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こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

レンズを新調しました(HOYALUX 望)

加齢性遠視(老人性遠視とも言います)が進んできて、
自分のメガネの度数が合わなくなってきたので、レンズを新調しました。

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フレームは、SilhouetteのTitan colorsという、もう10年以上前のものです。
さんざん使い倒してきたフレームですが、まだ壊れそうにもないので未だに現役です。

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レンズは、HOYAのエクセレントと呼ばれる最上級カテゴリーのインディビデュアルレンズの中では
最も廉価な「HOYALUX 望」です。それでも結構な値段になりますが。
屈折率1.60のもので40,000円程度が実売価格になります。

注文度数と、確認度数というものが記載されていて、
注文度数に対して、頂間距離(角膜とレンズ間の距離)、前傾角、あおり角、レンズ玉型などの
個別のデータを基に補正されたレンズを製作するというものです。
そのためにインディビデュアル(「個人の」「個々の」「独特の」の意)レンズと呼ばれます。

今回は、前傾角もあおり角も頂間距離もオーソドックスな数値になったので
補正の度合いも少ないです。


見え方は、エクセレントの一言です。
側方部のボヤケも少なく、シャープな遠用視野が得られます。
累進帯長が11mmなので、足元のボヤケはしょうがないですが、揺れは気になりません。


では、その下のグレードとは全然違うかと言えばそうでもなくて、
プレミアムグレードのWellnaというレンズ、
ハイグレードのSynchroというレンズと比べても違いはそんなには大きくは無いです。
最近のミドルグレードのレンズの性能が良くなっているので、
ハイエンドのレンズとて、大きな違いは生まれないのです。


前傾角やあおり角が大きい場合、
左右の度数差が大きい場合、
あるいは、乱視が斜乱視で強い場合など、
より高度な補正が必要な場合はインディビデュアルレンズの効果は高いですが
そうじゃない場合は、価格対性能という点では、メリットは小さいかもしれません。

あああ、こんな事を書くと「望」も「雅」も売れなくなってしまうじゃないかっ!


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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累進レンズをモニターしました

レンズメーカーのHOYAより、モニターとして累進レンズを頂戴しました。

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HOYALUX ノゾミ FL167 SFT という商品名で、
HOYAのインディビデュアル累進レンズ群の、もっとも低いグレードのものです。
低いグレードといっても、最高峰のカテゴリに属するレンズですので結構高額です。

この「ノゾミ」の上に、「ミヤビ」「RSi」などのさらに上のグレードが控えているのですが
まあ、販売価格も馬鹿げているので、当店ではあまり用事が無いです。

それはさておき、レンズ名の記号ではありますが、
FL・・・(field)いわゆる遠近両用です。中近だとroomになりますし、近々だとdeskとなります。
167・・・屈折率1.67の素材です。他に1.6、1.74といった屈折率のレンズ素材があります。
SFT・・・コーティングの種類です。他にラピス(ブルーライトカット)Venusguard(帯電防止)など。
となります。


処方レンズの詳細を伝えた時には、
・屈折率1.6のアイアスで良いよ
・コートはVPで良いよ(一番安いコート)
・アンカットで送ってね。(丸い生地)

と言ったはずなのですが、
なぜか、屈折率1.67で、カットされた状態で送られてきました。
コートはSFTなのは、この硝種にはVP仕様が無かったからでしたし、
ナイロールフレームなのでカットレンズのサイズが不正確でも糸の調整でなんとかなりました。



累進レンズとしてはもの凄く良くできています。
加入度数+2.50Dにも関わらず、足元の浮き上がりやボケも少ないですし、
遠用部側方の歪みなどもすごく少ないです。
さすがのHOYAの両面複合累進とインディビデュアル技術のタッグだと感じます。

ただ、横目使いした時に、「色収差」が気になります。
これがあるので「屈折率は1.6で良いよ」と言ったのです。

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(ランドルト環の色のにじみが色収差です。)


色収差の感じ方は個人差がありまして、
私は非常に神経質なのですが、
これまでお客様から色収差についてクレームを受けた記憶はありません。
ということは、私が異常なんでしょうけど・・・^_^;


この「HOYALUX ノゾミ」ですが、HOYA様が非常に頑張った納品価格を提示してきました。
当店も、非常に頑張った販売価格に設定しましたので、
ちょっと良いレンズを使ってみたい、というかたは是非。 


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おまかせで

以前からのお客様で、富山県からウスカルフレームをお求めに来られた女性のかたですが、
今回は、旦那様のメガネを作って欲しいという事で、
ご相談の結果、境目の無い遠近両用レンズに決まりました。

度数が決まり、フレームが決まり、レンズのご説明の際、
おそらく、初めての遠近両用なので、よくわからないということでしょうけれど、
「おまかせで」
とのお言葉をいただきました。
信用して任せて頂けるという意味ではたいへん栄誉なことなのですが、
迂闊にそんなことを言ってはいけません


私の場合だったら、「おまかせで」と言われれば、
自分が最もコストパフォーマンスが高い、
あるいは、もっともお買い得、
お客様にメリットのある
と考えられるものをおすすめはします。

今回は、HOYAの価格体型で
エクセレント>プレミアム>ハイグレード>スタンダード
とランク分けされているレンズ群の(エクセレントが最上位)
ハイグレードに相当するレンズ、HOYALUX Synchroというレンズを使いました。
個人的にも使っていて、非常に掛けやすいレンズと思う銘柄です。


