こちら金沢市のメガネ店OptPal(オプトパル)です

準備はお早めに!

今週の月曜日(26日)のことですが、
掃除などの開店前の準備をしていた10時前、
高校を卒業したばかりの男の子とお母さんが来店されました。
今しがた、県の運転免許センターにて、適性テストの深視力に落ちたとのことです。

所持していたメガネは
R=Sph 0.00D
L=Sph+1.75D Cyl-1.50D Ax180
というものでしたが、最近作ったけれど、全然使っていない、とのこと。

幼児の頃にはもっと強い遠視があったと想像は付きますが、
斜視や弱視の指摘を受けたこともなければ、治療もメガネも経験がないとのことでした。

メガネを見てお話を伺った時点では、
ちょっとやばいかも?というのが頭をよぎりましたが、
幸い、左目の矯正視力は右目よりも落ちますが、
ぎりぎり1.0程度はありましたので、弱視というほどではありませんでした。
そして内斜視でもなくて、むしろ外斜位がありました。


いつも通りに検査を進めて行きますと、
最初は反応は鈍かったですが、結果的に深視力は問題なく出ました。
むしろ問題は時間でした。

こんな時期ですから、すでに入社が決まっていて、
新入社員研修が始まるので、4月1日には東京に発つという日程がすでに決まっています。
つまり、3月30日までに免許を取らないとダメだということです。

本当はレンズを特注したかったのですが、
そんな時間がありませんでしたので、在庫のあるレンズで当日お渡ししました。


いつも書いていることですが、
運転免許の取得、あるいは更新の際は、日程に余裕をもってお臨みください。

特に新規取得の場合は、自動車学校を卒業する前に準備をおすすめします。
在校中に、自動車学校に備えられている深視力計(運転免許センターと同種)で練習して、
自信を持って適性検査を受けていただきたいからです。


金沢市西念4丁目19-26 プレイヤード102 OptPal(オプトパル)

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深視力のアドバイス?

自動車学校を卒業して、運転免許センターの適性検査で不合格になった18歳の男性の相談を受けました。
準中型の限定を解除する免許ですので、深視力検査が必須になります。


メガネやコンタクトの経験は無く、
「見えにくい」という自覚も全く感じていない状況です。

自動車学校の検査でも深視力は全然わからなかったようですが、
自動車学校の職員から、「音を聞け」というアドバイスを受けて
無理やり「卒業させられた」ようです。 (-_-;)

自動車学校にとっては、
教習料受け取って教習が済めば、速やかに卒業して貰いたいでしょうしね。

170712_2.jpg

深視力検査用の三桿計は、
モーターと減速用のギアを、チェーンでプーリーと繋ぎ、
真中の桿はレール上を前後に動くようになっています。
黄色の丸の部分がこの装置のミソで、
縦に設置したカーテンレール状の筒に、やはりカーテン部品の「ランナー」のようなものがあります。
このランナーがチェーンに直付けされており、両端のプーリーまで来るとレールの中を上下して
反転していく仕組みです。

この反転するときに、微妙な音が発生するのですが、
音と音の間をカウントして、その真中で押せば良いという理屈です。

しかし、自動車学校の検査室はともかく、
運転免許センターのざわついた環境の中で、その音が聞き取れるとは思えませんし、
他の騒音と聞き間違えたならばさらに悲惨です。
絶対にやめましょう。


結果的には、自覚を感じていない程度の弱い近視性乱視がありまして、
それの矯正と、ちょっとしたトレーニングで無事に合格圏内まで持って行けました。
まあ、問題なく免許の取得は出来るでしょう。


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混合性不同視

お電話で深視力用メガネのご予約を賜ったお客様が来店されまして、
使用中のメガネを拝見すると

!!

