こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

老人性(加齢性)遠視・その2

最近、仕事をしていて、
何となく手元が見え難い
と感じておりまして、
久しぶりに自分の眼を測ってみたら、

両眼開放屈折検査での完全矯正値
Rv=(2.0*Sph-3.00D Cyl-0.50D Ax90)
Lv=(2.0*Sph-3.25D Cyl-1.00D Ax70)


でした。斜位は検出できませんでした。
(少しあるのですが、融像が強過ぎて偏光視標では検出できません)

ちょうど2年前に老人性(加齢性)遠視という記事を書いたのですが

さらに自分の加齢性遠視が進んでしまったようです。

私は、自分の眼で確かめないと気が済まない性質なので、
しかも、同じ度数で比較しないと正しい比較とは言えないと思うので、
この2年で、すべて別銘柄の累進レンズを10組以上作り変えてきました。
また少しずつ変えていかないといけません。



ということでふたたび業務連絡。(苦笑

レンズメーカーの皆さん、
もし当店に是非とも売り込みたい累進レンズがあるならば

R=Sph-3.00D Cyl-0.50D Ax90 ADD+2.50D
L=Sph-3.25D Cyl-1.00D Ax70  ADD+2.50D

素材は1.60、無色、撥水コートのみ、
ハイエンド商品ではなく、リーズナブルでコストパフォーマンスに優れていると自信のあるレンズを送ってください。
評価の上、採用するか決めさせていただきます。

金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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フレーム情報

当店は、強度近視や丸メガネ、深視力用メガネなどのニッチな分野を得意とする専門店ではありますが、
別にメガネのファッション性を否定するものではなく、
可能な限りお洒落なものも提供したいと考えております。


ただ、どうしても、度数が強めのかたや、プリズムなどを入れることも多いので、
サイズや、レンズ保持の構造などの光学的な部分でフレームに制約があるということはあります。


そこで、当店で取り扱っているフレームの情報を公開しようと、
ホームページを作成しているのですが、
余り得意でない写真撮影と、その画像の加工に手間取り、なかなかはかどりません。

170730_1.jpg

フレーム情報

ホームページの作成自体もこれまでと違う手法を強いられるのでそれも悩みの一つです。
HTMLのtableタグを使って表組みレイアウトしていく従来の方法は慣れていて簡単なのですが、
それではgoogleのモバイルファーストインデックスという方針に反してしまい、
モバイル・フレンドリーではない、と判定されます。


今月末で、当店が決算を迎えることもあり、
本格的に更新できるのは来月の半ば以降になりそうです。

今しばらくお待ちください。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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見えかたと違和感

はじめてメガネを掛けるとき、
あるいは、レンズ度数を大きく変えるとき、
はたまた、はじめての遠近両用レンズを使うとき、などなど、
視界、見え方は変わります。

多くの場合は、見え方を良くするためにメガネを掛けたり度数を変えるわけですが、
見え方が良くなる半面、その変わった見え方が違和感となり、場合によっては不都合となったりします。

見え方が良くなるというメリットと、見え方の違和感というデメリット、
この両者が天秤に乗っかって、メリットが上回れば享受できるし、デメリットが上回ると不都合に感じるのですが、
違和感を回避しようとすれば、見え方を犠牲にしないといけないわけで、
このあたりの妥協点がメガネ処方で一番難しいところです。


基本的に、屈折異常と呼ばれる状態のうち、遠視と乱視は完全矯正するほうが良いです。
低矯正にすると目の疲れに繋がりますので。

近視も、出来るなら完全矯正した方が良いです。
輻輳(寄り目)と調節(ピント合わせ)のバランスも取れますし、外斜位の予防になります。

左右眼の屈折度数に差がある場合も、ヘリングの等量神経支配の法則を鑑みて、
あるいは斜位の予防のためにも、完全矯正出来た方が良いです。

調節異常(不全)である老眼も、低矯正にすると調節性の眼精疲労の原因になりますので、
必要な度数は入れたいです。


しかし、矯正度数を上げて見え易くすると、
「見え過ぎて気持ち悪い」
「見えるけど顔を動かすとフワフワする」
「見えるけど足元が浮き上がる」
などといった違和感が発生します。


「見え過ぎて気持ち悪い」というのは、
逆に言うと、それまで「見え無さ過ぎた」ということです。
視力の良い正視の人が、「見え過ぎて気持ち悪い」と言う事はまずあり得ないです。
本来は、しっかりピントが合って当たり前なのが、人の眼です。
原始の時代には外敵から身を守ったり獲物を得たりするために必要な能力です。


