こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

深視力の誤差

大型免許取得のため自動車学校を卒業したものの、
運転免許センターでの深視力に不合格になったかたの相談を受けております。(現在進行形)


裸眼視力は0.8程度あり、普通免許(現・中型限定)には眼鏡使用の条件は付いておりませんが、
夜間の運転時にだけ、メガネを掛けることもある、という日常の生活です。

そのメガネの度数は
R=Sph-0.75D
L=Sph-1.00D プリズム無し


偏光立体視標では5′程度しかなく、精密立体視は余り良くないです。

両眼開放屈折検査による完全矯正値
R=Sph-0.50D Cyl-0.50D Ax82
L=Sph-1.00D Cyl-0.50D Ax105 2△Base.In


外斜位の矯正をすると、偏光立体視標は1′まで見えました。
ただ、深視力計(三桿テスト)は全くダメです。

眼球運動的には、追随運動は問題ないのですが、跳躍運動は苦手なようです。


原因はコレ!と断定できるならば簡単な話なのですが、そんな簡単なものでもありません。
疑わしい点はいくつか想像は出来ますが。

矯正による見え方の変化に慣れていないだけかもしれませんし、
斜位の放置による、ドイツ式のハーゼ理論でいうところの「感覚神経性変化」なのかもしれません。
あるいは、眼球運動の問題かもしれないし、
もしかしたら、自信の無さからくるメンタルな問題かもしれません。

それでも、簡単なビジョントレーニングとパーナム融像圏の刺激で、
なんとかボーダーライン近くまでは来ました。(2週間目)

不思議なことに、「計ったように2センチ早い」タイミングでボタンが押されます。 ^_^;
すなわち、近付いてくるときには2センチ奥、離れていくときには2センチ手前です。
ただ時折、離れていくときに4~5センチ早くなることがあって、
安心して運転免許センターに行っていただける状態でもありません。
まあ、タイミングが常に早い、というのは、
自身の無さからくる焦りのことが多く、自信が持てれば自ずと直ってくる場合が多いのですけれど。

そして、3週間目。
離れていくときの誤差はやはり計ったように2センチ早いのですが、
近付いてくるときの誤差は減りました。
これで何とかいけそうなのですが、まだ自信なさげなご様子。
まあ、苦手意識が刷り込まれてしまっているので仕方ないです。


深視力は、連続3回の誤差の合計が6センチ以内が合格圏内です。
単純に平均すると2センチですので、2センチが合格圏内と思われているかたも多いです。
2センチと意識すると、非常に狭く感じて自信を無くすかたも多いでしょう。
焦って早く押し過ぎたり、それを意識するあまり押すタイミングを逃したりすると不合格となり、
さらに自信を失う悪循環です。

170711_1.jpg

これは、当店の深視力計の横にある目盛です。
被検者には見えませんが、検者が確認するためのものです。
赤く塗られている部分は前後それぞれ2センチ、すなわち4センチの幅があります。

そう、誤差の許容範囲はたったの2センチではなく、
この4センチある赤いゾーンの中に入れれば良いのです。
焦る必要は無いので、落ち着いてやってみてください。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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