R=Sph-3.00D
L=Sph+1.50D Cyl-1.00D Ax35


くらいの、混合性不同視の度数でした。

不同視というのは、左右眼の屈折度数に差があるものを言います。
(視力の差では無く、屈折度数の差です。)←ここ重要
そして混合性というのは、片目がそれぞれ遠視と近視の場合を言います。

深視力とは精密な立体視のことです。
両眼視機能と呼ばれる両眼のチームワークにおいて最高次元の能力になります。
この精密立体視という機能を阻害するもののひとつが不同視だったりするわけですが、
不同視が大きいのももちろん、混合性なのでさらに難しい予感がしました。

片眼遮蔽屈折検査、不等像視検査を含む両眼視機能検査を経て、
両眼開放屈折検査にて

RV=(1.5*Sph-3.50D Cyl-0.25D Ax120)
LV=(1.2*Sph+2.00D Cyl-1.50D Ax40)


を得ました。
不同視の場合、不等像視(左右眼の網膜像の大きさの違い)や斜位(左右の眼位のズレ)があることも多いですが、
幸いなことに不等像視はほとんどなく、眼位のズレも全くありませんでした。


偏光視標による立体視検査も問題なかったので三桿計で検査をしてみると、
あっけなくボーダーラインはクリアしています。


が、これは私の手柄でもなんでもなく、
かなりの強度な不同視にも関わらず、
これまでしっかりと左右差を付けたメガネを掛けていただいていたお客様の手柄です。

お話を伺いましたところ、
子供の頃は、右目が正視で、左目が強い遠視で、小さい頃からメガネを使用しておられたようです。
そのおかげで、左目も弱視や内斜視にならずに済み、両眼視機能も獲得できていました。
片目が見えていると、メガネを掛けたがらなかったりした結果、
遠視眼の視力が発達できないこともあるので、非常に良かったです。


最初は、さすがにドキッとしましたが、
上手くいって安心しました。

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深視力のコツとか何とか・・・

深視力ネタが続きますが・・・・

昨日、深視力計を自作した例がインターネット上で公開されていないか探していたら、
「深視力検査のコツ」と称して以下のような記述がありました。


1.先に行なう人があって近づけるなら、検査官の後ろから少し早口でカウントし覚える。

2.たしか反転する時にカチッとかガチだか、小さい音がしていたと思うので、それを聞き漏らさない。

3.怒られない範囲で、立ち位置を数センチ横によるのはどうでしょうか?



1)前のかたの終わった位置からスタートするので、スタート位置がランダムです。
カウントをスタートする位置が間違っていたら、元も子もありません。
最も前、最も後ろのポジションがわかるなら、そのポジションに行った時からカウントすれば良いですが、
それがわかるくらいなら、揃った瞬間もわかるはずです。


2)昨日、深視力計の仕組みについて書きましたが、確かに反転する際、レールとランナーの擦れる音が微かににします。
しかし、周囲のざわついた環境の中で、その音が聞き取れるとは思えませんし、
他の騒音と聞き間違えたならばさらに悲惨です。絶対にやめましょう。


3)一窓式のリアル2.5mの機械なら、まあ「有り」かもしれません。
微妙に左右に動きますので、真中に来た時が3本の桿が揃った時です。
しかし、顔の位置を固定されたり、二窓式ミラー折り返しの疑似2.5mの機械ですと、
ほとんど無理です。



残念ながら、上記の「コツ」は真に受けないほうがよろしいかと・・・

さらに以下のような「コツ」も。

もちろん、三桿法の原理はご存じかと思いますが、3本の棒が並んだ場合
・3本の長さが同じくなる。→実は、並んでいない場合は微妙に長さが違う。
・太さが同じくなる。
・3本のピントが均等に合う。



A)確かに長さは変わって見えますが、内部で、桿の最上下が見えないような仕組みになっていますので、
現実には長さの違いでは判断できません。


・太さが同じくなる
・3本のピントが均等に合う。


それはその通りですが、
深視力の苦手なかたは、それがわからないので、「コツ」を求めて彷徨っているのです。


170713_1.jpg

感覚は人によって違います。
3本の桿の
・太さが揃う
・黒の密度が揃う(色が揃う)
・ピントが揃う
などで判断しているかたもいらっしゃいますし、
片方の固定した桿にピントを合わせておいて、動く桿のピントが揃ったタイミングを計るかたもいらっしゃいます。