フワフワしたり、足元が浮き上がるのは、良くあることです。
といいますか、度数を変えれば、必ずと言って良いほど起こります。
ただ、その量が気になるか気にならないかの違いです。

気にならない程度に抑えれば、見え方のほうに犠牲がでますので、
その辺の妥協点をなるべく高い位置にしたいわけです。

違和感というのは、気にすればどんどん気になるものです。
なるべく気にしない、というスタンスでいけば良いのですが、
なかなかそうはいかないことも多いのが現状です。


なるべく良質な視界を提供したいと思うのですが、
これは30年以上この仕事をやってきても難しいですね。
日々、お客様毎に勉強です。


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自転車整備の一日

昨25日は定休日でしたが、生憎の雨、梅雨末期の豪雨に見舞われました。
週間天気予報で雨の予感はあったので、特に予定は経てず、
懸案の、4年間、ほとんど整備していなかった自転車の分解整備を敢行しました。

170726_1.jpg

もし来客や宅配便の配達があったら対応できるように、
整備に必要な工具や道具を店に持ち込みました。


私(と息子)が自転車に乗り始めた頃、近くにスポーツ自転車を扱う店が無く、
最寄りの店まで100kmも離れているという状況でした。
パンクや、ちょっとしたトラブルのために、車に自転車を積んで
往復200km走るのも無駄な話なので、インターネットで情報を調べながら自分でやるようになりました。

元々が凝り性ですので、今では専門の高価な工具が必要な作業以外は、すべて自力でやります。


残念ながら、ブレーキやギアのケーブルの取り回しに使うケーブルガイドという工具が届かずに
配線やギア変速の調整は出来ませんでした。
幸い、早起きさえすれば時間の取れる生活リズムなので、
近日中の完成を目指したいと思います。


自転車歴はそこそこ長いですが、元々、特にスポーツをしていたわけでもないので脚力も無く、
また貧血で心肺機能が著しく弱いために、山登りに苦手意識がありました。
それでも、この国で自転車に乗る以上、隣の都道府県や市町村へ行くには大抵、峠がありますし、
ダムへ行くにも坂を登ります。
少しずつ慣れていくしかしょうがないのですが、
今回は「少しでも負担が少なく楽に走れるギア」を導入することにしました。

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脚力の弱い人用に大ギアのついた通称「乙女カセット」と
成長期の脚に負担をかけないようにギアを軽くした「ジュニアカセット」の組み合わせで、
脚と心肺に負担を掛けない14-32Tの「オヤジカセット」を組み立ててみました。

もっとも、ギアが軽くなっても、それに慣れてしまえばやっぱりキツくなるので、
万が一の保険として備えておくようにして、脚力の強化を図らないといけないのですけどね。


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眼鏡履歴

はじめてメガネを掛ける場合はもちろん無理ですが、
メガネを新調する場合は、お使いのメガネをお持ちください。
壊れていても、レンズが割れたり片方が無くなったりしていても、
参考になりますのでお持ちいただけると助かります。


つい先日、お若い女性が、ウスカルフレームに興味を持たれて来店されました。
その時は、コンタクトレンズ装用で、お使いのメガネはお持ちではありませんでした。
コンタクトレンズも、使い捨てのトーリック(乱視入り)レンズという事しかわかりません。
お話では、かなり分厚くて、「人前で掛けられる状態ではない」ということでした。


幸い、お近くのかたで、いつでも再来店できるということでしたので、
一通り、フレームのご説明をしたあと、再来店をお願いしました。


すると、後日、メガネ2本とコンタクトレンズの外箱をご持参のうえご来店いただけました。

コンタクトの度数
R=Sph-9.50 Cyl-1.75
L=Sph-7.50 Cyl-2.25

古いメガネ
R=Sph-9.50 Cyl-2.00 Ax180
L=Sph-7.50 Cyl-2.00 Ax180

新しいメガネ
R=Sph-11.50 Cyl-2.00 Ax180
L=Sph-8.25 Cyl-3.00 Ax180


オートレフの代表値は
R=-12.50 Cyl-3.75 Ax177
L=Sph-8.75 Cyl-5.00 Ax174


でした。

やはりご持参いただいて大正解でした。
眼鏡の履歴もわからずに、このオートレフ値を見たとしたら、
左右差と乱視の強さで、どういう度数まで踏み込めるか、さすがにちょっと戸惑います。