しかしながら、当業界では単価アップに躍起になっている店などもあり、
安易に「おまかせ」などと甘い言葉を囁いてしまうと
1組10万円を超えるハイエンドな累進レンズを入れられてしまうかもしれませんので
ご注意ください。

もちろん、価格が高いことにはそれなりの理由があって、
より高性能なレンズになっているのは多分間違っていないとは思うのですが、
その価格差に見合う性能差かというと、そうでも無いように思います。(個人的な見解です)


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新しい累進レンズ

新しい累進レンズを試してみました。

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以前、大人の事情というエントリーで書いた

HOYALUX Synchro(ホヤラックス シンクロ)というレンズです。
両面シンクロ累進設計という名前ですが、累進面は内面にある内面設計になります。

内面累進設計は、SEIKO社が特許を保有しており、他社が扱う場合は特許料を支払わないといけません。

HOYAは特許料を払いたくないので、
累進構造の縦の要素を外面に、横の要素を内面にした両面複合設計を独自に開発しました。
その時のアピールポイントは、
内面累進では累進帯の実質長が長くなり眼球回旋角が多くなるため近方視がしにくい、
累進の縦の要素を外面に置き、近方視をしやすくした両面複合累進の優位性を大きくアピールしました。

ところが、業界再編で、SEIKOのメガネ部門がHOYAに合併されました。
そうすると今度はHOYAは特許料を払わないで済むばかりか、受け取る側になりました。
すると節操も無く内面累進レンズに手を付け出しました。
そして、そろそろほとぼりが冷めた頃合いと見たのか、

一転して内面累進レンズを発売することになりました。

とは言っても、内面累進であることを極力イメージされないように
両面シンクロ累進設計というちょっと良く分からない呼び方で煙に巻いております。


とまあ、いろいろな事情があるわけですが、肝心なのはレンズの性能と価格です。


レンズ自体は非常に良く出来ていると思います。
遠用部、中心の見え方もシャープですし、側方のボヤケも少ないです。
やはりSEIKOのパシュートCV-Xと良く似たレンズに仕上がっています。

足元の浮き上がりやボヤケもかなり少ないです。
この浮き上がりはパシュートCV-Xの方が少ないかもしれませんが、
手元の見易さはこのSynchroのほうが良いです。


メーカーも頑張った納入価格を出して来てくれたので、
当店も頑張った販売価格を設定しました。
特に初めて累進レンズをお掛けになる方には、慣れやすく使いやすいのではないかと思います。


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トライアルレンズ

通常、メガネの装用度数を決定する際には、「装用テスト」を行います。
「トライアルレンズ」というもので体験していただき、
その結果を踏まえて処方値を決めるという作業です。

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しかし、現在のメーカーの上位クラスの累進レンズには、トライアルレンズそのものがありません。
度数、頂間距離、様々な角度などお客様一人一人のデータを考慮して完全オーダーメードになるので、
(「インディビジュアル・レンズ」と呼ばれます)
汎用的なトライアルレンズは作りようがないからです。


本来なら、お客様に体感していただいて、価格などもご説明した上で、
ご納得いただければ販売ということになるのですが、
トライアルレンズが存在しない以上、その装用テストというステップを踏むことができません。


累進レンズは(価格差ほどの性能差があるかは別として)一般的には高額なレンズの方が性能は良いです。
当然、足元の浮き上がりや周辺部のボケなどといったクレームが減少する可能性はあります。
「お客様に良いものをお勧めしたい」という気持ちもありますし、
クレームが少ないということは、当方にとっても自分勝手な話ですが都合が良いという部分もあります。

しかし、事前に体感できないものに、高い代金を支払っていただくのは忍びないとも思いますし、
そこまで説得力を持ってお客様にお勧めする自信もありません。

今後、販売される新製品の累進レンズには、トライアルレンズがない、というパターンが多くなると思います。
また、高額な累進レンズの場合、トライアルレンズも高額なので、
用意するのも経済的には大変になります。
そもそも、インディビジュアルでないレンズにもトライアルレンズが用意されていないものもあります。

トライアルレンズは直径が約38mmの円形のものが多いですが、
実際に40数ミリから50数ミリあるフレームに組み付けた場合とは見え方が違いますし、
トライアルレンズのように、球面レンズ、円柱レンズ、
場合によってはプリズムレンズ、累進レンズと数枚重ねて装用することは、1枚もののレンズとはまた違いますので、
厳密に言うと、トライアルレンズがあっても、実体験しているとは言いにくい面もあるのですが・・・・
などと書くと身も蓋も無いのですが。^_^;

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幸い、自分が老眼になって、累進レンズを自分の眼で体験できるようになりました。
掛け比べると、レンズごとの癖というか特性が違っていることがわかります。
同じ銘柄でも、累進帯の長さが違うだけで別物にもなります。

その経験則から、お客様の個別の条件にあった累進レンズをご提案できるようにはしておりますが、
一部、トライアルレンズの無い累進レンズを販売しているのは心苦しい部分もあるわけです。

そのあたりは信用していただくしかない、というのがこちらの勝手な都合なのですが、
胡散臭いメガネ屋の胡散臭いオッサンを信用しろというのが無茶なのですけれども。 ^_^;


現在、以前に紹介した「HOYALUX Synchro」というレンズを自分用に発注しました。
価格と性能のバランスが取れていそうなレンズなので期待しています。


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