こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

トライアルレンズ

通常、メガネの装用度数を決定する際には、「装用テスト」を行います。
「トライアルレンズ」というもので体験していただき、
その結果を踏まえて処方値を決めるという作業です。

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しかし、現在のメーカーの上位クラスの累進レンズには、トライアルレンズそのものがありません。
度数、頂間距離、様々な角度などお客様一人一人のデータを考慮して完全オーダーメードになるので、
(「インディビジュアル・レンズ」と呼ばれます)
汎用的なトライアルレンズは作りようがないからです。


本来なら、お客様に体感していただいて、価格などもご説明した上で、
ご納得いただければ販売ということになるのですが、
トライアルレンズが存在しない以上、その装用テストというステップを踏むことができません。


累進レンズは(価格差ほどの性能差があるかは別として)一般的には高額なレンズの方が性能は良いです。
当然、足元の浮き上がりや周辺部のボケなどといったクレームが減少する可能性はあります。
「お客様に良いものをお勧めしたい」という気持ちもありますし、
クレームが少ないということは、当方にとっても自分勝手な話ですが都合が良いという部分もあります。

しかし、事前に体感できないものに、高い代金を支払っていただくのは忍びないとも思いますし、
そこまで説得力を持ってお客様にお勧めする自信もありません。

今後、販売される新製品の累進レンズには、トライアルレンズがない、というパターンが多くなると思います。
また、高額な累進レンズの場合、トライアルレンズも高額なので、
用意するのも経済的には大変になります。
そもそも、インディビジュアルでないレンズにもトライアルレンズが用意されていないものもあります。

トライアルレンズは直径が約38mmの円形のものが多いですが、
実際に40数ミリから50数ミリあるフレームに組み付けた場合とは見え方が違いますし、
トライアルレンズのように、球面レンズ、円柱レンズ、
場合によってはプリズムレンズ、累進レンズと数枚重ねて装用することは、1枚もののレンズとはまた違いますので、
厳密に言うと、トライアルレンズがあっても、実体験しているとは言いにくい面もあるのですが・・・・
などと書くと身も蓋も無いのですが。^_^;

171013_2.jpg


幸い、自分が老眼になって、累進レンズを自分の眼で体験できるようになりました。
掛け比べると、レンズごとの癖というか特性が違っていることがわかります。
同じ銘柄でも、累進帯の長さが違うだけで別物にもなります。

その経験則から、お客様の個別の条件にあった累進レンズをご提案できるようにはしておりますが、
一部、トライアルレンズの無い累進レンズを販売しているのは心苦しい部分もあるわけです。

そのあたりは信用していただくしかない、というのがこちらの勝手な都合なのですが、
胡散臭いメガネ屋の胡散臭いオッサンを信用しろというのが無茶なのですけれども。 ^_^;


現在、以前に紹介した「HOYALUX Synchro」というレンズを自分用に発注しました。
価格と性能のバランスが取れていそうなレンズなので期待しています。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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