尚、両眼開放屈折検査による完全矯正値は
R=sph-11.50 Cyl-3.00 Ax180
L=Sph-8.50 Cyl-3.75 Ax175 1.0△B.in でした。

幸い、割と最近作ったというメガネは、
人前で掛けるのは恥ずかしいけれど、掛けていても頭痛や見え方の違和感は余り感じ無いということで、
見え方とレンズの厚みを考慮して処方度数を決めました。


特に、強度近視や、眼精疲労などの自覚症状を感じているかた、深視力に困っているかた、
メガネが合っていないと思うかた、あるいは、「自分の眼はちょっと難しいかも?」と思っていらっしゃるかたは、
眼鏡履歴も大切な情報になりますので、是非ともご持参ください。
「合っていないメガネ」も、どういう度数だと具合が悪いのかという参考にもなります。



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丸メガネの加工

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丸メガネの加工が重なりました。
丸メガネの加工は、丸じゃないメガネの加工よりも、手間と気を遣います。

丸メガネのようなリムに角が無い玉型は、ネジが緩んだりするとレンズが回転します。
ですので、レンズが回転しないように滑り止めの加工が必要になります。


また、万が一、回転しても、元通りに戻せるようにしないといけません。
乱視があれば、乱視角を合わせれば元通りにできますが、
球面レンズ(乱視の無いレンズ)の場合は、何かしらの目印がないとレンズの水平がわかりません。
累進レンズの場合は、水平基準線がわかるレンズマークがありますが、
小さい玉型の丸メガネの場合は、片方のレンズマークが削られて無くなってしまう事もあります。

今回は、3つの丸メガネの6枚のレンズのうち、5枚が球面レンズでした。
目立たないように、且つ、確実に、水平がわかるように目印を付けました。
方法は企業秘密ですが。。(大げさ)


丸メガネのレンズが回転すると、
乱視があるレンズでは乱視角が狂います。
乱視角が狂うと、目の乱視とレンズの乱視により、残余乱視が合成され、
 5°ずれると   18%
10°ずれると   34%
15°ずれると   53%
20°ずれると   68%
25°ずれると   84%
30°ずれると  100%
も矯正効果が落ちます。

累進レンズの場合は、乱視角はもちろん、累進部や近用部の視野が欠けます。

球面レンズなら大丈夫かというとそうではなく、
レンズの光学中心の位置が変わる可能性が高いです。
もちろん、乱視レンズでも累進レンズでも同じく、光学中心やアイポイントの位置が変わることになります。
光学中心の位置が変わると、光学的に斜位が発生して、眼精疲労に繋がるかもしれません。

どこのメガネ店でも、レンズの水平がわかるように独自の工夫はされていると思います。
何となく見え方がオカシイ?
と感じましたら、すぐにお買い求めの店で直してもらってください。


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輻輳(寄り目・寄せ目・内寄せ)

前回に続いて輻輳(ふくそう・寄り目、寄せ目、内寄せ)の話。

近くのものをみようとするとき、輻輳とともに、調節縮瞳(しゅくどう・ひとみが縮まる)が起きます。
これらは密接に関係していて、近見反応といいます。

それを踏まえまして、輻輳には4つの種類があると書きましたが・・・

・緊張性輻輳
第一眼位(水平方向・正面を向いた状態)で、平行眼位を維持しているときの内寄せ。
内直筋の緊張によるもので、覚醒時には常に存在し、睡眠時にはありません。

・調節性輻輳
調節に伴う内寄せ。
調節と内寄せとは近見反応として相伴うものですが多少の過不足はあります。

・融像性輻輳
融像に伴う内寄せ。
調節性輻輳は、同じ人でも必ずしも一定していないため、その過不足を調整するために融像性輻輳が必要となります。

・近接性輻輳
物体が近くにあるという感覚によって起こる内寄せ。



隠れ斜視などといわれる、外斜位や間歇性外斜視では、
第一眼位を維持するために、内直筋を収縮させ、平行眼位を保とうとします。
このときに起こる内寄せは、緊張性輻輳と融像性輻輳です。
近くのものを見るときには、これに調節性輻輳と近接性輻輳が加わります。


目を空けている間は、特に内直筋が頑張っています。
目を瞑って休ませるのはもちろん、
遠くを見たり近くを見たりするストレッチ、眼球を上下左右に大きく動かすストレッチなどで、
休ませてあげましょう。