何度か書いてますが、私などは、3本の棒が二等辺三角形を作っているのが俯瞰的にイメージされます。
三角形の頂点が、手前や奥に行ったり来たりしますが、三角形が直線、あるいは面に感じた時が3本の桿が揃った時です。


尚、ピントが揃ったタイミングを判断基準とする場合の最も基礎的な準備ですが、
ちゃんと2.5m先にピントが合ったメガネを掛けていないことには始まりません。
リアル2.5m式にしろ、ミラー折り返し式の機械でも、固定された両端の桿までは2.5mあります。
ということは、「遠点」が2.5m以上先に無いとピントが合いません。
すなわち、完全矯正値(無調節の状態で平行光線が正しく網膜上に焦点を結ぶ状態)
より0.40ディオプトリー以内の雲霧でないと、2.5m先にピントは合わない計算です。

多くの近視のかたは、0.50D以上の雲霧をされた「弱い」屈折状態のメガネを掛けています。
乱視の度数や軸度もいい加減なことも多いです。
所先生の「低矯正のススメ」の影響もありますし、
検査方法の未習熟から、完全矯正値を得ることが出来ないので、
「弱めにしときますね」とお茶を濁すパターンも多いと思います。

「コツ」も大事ですが、準備も怠ることの無いようにご注意ください。

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単眼視による深視力

以前「単眼視で深視力検査は通るか?」というブログ記事を書きました。


昨日、深視力計を片付ける前に、いつも通り、自分の眼でやってみました。
1度目は、1.0cm、2.5cm、0.5cmで、誤差の合計4.0cmで合格!
合格レベルで出来たのは初めてです。

2度目は、5.0cm、1.5cm、2.0cmで不合格でした。


結構良いところまでは来ているのですが、
まだまだボーダーラインまで来たとは言えません。

両眼では、3本の桿が作る三角形を俯瞰的なイメージで捉えられるのですが、
単眼視の場合は、桿の太さと色の密度で感じるしかありません。
近付いている、離れていく、という感じはわかるようにはなりましたが、
やはり正確に捉えるにはまだ練習が必要です。
ただ、練習さえすれば、いつかはボーダーラインに行けると言う自信は得ました。


単眼視で免許取得を目指したい、というかたの場合、その練習が問題です。
深視力計をいつでも自由に使える、という環境があれば良いのですが、
難しい場合の方が多いのではないでしょうか?

当店も深視力計は、キャスター付きのワゴンの上に乗せて検査スペースの脇に仕舞ってあり、
必要な時に引っ張り出してきて使います。
検査スペースの使用中はもちろん、
合否の判定は誰かが見ていないとわかりませんので、私が手の空いている時にしかお相手はできません。
もっとも、手が空いたら空いたで、経理関係や顧客管理コンピューターのメンテナンス、ホームページの作成など、
やらないといけない雑用がたくさんあるので、いつでもOKというオープンな状況ではないのが現状です。

買うと税込価格で15万円ほどしますので、あまり現実的とは言えません。
練習のために見ることが目的ならば、ボタンとか、判定装置は必要ありませんから、
動かすだけの構造は単純ですのでDIYも可能かと思います。

170712_2.jpg


モーターと減速用のギアを、チェーンでプーリーと繋ぎ、
レール上を真中の桿が前後に動くようになっています。
黄色の丸の部分がこの装置のミソで、
縦に設置したカーテンレール状の筒に、やはりカーテン部品の「ランナー」のようなものがあります。
このランナーがチェーンに直付けされており、両端のプーリーまで来るとレールの中を上下して
反転していく仕組みです。


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