用部の度数がゼロならば良いのですが、
ほとんどの場合、遠用度数は中等度の遠視のことが多いです。
少子化で、需要は少ないので新規開発は難しいのでしょうが
せめてもう少し屈折率が高い素材で、薄型加工のできるレンズを作って貰えないでしょうか?
屈折率1.67の素材なら、強度もあるのでもう少し薄く作れるのではないかと。
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近視の進行予防についてというページをアップしました。
昨年8月に、拙ブログで書いた記事をまとめたものです。
それ以降、新しい論文の情報なども得ましたので
随時更新していきたいと思います。
また、私が良く読んでおります大阪の竹内眼科さんのブログをご紹介いたします。
https://takeganka.exblog.jp/特にこの記事など、参考になります。
https://takeganka.exblog.jp/32124022/金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102
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以前にもグチをこぼしたことがあるんですけども・・・
→
https://optpal.blog.fc2.com/blog-entry-1139.htmlカボチャだったかパプリカだったか失念しましたが、(笑
何らかの
緑黄色野菜の名前の付いた「
何とかグラッシーズ」というブランドのお子様用フレームがありまして、
これはそのフレームの鼻当てになる部品です。

この1年で、4個目か5個目になるのかな?
もちろん、同一のお子様です。
まあ、この部品はよく壊れます。
この、
何とかグラッシーズ。
売らなくても良いなら是非そうしたいです。
自分の信念に反して、
売りたくないものを仕入れるという苦痛から解放されたいです。
しかし、他の商品で代替えできるサイズやカラーが無い場合があったりするので、
他の選択肢が無いという
最悪の場合には、
不本意ではありますが、
情けなくて涙が出そうになりますが、
断腸の思いではありますが、背に腹は代えられずこのお粗末なフレームをこれを使わざるを得ません。
(回りくどい表現ですが、お察しください)
ちなみにこのお子様の場合、
40mmというサイズと、
「紫色」への強いこだわりがあり、
選択の余地がコレしかなかったという次第です。
このフレームを不満なくお使いになられているユーザーもいらっしゃるでしょうし、
自信を持って販売しているメガネ店もあるかとは思います。
そのことにケチをつけるつもりは毛頭ございません。
ただし、
少なくとも、私には非常に扱いが厄介で、信頼していないということです。
あくまでも
私自身の感想ですのでお気を悪くなさらないでください。
欠点を挙げればいくらでも見つかります。
まず素材の欠点。
軽くて弾力性があり、それなりの強度を持つという部分は良いのですが、
顔幅の微調整が出来ません。

(画像のカラーはブルーです)
一般的に使われてきたプラスチックフレームは、温めることにより柔らかくなって
幅などの調整は自由ですが、この素材はその基本的な調整が出来ません。
柔らかくなるまで温めると、フレームを色付けしているトップコートに皺が寄ったり剥がれたりしてムラが出来ます。

頭の形状の左右差とか、左右の耳の高さの違いとか、そういった個性を無視して作られており、
そもそもの骨格的に合わないと使えません。
また、レンズを保持する力が弱いので、レンズが外れやすい傾向にあります。
それを避けるように大きめに削って無理やり嵌め込むと、
レンズが歪んだりフレームが切れたりします。
使っているうちに幅が広がってきて、ズリ下がるようになっても、上述の理由で直せません。
せめて、前枠とテンプルがこのような形状であれば、

ヤスリで削って幅を広げたり、接着剤で盛ったりすることで幅を狭めたりと
フィッティング調整は可能ですが、

これではどうすることもできません。
そしてイヤピース。
ゴム製のようですが、形が全く変えられません。
もっとアールを強くしたい、弱くしたい、と思うことがあっても、形状は変えられません。

テンプルの長さの調整が、非常に大雑把です。
テンプルに刻まれた穴にねじ止めして長さを変える構造ですが、
設定された穴の間隔が3mmなので、3mm単位でしか変えられません。
穴と穴の間に、自分でネジ穴を作ってやれば、それ以下の微調整も可能ではありますが、
そもそもの設計が間違っているとしか思えません、
鼻パッドに1mm厚か2mm厚のアダプターを付けて調整する方法もあるにはあります。
しかし、その分、頂間距離が変わってしまいます。
離す必要が無いのに離すことになるのは本末転倒です。
サイズが38mmから42mm程度の子供枠は、
2歳から5歳くらいの、眼にとって非常に大事な時期に使われるものです。
この重要な時期に、この「何とかグラッシーズ」しか用意できないという
暗澹たる現状、
非常に情けなく、自分の無力さに腹立たしさすら感じております。
この国の眼鏡業界の技術レベルなら、もっと良いものが作れるに違いありません。日本の眼鏡フレームメーカーに奮起をお願いいたす次第であります。
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