尚、近視のかた、中高年のかたは、硝子体の撹拌により後部硝子体剥離を誘発する可能性があるので、
ゆっくりと動かしましょう。



さて、現在、割と普及しているこんな視力表があります。

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眼前の1m程度のところに置かれる、黒っぽい色をした省スペース検眼機というものです。
画面にはレンズが置かれ、光学的には5m視力表に準ずることになっていますが、
画面の枠、筺体が融像刺激となり近接性輻輳が喚起される恐れがあります。
また、この種類の視力表は視標の背景が黒のことが多く、これも調節の喚起に繋がります。
調節と輻輳は連動していますので、眼位や屈折度数に影響します。

より正確な検査を求めるなら、省スペース検眼機や、3m視力表で検査をすることをやめるべきです。
省スペース検眼機は論外ですが、(騙されて買った私が言うので間違いないです)
3mのスペースがあれば、ミラー反転で5mにできるはず。
ユーザーのために、検査距離はしっかり5mを確保するべきだと思います。


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ためしてガッテン「寄せ目」

昨日、NHKの「ためしてガッテン」で疲れ目特集をやっていました。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170719/index.html

偶然、過日に、拙ブログでも「寄り目のはなし
を書いたところでタイムリーな内容でした。


番組では、確か60人中27人(23人だったかも?)が「寄せ目」が出来なかったとか。
「寄せ目」、正確には「輻輳(ふくそう)」といいます。
輻輳の苦手なかたは少なからずいらっしゃいますが、
うーん、無作為に選んだらそんな割合にはならないと思うんでけど・・・・
以前の「隠れ斜視」の特集で、日本人の半分が予備軍、という内容をやったので、
無理やり合わせてる感じがプンプンします。


そして、寄せ目の出来ないかたの頭部をMRIで撮影していました。
眼を瞑って融像(ゆうぞう・左右の網膜像を脳で融合する)を破ると、眼は安静位を向きます。
MRIを持ちださずとも、遮蔽板で片目を隠して動きを見ればわかるのですが・・・
番組でも行われていましたその方法は、「カバー・アンカバーテスト」というカバーテストの一種です。
遠見時なのか近見時なのかで判断は変わりますが、あの動きなら結構な量の外斜位があると思います。
反対の眼もカバー・アンカバーテストをやって、オルタネイト・カバーテストもやれば、
単なる外斜位なのか、間歇性の外斜視なのか定性がわかりますし、
プリズムで中和すれば定量がわかります。


輻輳は、緊張性、調節性、融像性、近接性の4つの種類がありますが、
主に、近くのものを見ようとするときに調節と縮瞳を伴って起こります。
外斜位があると、遠くを見ているときにも融像性の輻輳が起こりますので、
輻輳性眼精疲労、調節性眼精疲労を感じる可能性は高いです。


番組を見たかたとしては、
輻輳の出来ない60人中27人がすべて眼位が外を向いたかた、という印象を持たれたと思うのですが、
実際には、番組で紹介されたおひとり、もしくは、多くてもうおひとり居る程度だと思います。
斜位は日本人の半分にあるというのは間違いではないですが、その多くは軽微なものです。
輻輳に差し障りのあるほどの外斜位のかたの割合は人口比数%程度です。
よって、おひとりかもうおひとり以外のかたは、単純に輻輳が苦手なだけではないかと・・・。
この番組は、何かと大げさな表現が多いように強く感じます。

さて、外斜位による輻輳の無駄遣いであろうと、単に輻輳が苦手なだけであろうと、
輻輳力を鍛えることは大事なことです。

番組では、疲れ目の対策として、1時間に1分の割合で目を瞑る、
重い疲れ目には「プリズム眼鏡」と紹介していましたが、
輻輳力を強化して輻輳余力を獲得しておくことも眼精疲労対策になります。
→ 「寄り目のはなし


簡単で、短時間に実践できることなので、寄り目が苦手なかたは
是非やってみてください。


尚、番組のHPを見ると、
疲れ目の原因は「寄せ目」が出来ないことにあるようなニュアンスを受けますが、
正確には、前述の、外斜位による輻輳過多に由来する「輻輳性眼精疲労」と、
輻輳により喚起される「調節性眼精疲労」が原因です。


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フィッティングを否定するメガネフレーム

お客様より処分を頼まれたフレームです。
(メーカーが特定されてもいけないので、テンプルのみの画像です。ブランド名も見えないように加工しました))

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前枠は54mmくらいある大きめのスクエアなセルフレームで、
-7.00Dくらいのプラスチックレンズが入っており、
レンズが厚くて恥ずかしい、
ズリ下がるために掛け心地が最悪、
ということで、フレーム交換を依頼されました。

ウスカル会オリジナルフレームに入れ替えて
厚みはスッキリしましたし、ズリ下がらないようにフィッテイングしました。

今回のお題は、ウスカルフレームが素晴らしい、という話ではないので
その写真は割愛します。


さて、問題のこのフレームですが、国産でハンドメイドと書かれています。
この業界に携わるものならば、まあ大体その名前は知られている有名ブランドです。

ズリ下がるのは、ロクにフィッティングが出来ないからです。
縦に極太のセルロイドテンプル、厚みもあります。
耳たぶの頂点に当てる屈曲点を変えられませんし、下方向への角度の調整もほぼ無理です。

これだけぶ厚いと、
新品時に、熱を加えてから曲げても表面に皺が寄ってしまいますし、
古くなってくると上手に加熱しても割れる可能性が高まります。
そんなリスクを負っても、しっかりとは曲げ調整はできません。

できるのは、頭を横に抱き込むように曲げるだけ。
これではすべってしまいズリ下がるのも当然です。


このようなフィッティングを端から拒否するフレームはたまに見ます。
メガネは、最終的にユーザーのお顔に合わせて完成するものですから、
こういうフレームの作りはどうなんだろうと思います。


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すぐ戻ります

時々、こういう張り紙をして店を空けることがあります。

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お隣のコンビニへ行く程度なら張り紙をするまでもありませんが、
郵便局に荷物を出しに行ったり、
ホームセンターに備品を買い出しに行ったり、
らじばんだり、
まあ、数分から十数分で済む用事の場合はこの張り紙を出して出掛けます。


やむを得ず営業時間中に通院などが必要になり、2時間とか空ける場合は、
「○時~○時の間は休業」という張り紙をしますし、HPやブログなので告知もします。


今日は、たまたま祝日で、契約宅配業者の集荷〆切りに間に合わず、
やむなく郵便局まで行きました。
祝日ですので近くの支局ではなく、金沢の中央局です。

祝日だと交通量も多くないので、15分程度で帰ってこられると思っていたら、
やけに信号に引っ掛かるわ、窓口が混雑してるわ、で、結局30分ちょっと掛かってしまい、
たまたまこの時間に来店されたお客様をお待たせしてしまいました。
申し訳ございません。


直接のご来店では無く電話の場合は、張り紙の意味がありません。
休業日以外の場合、もし電話に応対が無かったら、
もしかしたら外出しているタイミングかもしれません。
また数分後にお電話いただければ助かります。

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深視力のコツとか何とか・・・

深視力ネタが続きますが・・・・

昨日、深視力計を自作した例がインターネット上で公開されていないか探していたら、
「深視力検査のコツ」と称して以下のような記述がありました。


1.先に行なう人があって近づけるなら、検査官の後ろから少し早口でカウントし覚える。

2.たしか反転する時にカチッとかガチだか、小さい音がしていたと思うので、それを聞き漏らさない。

3.怒られない範囲で、立ち位置を数センチ横によるのはどうでしょうか?



1)前のかたの終わった位置からスタートするので、スタート位置がランダムです。
カウントをスタートする位置が間違っていたら、元も子もありません。
最も前、最も後ろのポジションがわかるなら、そのポジションに行った時からカウントすれば良いですが、
それがわかるくらいなら、揃った瞬間もわかるはずです。


2)昨日、深視力計の仕組みについて書きましたが、確かに反転する際、レールとランナーの擦れる音が微かににします。
しかし、周囲のざわついた環境の中で、その音が聞き取れるとは思えませんし、
他の騒音と聞き間違えたならばさらに悲惨です。絶対にやめましょう。


3)一窓式のリアル2.5mの機械なら、まあ「有り」かもしれません。
微妙に左右に動きますので、真中に来た時が3本の桿が揃った時です。
しかし、顔の位置を固定されたり、二窓式ミラー折り返しの疑似2.5mの機械ですと、
ほとんど無理です。



残念ながら、上記の「コツ」は真に受けないほうがよろしいかと・・・

さらに以下のような「コツ」も。

もちろん、三桿法の原理はご存じかと思いますが、3本の棒が並んだ場合
・3本の長さが同じくなる。→実は、並んでいない場合は微妙に長さが違う。
・太さが同じくなる。
・3本のピントが均等に合う。



A)確かに長さは変わって見えますが、内部で、桿の最上下が見えないような仕組みになっていますので、
現実には長さの違いでは判断できません。


・太さが同じくなる
・3本のピントが均等に合う。


それはその通りですが、
深視力の苦手なかたは、それがわからないので、「コツ」を求めて彷徨っているのです。


170713_1.jpg

感覚は人によって違います。
3本の桿の
・太さが揃う
・黒の密度が揃う(色が揃う)
・ピントが揃う
などで判断しているかたもいらっしゃいますし、
片方の固定した桿にピントを合わせておいて、動く桿のピントが揃ったタイミングを計るかたもいらっしゃいます。

何度か書いてますが、私などは、3本の棒が二等辺三角形を作っているのが俯瞰的にイメージされます。
三角形の頂点が、手前や奥に行ったり来たりしますが、三角形が直線、あるいは面に感じた時が3本の桿が揃った時です。


尚、ピントが揃ったタイミングを判断基準とする場合の最も基礎的な準備ですが、
ちゃんと2.5m先にピントが合ったメガネを掛けていないことには始まりません。
リアル2.5m式にしろ、ミラー折り返し式の機械でも、固定された両端の桿までは2.5mあります。
ということは、「遠点」が2.5m以上先に無いとピントが合いません。
すなわち、完全矯正値(無調節の状態で平行光線が正しく網膜上に焦点を結ぶ状態)
より0.40ディオプトリー以内の雲霧でないと、2.5m先にピントは合わない計算です。

多くの近視のかたは、0.50D以上の雲霧をされた「弱い」屈折状態のメガネを掛けています。
乱視の度数や軸度もいい加減なことも多いです。
所先生の「低矯正のススメ」の影響もありますし、
検査方法の未習熟から、完全矯正値を得ることが出来ないので、
「弱めにしときますね」とお茶を濁すパターンも多いと思います。

「コツ」も大事ですが、準備も怠ることの無いようにご注意ください。

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単眼視による深視力

以前「単眼視で深視力検査は通るか?」というブログ記事を書きました。


昨日、深視力計を片付ける前に、いつも通り、自分の眼でやってみました。
1度目は、1.0cm、2.5cm、0.5cmで、誤差の合計4.0cmで合格!
合格レベルで出来たのは初めてです。

2度目は、5.0cm、1.5cm、2.0cmで不合格でした。


結構良いところまでは来ているのですが、
まだまだボーダーラインまで来たとは言えません。

両眼では、3本の桿が作る三角形を俯瞰的なイメージで捉えられるのですが、
単眼視の場合は、桿の太さと色の密度で感じるしかありません。
近付いている、離れていく、という感じはわかるようにはなりましたが、
やはり正確に捉えるにはまだ練習が必要です。
ただ、練習さえすれば、いつかはボーダーラインに行けると言う自信は得ました。


単眼視で免許取得を目指したい、というかたの場合、その練習が問題です。
深視力計をいつでも自由に使える、という環境があれば良いのですが、
難しい場合の方が多いのではないでしょうか?

当店も深視力計は、キャスター付きのワゴンの上に乗せて検査スペースの脇に仕舞ってあり、
必要な時に引っ張り出してきて使います。
検査スペースの使用中はもちろん、
合否の判定は誰かが見ていないとわかりませんので、私が手の空いている時にしかお相手はできません。
もっとも、手が空いたら空いたで、経理関係や顧客管理コンピューターのメンテナンス、ホームページの作成など、
やらないといけない雑用がたくさんあるので、いつでもOKというオープンな状況ではないのが現状です。

買うと税込価格で15万円ほどしますので、あまり現実的とは言えません。
練習のために見ることが目的ならば、ボタンとか、判定装置は必要ありませんから、
動かすだけの構造は単純ですのでDIYも可能かと思います。

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モーターと減速用のギアを、チェーンでプーリーと繋ぎ、
レール上を真中の桿が前後に動くようになっています。
黄色の丸の部分がこの装置のミソで、
縦に設置したカーテンレール状の筒に、やはりカーテン部品の「ランナー」のようなものがあります。
このランナーがチェーンに直付けされており、両端のプーリーまで来るとレールの中を上下して
反転していく仕組みです。


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